ローソンATMで「アルプスPay」現金チャージ開始、白馬・小谷に対応
ベストカレンダー編集部
2025年12月9日 16:37
アルプスPay現金チャージ開始
開催日:12月9日
ローソン銀行ATMから「アルプスPay」への現金チャージが利用可能に
株式会社ローソン銀行は、2025年12月9日14時に発表したプレスリリースで、長野県白馬村(村長:丸山 俊郎)および長野県小谷村(村長:中村 義明)と「ATMチャージ」の利用について合意し、両村が発行するデジタル地域通貨「アルプスPay」への現金チャージサービスを開始したことを明らかにしました。
この合意により、全国に設置されたローソン店舗などの約14,000台のローソン銀行ATMで、24時間365日※の原則で「アルプスPay」へ現金チャージが可能となり、利用者の利便性が向上します。なお、システムメンテナンス時にはサービスが一定期間停止する場合があります。
関係者と提供されるサービスの位置付け
「アルプスPay」は、白馬村と小谷村の地域内加盟店での購買に使用できるデジタル地域通貨です。利用者はスマートフォンアプリをインストールし利用者登録を行った上で、現金チャージを行うことで、加盟店でのキャッシュレス決済、クーポンの利用、利用者間の個人間送金などが利用できます。
本サービスは、フィノバレー(株式会社フィノバレー、本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平)が提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用しています。ローソン銀行とフィノバレーの連携は2024年7月に開始されており、今回の提携によりローソン銀行ATMで現金チャージが可能なデジタル地域通貨は合計で8通貨となりました。
利用開始の範囲と利用時間、対象ATMについて
ローソン銀行が発表した内容によると、サービス対象は全国のローソン銀行ATM(ローソン店舗等に設置)約14,000台です。利用時間は原則として24時間365日ですが、システムメンテナンス時には停止する場合があり、また設置店舗の営業時間がATMの利用可否に影響する点が明記されています。
ATMの設置店舗が24時間営業でない場合、当該店舗の営業時間外にはATMが利用できないことがあります。利用者は事前にATMの設置状況や利用可能時間を確認する必要があります。ローソン銀行ATMに関する詳細はローソン銀行の公式ページ(https://www.lawsonbank.jp/atm/)で確認できます。
提供開始日と法的・商標表記
プレスリリースは2025年12月9日14時に公開され、同日付でサービス提供が発表されています。なお、「ATMチャージ」は株式会社セブン銀行の登録商標であり、商標表記や詳細案内はローソン銀行の提供する案内ページ(https://www.lawsonbank.jp/lp/atmcharge/)を参照するよう示されています。
「アルプスPay」自体のサービス詳細は白馬村の案内ページ(https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/local_currency/index.html)で確認できます。プラットフォーム「MoneyEasy」の情報はフィノバレーのサイト(https://finnovalley.jp/)に掲載されています。
ローソン銀行ATMでのチャージ方法と利用上の注意点
ローソン銀行は、ATMからの現金チャージ方法について、現行機(従来機)および新型機の手順を案内しています。プレスリリースでは手順の提示に加え、現行機については操作手順を説明する動画も案内されています。
現行機、新型機それぞれのチャージ手順は利用者が実際の操作を行う際に参照することが想定されており、ローソン銀行は視覚的な案内も提供しています。以下にプレスリリースに記載された案内の要点と注意事項を整理します。
1. 現行機での現金チャージ方法
プレスリリースでは現行機での現金チャージ方法について案内があり、詳細な操作説明は動画でも確認できるとしています。該当の動画リンクは以下です。
動画による案内では、ATM画面の操作手順やアプリ側の操作(利用者登録やチャージ先選択)の流れを確認できます。現行機は「おつりが出ない」機種も含まれているため、投入金額がそのままチャージされる点に注意する必要があります。
2. 新型機での現金チャージ方法
新型機でのチャージ方法についても同様に案内が用意されています。新型機は従来機と操作感や機能が異なる場合があるため、利用者は新型機用の案内に従って操作することが求められます。
プレスリリースの記載では新型機の詳細手順が別途示されており、ATM画面の指示に沿って進めることで現金チャージが完了します。いずれの機種でも利用者がスマートフォンアプリでチャージ先のアカウントを選択してからATMで現金を投入する流れになります。
ご注意事項(プレスリリースの明示内容)
プレスリリースに明記された注意点を以下に列挙します。利用前に確認することが推奨されます。
- 現金の種類
- ローソン銀行ATMで入金可能な現金は紙幣のみです(硬貨は不可)。
- チャージ単位・最低額・上限額
- チャージは1,000円以上、1,000円単位で行えます。1回のチャージ上限額は10万円です。
- おつり(現行機)
- ローソン銀行ATMの現行機ではおつりは出ません。ATMへ投入された金額が全額チャージされます。
- 設置店舗の営業時間
- ATMの設置店舗が24時間営業でない場合、店舗営業時間外にはATMが利用できません(ATM自体が24時間稼働している場合でも、店舗によっては利用制限がかかる場合があります)。
- システムメンテナンス
- 利用可能時間に関わらず、システムメンテナンス実施時には一定期間停止することがあります。
技術連携と対応通貨の拡大
今回の提携では、フィノバレーの「MoneyEasy」プラットフォームを利用することで、地方自治体が発行するデジタル地域通貨の展開・利用をローソン銀行ATMと連携して実現しています。フィノバレーは東京都港区に本社を置き、代表取締役社長は川田 修平氏です。
ローソン銀行とフィノバレーの連携は2024年7月に開始されており、今回の白馬村・小谷村の「アルプスPay」対応により、ローソン銀行ATMで現金チャージが可能なデジタル地域通貨は合計8通貨となりました。具体的な他の対応通貨の一覧はローソン銀行の案内ページで確認できます。
関係各社および自治体の公式情報は以下のリンクから参照できます。
- ローソン銀行ATMの案内:https://www.lawsonbank.jp/atm/
- ローソン銀行のATMチャージ説明:https://www.lawsonbank.jp/atm/charge/
- アルプスPay(白馬村)サービス詳細:https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/local_currency/index.html
- MoneyEasy(フィノバレー):https://finnovalley.jp/
要点整理(表)
以下に本記事で取り上げた主要な情報を表形式で整理します。利用を検討する際の確認用に要点をまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | 株式会社ローソン銀行 |
| 発表日時 | 2025年12月9日 14:00 |
| 対象地域(通貨) | 長野県白馬村・長野県小谷村が発行するデジタル地域通貨「アルプスPay」 |
| 参加自治体の代表 | 白馬村 村長:丸山 俊郎/小谷村 村長:中村 義明 |
| 対応ATM台数 | 全国のローソン店舗などに設置された約14,000台 |
| 利用可能時間 | 原則24時間365日(システムメンテナンス等で停止する場合あり)。設置店舗の営業時間により利用不可となる場合あり。 |
| チャージ可能な現金 | 紙幣のみ(硬貨不可) |
| チャージ単位・最低額 | 1,000円以上、1,000円単位 |
| 1回のチャージ上限 | 100,000円 |
| 現行機の注意点 | おつりは出ない。ATMへ投入した金額がすべてチャージされる。 |
| プラットフォーム | フィノバレー提供の「MoneyEasy」 |
| 対応通貨数(ローソン銀行ATMで現金チャージ可能な通貨) | 8通貨 |
| 参考リンク | ATMチャージ案内 アルプスPay(白馬村) MoneyEasy(フィノバレー) |
本稿では、プレスリリースに記載された全ての公表情報を基に、ローソン銀行ATMを用いた「アルプスPay」への現金チャージ開始に関する事実を整理しました。利用者がチェックすべき要点や参照先も併せて示していますので、実際の利用にあたっては各リンク先の公式案内やATM設置店舗の情報を確認してください。
以上
参考リンク: