八鍬みちるが日本代表に選出 2026世界大会へ挑む
ベストカレンダー編集部
2025年12月10日 05:49
八鍬みちる日本代表選出
開催日:12月9日
山形県代表・八鍬みちるが日本代表に選出されるまでの軌跡
2025年12月9日、ビューティ&ウェルネス専門職大学内「Grand Hall」で開催された「2026ミス・インターナショナル日本代表選出大会」において、山形県代表の八鍬 みちるさんが2026年の日本代表に選ばれました。大会は15:00から17:30(開場14:00)に実施され、全国から選ばれたファイナリスト25名が出場しました。
八鍬さんは、審査員から「全ての審査でバランスが整っていた」との高い評価を受け、外見の美しさのみならず表現力や品格、内面の成熟度において審査員の圧倒的支持を集めました。来年開催予定の「第64回ミス・インターナショナル世界大会2026」では、日本の“美と平和の親善大使”として世界の舞台に臨みます。
八鍬みちるさんの背景についても大会内で紹介されました。普段はM&Aコンサルティング会社に勤務しながら、日本文化の継承に取り組んでおり、山形県の祖母から受け継いだ華道を継続していることが明かされました。こうした文化的背景や職業上の経験が、スピーチや所作に深さを与えたことが評価につながったと見られます。
八鍬さんは受賞後のコメントで、母と祖母への感謝を述べるとともに、「美と平和の親善大使」として教育の機会を広げる社会貢献活動に取り組む意志を示しました。彼女は自身の経験を踏まえ、すべての子どもたちが教育を受けられる社会を目指す活動計画を示しています。
審査の構成と当日の進行──多面的な評価で選ばれた日本代表
大会当日は、着物審査・水着審査・ドレス審査・英語と日本語によるスピーチ審査など、複数の観点から候補者を評価する多角的な審査が行われました。特に着物審査は、日本文化を象徴する重要な場面として各地域代表が色とりどりの着物をまとって登場し、文化的表現力も評価対象となりました。
審査は外見だけでなく、国際親善大使としての資質、スピーチ力、知性、社会貢献に対する意欲などが総合的に判断される仕組みです。大会の趣旨は、外見的な美しさにとどまらず、国際交流や友好親善、社会貢献活動を通じた相互理解の増進にあります。
審査項目の詳細と評価のポイント
審査項目は以下の通り行われ、各項目に応じて候補者の総合力が評価されました。審査員は外見、表現力、知性、文化的理解、チャリティ志向などを基準に採点しています。
- 着物審査:日本文化の表現力、所作、伝統への理解が重視される
- 水着審査:ボディバランスや健康的な美しさを評価
- ドレス審査:ステージ上での存在感、所作、礼儀作法などを評価
- スピーチ審査(日本語・英語):国際親善大使としての発信力、論理性、誠実さを評価
大会当日の審査を通じて、八鍬さんは各項目での表現力と品格が際立ち、審査員の支持を得ました。大会説明によれば、厳正な審査を経て25名のファイナリストから日本代表が選出されました。
着物審査の意義と地域性の表現
着物審査は日本文化を象徴する場面として、各地域代表がその地域の特色や伝統を表現する機会になりました。色彩、文様、帯の結び方や立ち振る舞いまで、文化に根差した表現が審査の評価対象となります。
この審査は単に衣裳の美しさを競うだけでなく、候補者それぞれが文化的背景をどのように理解し、表現しているかを判断する時間でもありました。八鍬さんは祖母から学んだ着付けや日本文化の知識をもとに、着物審査でも高く評価されました。
入賞者と特別賞、舞台で交わされた言葉
大会では日本代表の選出に加えて、2位・3位の入賞者や特別賞が発表されました。特別賞は4種類が選出され、それぞれパーフェクトボディ賞、ビューティスキン賞、ハッピースマイル賞、WEBジェニック賞として表彰されました。
報道資料の写真キャプションには入賞者として上野 央楽さん、八鍬 みちるさん、藤野 美和さんなどの名前が記載されています。また別カットには上野 央楽さん、齊藤 ゆいんさん、齋藤 優花さん、松村 伶さんの名前が確認できます。大会主催側は各賞の受賞者を選出し、公式に発表しました。
2025年ミス・インターナショナル日本代表であり「ミス・フレンドシップ」を受賞した能﨑 愛さんも壇上に登場し、1年間の活動を振り返りました。能﨑さんは「美しさには人をつなぎ、笑顔を生み出す力があることを学んだ」と述べ、日本代表の肩書はクラウンを外した後の生き方で示されると語り、八鍬さんへ「日本代表というタイトルは“魔法のパスポート”です。どうか自分らしさを胸に、自由に羽ばたいてください。」と応援メッセージを送りました。
大会は八鍬さんのスピーチによって締めくくられ、彼女は母と祖母への感謝、世界大会に向けた緊張と決意、教育の機会創出に対する取り組み意志を改めて表明しました。
大会概要・主催団体とミス・インターナショナルの背景
今回の大会を主催したのは一般社団法人国際文化協会(ICA)です。同協会は所在地を東京都中央区に置き、会長は下村朱美氏が務めています。ICAは1969年4月に外務省の外郭団体として認可され発足し、以来「相互理解による世界平和の実現」と「国際社会における日本の正しい理解」をスローガンに、文化交流や人物交流などの事業を展開しています。
「ミス・インターナショナル」は正式名称を「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント」といい、1960年に米国で誕生しました。1970年の日本万国博覧会開催を契機に開催権が日本に移され、以降、国際平和を願う代表が“美と平和の親善大使”として集う場となっています。大会では平和の祈りや主催国である日本の魅力の発信、緑化推進運動やフォーラム、チャリティーイベントをはじめとする社会貢献活動を通じて国際交流を深めています。
本大会の主な開催情報は以下の通りです。
- 名称
- 2026ミス・インターナショナル日本代表選出大会
- 開催日
- 2025年12月9日(火)15:00〜17:30(開場14:00)
- 会場
- ビューティ&ウェルネス専門職大学内「Grand Hall」
〒224-0012 神奈川県横浜市都筑区牛久保3丁目9−3 - 出場者
- ファイナリスト25名
- 主催
- 一般社団法人国際文化協会
大会に関するお問い合わせは一般社団法人国際文化協会(TEL:03-6757-6505、受付時間:月〜金 10:00〜17:00、土日祝除く)およびメール(info-j@miss-international.org)で受け付けられています。公式情報は「ミス・インターナショナルJAPAN」公式ホームページ(https://www.miss-international.org/jp/)にも掲載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 2026ミス・インターナショナル日本代表選出大会 |
| 開催日 | 2025年12月9日(火)15:00〜17:30(開場14:00) |
| 会場 | ビューティ&ウェルネス専門職大学内「Grand Hall」 〒224-0012 神奈川県横浜市都筑区牛久保3丁目9−3 |
| 出場者 | ファイナリスト25名 |
| 日本代表 | 八鍬 みちる(山形県代表) |
| 世界大会 | 第64回ミス・インターナショナル世界大会2026(出場予定) |
| 審査項目 | 着物審査・水着審査・ドレス審査・英語・日本語スピーチ審査 |
| 特別賞 | パーフェクトボディ賞・ビューティスキン賞・ハッピースマイル賞・WEBジェニック賞 |
| 主催 | 一般社団法人国際文化協会(ICA) |
| 問い合わせ | TEL:03-6757-6505(平日10:00〜17:00) メール:info-j@miss-international.org |
| 公式サイト | https://www.miss-international.org/jp/(ミス・インターナショナルJAPAN) |
この記事では2026ミス・インターナショナル日本代表選出大会の開催経過、審査の構成、入賞者と特別賞の概要、主催団体の情報までを整理して伝えた。今後は八鍬みちるさんが日本代表として世界大会に臨む過程で行う社会貢献活動や国際交流の取り組みに注目が集まる。
参考リンク: