12/13発売:田子の月『黒富士』漆黒と抹茶の対比

黒富士発売

開催日:12月13日

黒富士発売
いつから買えるの?
2025年12月13日(土)発売。田子の月の直営店舗と公式オンライン、各種催事で購入可能で、電話注文も受け付け。1個280円~、詰め合わせは4~24個入り、賞味目安は7~8日。
何が他と違うの?
外皮に富士宮産のお茶を炭にした“お茶炭”で漆黒を表現、内側は富士市産オーガニック抹茶の濃厚クリームをたっぷり。甘さ控えめで抹茶の鮮烈な風味となめらかな口当たりを両立したネオ和菓子です。

漆黒の外観と抹茶の緻密な風味が共存する新作「黒富士」

株式会社田子の月は、2025年12月13日(土)に新商品『富士山抹茶 黒富士』(以下、「黒富士」)を発売すると2025年12月9日12時00分に発表しました。本製品は今年2月と5月に期間限定で実施したテスト販売を経ての商品化であり、開発段階で得られた手応えを踏まえての本格展開となります。

商品名の由来は、浮世絵師・葛飾北斎の作品『富嶽三十六景 山下白雨』の通称「黒富士」にインスパイアされたもので、見た目の漆黒と内部の鮮やかな抹茶色という強いコントラストが特徴です。外皮には富士宮で採れたお茶を炭に加工した『お茶炭』を使用し、内側には富士市で育てられたオーガニック抹茶を用いた濃厚な抹茶クリームをたっぷりと詰めています。

抹茶好きに捧ぐ「富士山抹茶 黒富士」 12月13日(土)発売 画像 2

見た目と味わいの設計

黒と緑の視覚的な対比は商品コンセプトの核です。漆黒に近い外観は“黒富士”という名前を体現しつつ、内側から広がる抹茶の鮮烈な緑が開封時の期待を裏切らないつくりになっています。外皮の甘さは抑えられており、抹茶クリームの風味を引き立てるバランスが意識されています。

開発チームは「漆黒の見た目」と「繊細な抹茶の風味」を両立させるため、素材選定に配慮しました。富士市産のオーガニック抹茶を贅沢に使用し、口当たりはなめらかで抹茶の濃厚さを感じられるよう設計されています。こうした設計は、和菓子の伝統的な技術を踏まえつつ洋菓子的なクリームのなめらかさを取り入れた『ネオ和菓子』の考え方にも合致します。

抹茶好きに捧ぐ「富士山抹茶 黒富士」 12月13日(土)発売 画像 3

仕様・栄養・アレルギー情報、価格構成

黒富士は個別に購入できるほか、複数個が入った詰め合わせでの販売も用意されています。小分け需要や贈答用途に対応するため、直営店および公式オンラインショップでは様々な入数を取りそろえています。賞味期限の目安は出荷時期や季節により変動しますが、7〜8日とされています。

1個あたりの栄養成分(推定値)とアレルギー表示は下記の通りです。購入前の確認やギフト用の選択時に重要となる情報ですので、記載された項目を確認してください。

項目 内容
賞味期限(目安) 7〜8日(出荷時期・季節による)
栄養成分(1個あたり 推定) エネルギー102kcal/たんぱく質2.0g/脂質4.0g/炭水化物15.0g/食塩相当量0.1g
アレルギー特定原材料等 卵・乳成分・小麦・大豆・さけ
抹茶好きに捧ぐ「富士山抹茶 黒富士」 12月13日(土)発売 画像 4

価格ラインナップ

価格は個数ごとに設定されており、1個売りから複数個入りまで用意されています。消費税込みの価格表示がされています。

  • 1個:280円(税込)
  • 4個入:1,290円(税込)
  • 6個入:1,870円(税込)
  • 8個入:2,470円(税込)

さらに直営店・公式オンラインショップでは、12個入、16個入、24個入の詰め合わせも取り扱いがあるとのことです。詰め合わせは黒富士のみのものに加え、既存商品の『富士山頂』とのミックス詰め合わせも購入可能です。

抹茶好きに捧ぐ「富士山抹茶 黒富士」 12月13日(土)発売 画像 5

販売方法と流通チャネル、連絡先

発売日は2025年12月13日(土)です。販売チャネルは田子の月の直営店舗と公式オンラインショップに加え、各種催事での販売も予定されています。オンライン・店頭ともに詰め合わせの種類が選べる点が特徴です。

電話での注文も受け付けており、フリーダイヤルの受付時間は08:00〜16:30で年中無休となっています。催事出店情報や店舗一覧は公式サイトで案内されています。

直営店舗案内
https://tagonotsuki.co.jp/tenpo/tenpo.html
公式オンラインショップ
https://tagonotsuki.jp/
フリーダイヤル(電話注文)
0120-223-315(受付 08:00〜16:30 年中無休)
催事出店情報
https://tagonotsuki.co.jp/saiji/saiji.html

主な催事・店舗取扱箇所

黒富士は直営店・オンラインに加え、列挙された各所の催事や売り場での販売が予定されています。催事・売り場は静岡県内を中心に、交通結節点やギフト向け売り場が含まれます。

  • グランドキヨスク静岡
  • PLUSTA Gift豊橋カルミア
  • PLUSTA三島幹線改札内
  • ベルマートキヨスク三島北口
  • Bellmartアスティ三島サウス
  • 新富士オレンジショップ
  • ギフトキヨスク浜松

田子の月の歴史と商品ラインナップにおける位置づけ

田子の月は1952年(昭和27年)創業、富士山の麓で菓子づくりを続けている企業です。本社・工場は静岡県富士市今泉380-1に所在し、代表取締役社長は牧田 桂輔氏です。創業時の精神は「暗い世の中を甘いお菓子で少しでも明るく」というもので、現在も地域資源や素材の良さを生かす姿勢が維持されています。

直営店は静岡県内に22店舗、神奈川県にテナント出店1店舗、さらにオンラインショップを展開しています。定番銘菓として『田子の月もなか』や『富士山頂』があり、黒富士はその系譜の中で新たに抹茶の方向性を強めたバリエーションとして位置づけられます。

既存商品の特徴との比較

代表銘菓の特徴を整理すると、『田子の月もなか』は北海道十勝産小豆と氷砂糖を用いた粒餡と求肥の組合せ、『富士山頂』はしっとりしたスポンジに特製カスタードクリームを詰め、ホワイトチョコで雪化粧を施した富士山を模した商品です。

黒富士は外観を漆黒にし、内部にオーガニック抹茶クリームを詰める構成で、『富士山頂』の“雪化粧”とは対照的に“漆黒の富士”を表現しています。和菓子の伝統技術を基盤としつつ、洋菓子的な要素(なめらかなクリーム等)を取り入れる「ネオ和菓子」の流れの中で開発された製品です。

要点の整理表と締めくくり

以下の表は本記事で扱った主要情報を要約したものです。発売日、価格、賞味期限、栄養・アレルギー情報、購入方法、企業情報などを一覧化し、参照しやすく整理しています。

項目 内容
商品名 富士山抹茶 黒富士(以下、黒富士)
発表日時 2025年12月9日 12:00
発売日 2025年12月13日(土)
開発経緯 2025年2月・5月の期間限定テスト販売を経て商品化
主な素材 富士市産オーガニック抹茶(クリーム)、富士宮産お茶炭(皮)
賞味期限(目安) 7〜8日(出荷時期・季節により異なる)
栄養成分(1個/推定) エネルギー102kcal、たんぱく質2.0g、脂質4.0g、炭水化物15.0g、食塩相当量0.1g
アレルギー表示 卵・乳成分・小麦・大豆・さけ
価格(一例) 1個 280円/4個入 1,290円/6個入 1,870円/8個入 2,470円(税込)※12・16・24個入は直営店・オンラインで販売
購入方法 田子の月直営店舗、公式オンラインショップ、催事、電話注文(0120-223-315)
企業情報 株式会社田子の月/本社:静岡県富士市今泉380-1/代表取締役社長:牧田 桂輔/企業HP https://tagonotsuki.co.jp/

黒富士は、視覚的なインパクトと素材由来の抹茶の風味を両立させた和洋折衷の新作です。富士山を象った既存ラインとの対比、および用途に応じた詰め合わせの選択肢といった点も含め、販売面では直営店舗・オンライン・催事を通じた展開が用意されています。商品の詳細や催事情報、店舗一覧は公式サイトで確認できます。

参考リンク: