スカイベリーpro公式サイト刷新、事例とBCP情報を追加
ベストカレンダー編集部
2025年12月10日 11:10
スカイベリーpro刷新
開催日:12月10日
スカイベリーpro®サイトが刷新 — 目的と公開日時
a2network株式会社は、2023年1月にサービスを開始した通信冗長化ソリューション「スカイベリーpro®」の公式サイトを全面リニューアルし、2025年12月10日(水)10:00に新サイトを公開しました。新サイトの公開により、サービスの基本情報に加えて導入事例やBCP(事業継続計画)に関する考え方を含む多数の情報が閲覧可能となっています。
公開された新サイトのURLは https://skyberrypro.jp/ です。公開時刻や日付は公式の発表に基づいており、アクセス開始は2025年12月10日10:00からとなります。サイトトップページのイメージも刷新され、情報の検索性や導入検討に必要な資料ダウンロード、問い合わせ窓口への導線が明確化されています。
リニューアルの背景
スカイベリーpro®は災害や事故などによる通信障害発生時に自動で通信経路を切り替え、利用者が意識せずに通信を継続できることを特徴とするサービスです。サービス開始以降、電子決済の通信冗長化やオフィス内の光回線不具合への備え、山間部での通信確保、遠隔地医療の車載通信システムなど、多様な用途で採用されています。
今回のサイト刷新は、こうした実運用で得られたノウハウや導入事例を一つにまとめ、通信のBCP対策を検討する顧客にとって具体的かつ最新の情報を提供することを目的としています。MVNOとしての特性を生かしたサービスの仕組みや導入フロー、料金情報をわかりやすく提示する設計となっています。
スカイベリーpro®の機能と導入で期待される活用シーン
スカイベリーpro®は、複数の通信経路を用いて自動的に最適な回線へ切り替えることで、通信の途切れを防ぐことを目指したソリューションです。これは単なる回線の二重化にとどまらず、MVNOという事業形態を活かした柔軟な通信冗長化を実現します。
具体的な活用シーンとして、以下のような事例が挙げられます。導入事例ページには自治体、大規模イベント、電子決済事業者、遠隔医療、車載システムなど多数の事例が掲載されています。
- 電子決済事業における通信冗長化:決済端末の通信が途絶えないようにすることでトランザクション停止リスクを軽減
- オフィスの光回線不具合対策:社内ネットワークの冗長化により業務停止を回避
- 山間部や通信が不安定な地域での通信確保:電波が弱い場所での通信補完
- 遠隔地医療の車載システム通信:医療機器間の通信を維持し、遠隔治療やデータ伝送を支援
- 自治体や大規模イベントでの通信障害対策:来場者や運営側の通信確保による安全性の向上
技術的な位置づけとMVNOの利点
スカイベリーpro®はMVNO(仮想移動体通信事業者)として提供されるため、特定のキャリアに依存しない通信経路の選定が可能です。これにより単一キャリア障害の影響を低減し、通信の冗長化を柔軟に設計できます。
MVNOの特性を生かすことで、地域特性や導入先の運用要件に合わせた構成が取りやすく、運用コストと可用性のバランスをとった提案が可能です。サイトではこのような技術的背景や導入メリットの説明が図解や事例とともにまとめられています。
新サイトで追加されたコンテンツと利用方法
リニューアルにより、ユーザーがBCP対策を検討する過程で必要となる情報が一カ所に集約されました。料金情報、導入の流れ、導入事例、BCPの考え方に関する解説など、意思決定に資するコンテンツが増強されています。
新サイト上で利用可能な主な機能やコンテンツは以下の通りです。これらは導入前の調査から導入後の運用支援まで、段階的に参照できる構成になっています。
- サービス概要と技術説明:スカイベリーpro®の基本機能、MVNOの仕組み、冗長化の仕組み
- 料金情報:導入形態別の料金の目安(詳細は問い合わせで確認)
- 導入の流れ:問い合わせから設計、導入、保守までのプロセス
- 導入事例ページ:自治体、大規模イベント、企業導入、遠隔医療などの具体事例
- BCPに関する解説ページ:通信のBCP対策を立案する際のチェックポイントや考え方
- 資料ダウンロード:導入検討用の資料やホワイトペーパーの提供
- お問い合わせフォーム:見積り依頼、技術相談、資料請求などを受け付ける窓口
提供地域と事業展開
a2networkは日本国内のみならずアジア、ヨーロッパでもモバイルサービス事業を展開しています。スカイベリー®やベリーeSIM®などのプロダクトラインとともに、国境を越えて利用できるモバイルWiFiサービスやeSIMサービスを提供しています。
この国際展開の経験が、複数キャリアに依存しない通信冗長化や海外での通信確保といったスカイベリーpro®の設計・運用にも反映されています。サイトでは海外利用に関する考慮点や導入時の留意事項についても情報提供が行われています。
a2networkの会社情報と事業内容
a2network株式会社は「繋ぐ」をテーマに、MVNO事業者として通信インフラを支えることを目的に事業を展開しています。ユニークさを重視したサービス提供により、生活インフラとしての通信を支える役割を果たしています。
以下に、プレスリリースに記載された会社概要を詳細に示します。所在地や代表者、設立年月日などの基本情報を含めています。
- 会社名
- a2network株式会社
- 代表者
- 門田 朗人
- 設立
- 2005年11月9日
- 所在地
- 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目8-1 アルコタワー7階
- URL
- https://www.a2network.jp/
- 事業内容
- 仮想移動体通信事業(MVNO)、仮想移動体通信事業者支援事業(MVNE)
同社は「スカイベリー®」「ベリーeSIM®」「スカイベリーpro®」といった製品・サービスを通じて、国内外で途切れない通信の提供を目指しています。規模の追求ではなく、ユニークな価値を提供することを理念に掲げています。
記事のまとめ(要点整理)
以下の表は、本記事で取り上げたスカイベリーpro®サイトリニューアルに関する主要な情報を整理したものです。公開日時、URL、サービス開始時期、主な活用事例、会社概要などを一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイト公開日時 | 2025年12月10日 10:00 |
| サイトURL | https://skyberrypro.jp/ |
| サービス開始 | 2023年1月(スカイベリーpro®サービス開始) |
| 提供エリア | 日本、アジア、ヨーロッパ |
| 主な利用シーン | 電子決済の通信冗長化、オフィスの光回線障害対策、山間部の通信補完、遠隔地医療の車載通信、自治体・大規模イベントの通信障害対策 |
| 主なサイト機能 | サービス概要、料金情報、導入の流れ、導入事例、BCP解説、資料ダウンロード、お問い合わせ |
| 会社名・所在地・代表 | a2network株式会社 / 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目8-1 アルコタワー7階 / 代表:門田朗人 |
| 事業内容 | 仮想移動体通信事業(MVNO)、仮想移動体通信事業者支援事業(MVNE) |
新サイトで提供される情報は、通信のBCP対策を検討する組織にとって導入判断の材料となるよう設計されています。技術的な背景、導入事例、料金や導入フローといった実務に直結する情報が整理されており、必要に応じて資料ダウンロードやお問い合わせを通じて詳細確認が可能です。