Uberと楽天が提携、アプリ連携で楽天ポイント獲得

楽天ID連携でポイント付与

開催日:12月9日

楽天ID連携でポイント付与
楽天IDを連携すると何が変わるの?
Uber/Uber Eatsのアプリで楽天IDを連携すると、利用に応じて楽天ポイントが貯まる仕組みが始まります。連携はアプリ内設定で行い、付与条件は公式リリースで確認してください。
これっていつから使えるの?
発表は2025年12月9日で、本日付けでアプリ上の楽天ID連携によるポイント付与が開始されています。具体的な反映時期や詳細条件は公式ページで案内されています。

楽天ID連携で始まるポイント連携──発表の概要と導入の仕組み

2025年12月9日(火)19時00分、Uber Japan株式会社、Uber Eats Japan合同会社、楽天グループ株式会社、楽天ペイメント株式会社は、都内で「Uber と楽天 戦略的パートナーシップの推進についての発表会」を開催しました。発表会では、本日付で「Uber」「Uber Eats」のアプリ上で楽天IDを連携することにより、利用に応じて楽天ポイントが貯まる仕組みが開始されることが正式に発表されました。

冒頭では楽天代表取締役会長兼社長の三木谷 浩史氏と、Uber Technologies 最高経営責任者のDara Khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ)氏が登壇し、両社の戦略的パートナーシップの目的や期待する効果について説明しました。アプリ内での楽天ID連携により、日常の移動やデリバリーの利用が楽天のエコシステムと結び付き、ポイント獲得の新たな価値が提供されます。

Uberと楽天の戦略的パートナーシップ推進発表会に両サービスのヘビーユーザーである山口もえさん、ハナコの皆さんが登場 画像 2

導入の技術的・利用面のポイント

発表では、ユーザーが自身のUber系アプリ(Uber、Uber Eats)から楽天IDを連携する手順や、連携後のポイント付与の仕組みについての説明がありました。連携はアプリ内の設定画面から行われ、連携完了後は利用金額や利用頻度に応じて楽天ポイントが付与されます。

詳しい連携手順や条件は公式リリースで案内されています。詳細については発表資料のページを参照してください:
https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/uber_rakuten_2025/

Uberと楽天の戦略的パートナーシップ推進発表会に両サービスのヘビーユーザーである山口もえさん、ハナコの皆さんが登場 画像 3

登壇者と各社の説明──モビリティとデリバリー、決済の現状

発表会では複数の経営責任者が登壇し、各サービスの現状と今後の成長戦略について説明しました。登壇者は以下の通りです。

  • 三木谷 浩史(楽天代表取締役会長兼社長)
  • Dara Khosrowshahi(Uber Technologies 最高経営責任者)
  • 山中 志郎(Uber Japan 株式会社 モビリティ事業 代表 ゼネラルマネージャー)
  • Yulia Brovkina(ユリア・ブロヴキナ、Uber Eats Japan合同会社 代表 ゼネラルマネージャー)
  • 小林 重信(楽天ペイメント株式会社 代表取締役社長)

それぞれの登壇者は、自社のサービスが抱える強みとユーザーの利便性向上に向けた取り組みを説明しました。楽天ID連携は各社の提供価値を結びつけ、ユーザーの「日常利用」をより有益にする点が強調されました。

Uberと楽天の戦略的パートナーシップ推進発表会に両サービスのヘビーユーザーである山口もえさん、ハナコの皆さんが登場 画像 4

各社の現状と数値

説明で明らかになった主な数値やサービス概要は以下のとおりです。これらは連携により相互に作用すると見込まれています。

Uber Japan
国内800社以上のタクシー会社と提携し、47都道府県で配車可能な「Uber Taxi」を提供(2025年12月中)、一部都市では「Uber プレミアム」を展開。自治体やタクシー会社とのパートナーシップによる地域交通サービスも実施。
Uber Eats Japan
2016年9月サービス開始。全国47都道府県で、約12万以上のアクティブ加盟店舗(過去1ヶ月に注文を受けた店舗)と約10万人のアクティブ配達パートナー(過去1ヶ月に注文を届けた配達パートナー)を有する。Uber Directやデリバリーロボットの導入、2025年には保護者アカウントに紐づく13〜17歳向け「Uber Teens」機能を提供。
楽天グループ
コマース、フィンテック、モバイルなど70以上のサービスを展開。約3万人の従業員、世界30カ国・地域で事業を展開する。楽天のエコシステムを通じたポイント活用が今回の連携の核。
楽天ペイメント
2019年4月設立。決済とマーケティングを中核とし「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」などのサービスを提供。2025年度第2回日本版顧客満足度指数(JCSI)調査におけるQRコード決済業種で史上初の3年連続「顧客満足」1位(2025年7月30日時点)を獲得。

ゲストトーク:山口もえさんとハナコが語る日常での活用術とクイズの内容

発表会にはスペシャルゲストとして山口もえさんとお笑いトリオ・ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)が登壇し、実体験に基づくサービス活用法や、ポイント連携への期待を語りました。トークセッションは日常の具体的なシーンに落とし込んだ利用例が中心でした。

ゲストは「Uber」「Uber Eats」を日常的に利用しているヘビーユーザーとして、実際の使い方や工夫を紹介し、楽天ポイントとの連携でのメリットを共有しました。

ゲストの発言と利用シーン

  • 岡部(ハナコ):共働きの家庭で、食事準備の時間を短縮するためにUber Eatsを週に近い頻度で活用していると述べ、夫婦の時間や家事の負担軽減に役立てていると説明。
  • 秋山(ハナコ):食事以外の日用品の注文にもUber Eatsを活用。コント用の道具や衣装で両手がふさがる場面が多く、帰宅途中に必要なものを注文して受け取るといった具体的な利用法を紹介。
  • 山口もえ:子どもの習い事の送迎に「Uber Teens」を活用するなど、タクシー系サービスや配達サービスを子育てや自分の時間の確保に利用していると語った。また、楽天ポイントについては「ほぼ全ての場所でポイントを貯められ、使いやすい」と日常的なポイ活手法を共有。

クイズの出題と回答

トーク後には3問のクイズが行われ、来場者とゲストが「お得さ」を再認識する機会となりました。

  1. Uber Oneに関する問題:出題では「Uber Eatsを月に2回以上利用している人なら、Uber Oneに加入したほうがお得になる」という設問があり、ゲストは5回以上と予想するなど盛り上がりを見せました。秋山さんはそのお得さを強調しました。
  2. 楽天ポイントの累計発行ポイント数に関する問題:正解は5兆ポイントを突破している、という問題で、菊田さんが正解しました。ゲストはポイントの幅広い利用可能性や旅行などでの利用も含め、その価値を再確認しました。
  3. (その他の出題も含め)クイズを通じて、普段利用するユーザーでも知らなかった活用法や得するポイントの貯め方が明らかになり、今後の利用拡大への期待が示されました。

発表会の総括と主要ポイントの整理

今回の発表会は、移動(Uber)、デリバリー(Uber Eats)、決済・ポイント(楽天、楽天ペイメント)という日常生活に密接なサービス領域が連携することで、ユーザーにとっての利便性向上とポイント還元の両面で価値を提供する施策が示されたことが最大のポイントです。

登壇企業は各々の強みを持ち寄り、楽天ID連携によるポイント付与や、既存の会員基盤を通じた相互流通を促進することで、利用頻度向上や新たな顧客体験の創出を図る意図を説明しました。

項目 内容
発表日時 2025年12月9日(火)19時00分
発表企業 Uber Japan株式会社、Uber Eats Japan合同会社、楽天グループ株式会社、楽天ペイメント株式会社
主要内容 「Uber」「Uber Eats」アプリ上で楽天IDを連携することで楽天ポイントが貯まる仕組みを開始
登壇者 三木谷 浩史(楽天)、Dara Khosrowshahi(Uber)、山中 志郎(Uber Japan)、Yulia Brovkina(Uber Eats Japan)、小林 重信(楽天ペイメント)
スペシャルゲスト 山口もえ、ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)
重要な数値 Uber:国内800社以上のタクシー会社と提携、47都道府県で配車可能/Uber Eats:12万以上のアクティブ加盟店舗、10万人のアクティブ配達パートナー/楽天:70以上のサービス、約3万人の従業員
楽天ポイント累計 累計発行ポイント数は5兆ポイントを突破(クイズの正解として提示)
参考リンク https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/uber_rakuten_2025/
https://www.ubereats.com/jp
https://www.uber.com/jp/ja/about/
https://corp.rakuten.co.jp/
https://payment.rakuten.co.jp/

最後に、今回の発表は実利用者の声と企業の戦略が重なった場となりました。発表内容の詳細や技術的な連携方法、ポイント付与の条件などは公式発表ページに掲載されていますので、利用を検討する際は公式情報を参照してください。

以上をまとめると、今回のパートナーシップは日常の「移動」と「受取」を結び付ける利便性の向上と、楽天ポイントを軸にした価値還元の両面でユーザーに新たな選択肢を提示するものです。発表会で示された数値や機能、ゲストの利用例は、その意図と実装の方向性を具体的に示すものでした。