WAKKA、しまなみ海道の支援が地方創生大臣賞を受賞

WAKKAが地方創生大臣賞受賞

開催日:12月9日

WAKKAが地方創生大臣賞受賞
WAKKAって何する会社なの?
愛媛県大三島にある総合ツーリズム施設で、ホテルやカフェに加えて2018年から始めたサイクリング支援を軸に旅行手配や体験サービスを提供しているよ。
どんなサービスが評価されたの?
サイクルタクシー(車両・ボート)、E-Bikeレンタル、しまなみ全域13ポートのシェアサイクル、荷物配送やマイカー回送、出張修理、工具貸出、リフレッシュパック等の12種だよ。

しまなみ海道の魅力を形にしたサイクリング支援が国の表彰を受ける

WAKKA(運営会社:株式会社わっか、代表取締役:村上あらし)は、サイクリングサポートサービスにおいて第5回日本サービス大賞 地方創生大臣賞を受賞しました。主催は公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会であり、日本における優れたサービスを顕彰する制度の一つです。プレスリリースは2025年12月10日 00時00分に発表されています。

授賞式は2025年12月9日に行われ、WAKKAの担当役員である村上支配人が、黄川田仁志地方創生大臣から表彰を受けました。受賞理由はWAKKAが提供するサイクリングサポートサービス群が「しまなみ海道の魅力を世界へ!12種のサイクリングサポート」として評価されたことにあります。この記事では受賞の経緯、サービスの全容、利用状況や背景、そして受賞式での発表内容をできる限り正確に伝えます。

WAKKAが日本サービス大賞「地方創生大臣賞」を受賞 画像 2

WAKKAの施設構成とサイクリング支援の位置づけ

WAKKAは愛媛県今治市の大三島に所在する総合ツーリズム施設です。施設の事業構成としてはホテル、サイクリングサポートサービス、カフェレストラン、旅行代理店、各種体験アクティビティの提供が挙げられます。複数の事業を組み合わせ、観光客の滞在と移動をワンストップで支援する形をとっています。

その中でも今回評価されたのはサイクリングサポートサービス部門です。WAKKAは2018年からこのサービスの提供を開始し、「しまなみ海道のサイクリングのお悩みを全て解決する」という信念の下、顧客とのコミュニケーションや社内でのアイデア募集を通じてサービスを拡充してきました。その結果、12種類のサービスにまとまり、地域の観光資源であるしまなみ海道の利便性向上に寄与しています。

受賞対象となった12種類のサイクリングサポート

受賞対象は下記の12種類のサイクリングサポートサービスです。名称はプレスリリースの表記を忠実に記載します。

  • 1. サイクルタクシー(車両)
  • 2. サイクルタクシー(ボート)
  • 3. レンタサイクル返却代行サービス
  • 4. 当日手荷物配送サービス
  • 5. サポートカーサービス
  • 6. マイカー回送サービス
  • 7. ガイドサイクリング
  • 8. レンタサイクル(最高クラスE-Bike)
  • 9. シェアサイクル(ローカル船利用を意図した港配置を中心としたしまなみ海道全域の13ポート)
  • 10. 出張修理
  • 11. 工具無料貸出
  • 12. リフレッシュパック(シャワー+着替え+ランドリー)

これらは単独での利用も可能ですが、組み合わせることで移動・滞在・荷物処理・メンテナンスなど幅広いニーズをカバーする意図で設計されています。特に「シェアサイクル」はしまなみ海道全域の13ポート配置を掲げている点や、「レンタサイクル(最高クラスE-Bike)」の導入などが特色として挙げられます。

受賞に至る背景と利用状況の実態

WAKKAは2018年のサービス提供開始以来、利用者やスタッフからの意見を取り入れながら段階的にサービスを拡張してきました。プレスリリースでは「お客様とのコミュニケーションや社内での闊達なアイデアの募集などからサービスを追加していき、振り返れば12種ものサービスとなっておりました」と記されており、現場起点での改善が受賞の基礎になったことがうかがえます。

利用状況に関しては全サービスのいずれも利用が多く、しまなみ海道でサイクリングを楽しむ際に「安心・安全・利便性」を提供していると報告されています。特に近年はインバウンド(海外からの旅行者)による利用が顕著で、複数のサービスを組み合わせて旅程を作る英語対応のサイクリングコンシェルジュ利用が急増しているとされます。これらの状況は地域観光の国際化や、体験型観光ニーズの高まりと整合します。

利用者ニーズとサービスの関係性

サイクルタクシーやマイカー回送、当日手荷物配送といった物流・移動支援は、長距離の自転車旅行における負担軽減を目的としています。また出張修理や工具貸出は技術的な不安を解消し、リフレッシュパックは滞在中の快適性を高める役割を果たします。これらを総合的に提供する点が、評価の一因と考えられます。

加えて英語でのコンシェルジュサービスの増加は、外国人旅行者の行程設計やサービス利用の敷居を下げ、地域全体の受入体制としての価値を高めています。プレスリリースは具体的な利用件数や売上を示していませんが、利用の多さと英語対応の伸長が明記されています。

授賞式の概要、代表のコメント、関連情報

授賞は2025年12月9日に行われ、WAKKAの村上支配人が黄川田仁志地方創生大臣から表彰を受けました。組織名や役職名はプレスリリースの表記に従っています。主催は公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会という公的性格のある団体です。

村上代表(代表取締役:村上あらし)は受賞に際して、今回の受賞は「お客様やスタッフのお陰で生まれたサービス」であると述べ、あらためて感謝の意を表明しています。併せて「まだまだ改善・成長が必要なサービスではございますが、今後とも皆様の温かいご支援、ご指導ご鞭撻を賜れますよう、何卒お願い申し上げます」との意向を示しています。これらの発言はプレスリリース本文からの引用です。

サイクリングサポートサービスの詳細は公式ページで案内されています。関連リンクは以下の通りです。

詳細情報
https://wakka.site/12866
運営会社
株式会社わっか(代表取締役:村上あらし)
所在地
愛媛県今治市 大三島

受賞内容の要点整理

受賞の対象はWAKKAが提供する12種のサイクリングサポートであり、評価は地域創生の観点からなされたものです。授賞は2025年12月9日、表彰者は黄川田仁志地方創生大臣で、発表は同年12月10日に行われています。組織的には宿泊・飲食・旅行手配・体験を合わせた総合ツーリズム施設としての強みが、今回の受賞に結び付いたと読み取れます。

以下の表はこの記事で示した主要な情報を整理したものです。記事の締めとして、受賞の概要を確認できます。

項目 内容
発表日時(プレスリリース) 2025年12月10日 00時00分
受賞 第5回日本サービス大賞 地方創生大臣賞
受賞対象 サイクリングサポートサービス(「しまなみ海道の魅力を世界へ!12種のサイクリングサポート」)
授賞日 2025年12月9日
表彰者 黄川田仁志 地方創生大臣
受賞者(代表) 担当役員:村上支配人(株式会社わっか、代表取締役:村上あらし)
施設所在地 愛媛県今治市 大三島
サービス開始年 2018年
受賞対象サービス(12種) サイクルタクシー(車両)、サイクルタクシー(ボート)、レンタサイクル返却代行サービス、当日手荷物配送サービス、サポートカーサービス、マイカー回送サービス、ガイドサイクリング、レンタサイクル(最高クラスE-Bike)、シェアサイクル(しまなみ海道全域の13ポート)、出張修理、工具無料貸出、リフレッシュパック(シャワー+着替え+ランドリー)
関連リンク https://wakka.site/12866

以上がWAKKA(株式会社わっか)が発表した受賞内容と、受賞に関わる主要事項の整理です。プレスリリースの記載に基づき、受賞の趣旨・サービスの内訳・運営者情報・授賞の実務的な経緯を網羅してまとめました。

参考リンク: