WASABI SWITCH LITE、スマホで完結するEC運営支援
ベストカレンダー編集部
2025年12月9日 14:03
ワサビスイッチLITE版
開催日:12月9日
スタートアップや少人数体制を前提に設計された「WASABI SWITCH LITE版」の位置づけ
株式会社ワサビは、リユース販売特化型EC一元管理システム「WASABI SWITCH(旧:WORLD SWITCH)」の軽量版として、WASABI SWITCH LITE版を提供しています。LITE版は、特にスタートアップや中小企業、個人事業主といった少人数体制でEC運営を行う事業者を想定し、導入しやすさと運用の簡便さを重視したサービスです。
リリース元の発表日時は2025年12月9日 10時30分で、LITE版は2023年12月8日に初めてリリースされました。初期費用および月額費用は0円の導入メリットを維持しつつ、従量課金体系については一部変更が行われています。コスト面と運用負荷の両方を抑えながら販路拡大と業務効率化を図れる点が特徴です。
市場背景としては、国内フリマアプリや越境ECの普及により中古品販売への参入が加速しており、特にスマートフォンで完結する商品登録や少人数での運用を可能にする仕組みが求められています。ワサビが示すところでは、こうした声を受けてWASABI SWITCH LITE版の新規利用が大きく伸長しているとされています。
- 提供元:株式会社ワサビ
- 発表:2025年12月9日 10時30分
- 初回リリース日:2023年12月8日
- 料金:初期費用・月額費用は0円(従量課金体系を一部変更)
- 対象:少人数体制の事業者、スタートアップ、越境ECを検討する事業者
スマホで完結する商品登録を実現するSS EDITモードと撮影ワークフロー
注目される機能の一つが、アプリ側に追加されたSS EDITモード(ストックスイッチ EDITモード)です。これにより、スマートフォンで撮影した商品画像をそのままWASABI SWITCHへ登録できるようになり、従来PCで行っていた商品情報入力の多くをアプリ内で完結できます。結果として現場のワンオペ運用や少人数体制での負担が軽減されます。
SS EDITモードは、撮影と画像加工を同時に行う仕組みを備え、処理速度にも配慮されています。スマートフォン上で待ち時間なく白抜き画像(背景を白にする画像加工)が生成されるため、スタジオ撮影やPCでの後工程が不要となり、撮影効率が大幅に向上します。
- 主な機能
- スマートフォン撮影からそのまま商品登録
- 撮影と同時に背景処理(白抜き)を実行
- スマホ上で高速に画像加工が完了するため現場で完結
- PCやスタジオによる追加工程を削減
これらの機能により、現場は撮影→登録→出品までのフローを短縮して運用できます。特にリユース品は個体差が大きく、商品ごとに撮影と情報入力が必要ですが、SS EDITモードはその手間を削減し、少人数でも複数モールを回せる現場作りに寄与します。
導入支援の強化:アカウント作成後の初期設定MTGを無料化
2025年より、株式会社ワサビは導入支援の見直しを行い、従来有料で提供していたオンラインMTGを改め、アカウント作成後に実施する「初期設定MTG」を無料で提供する取り組みを開始しました。これにより導入ハードルがさらに下がり、初期運用の立ち上げがスムーズになります。
初期設定MTGでは、実際の画面を共有しながら下記の項目についてレクチャーが行われます。これを受けることで、MTG当日からEC運用を開始できる導入フローが実現されます。
- モールとの連携設定
- WASABI SWITCHへの商品登録(実画面を用いた実践)
- WASABI SWITCHから連携モールへの出品方法
この無料MTGの提供により、EC初心者であっても複数モールでの販売をスムーズに始められる体制が整い、LITE版の導入効果を早期に確認できることが期待されます。
事業背景と機能の全体像、会社情報
WASABI SWITCH LITE版は、リユース事業者から寄せられた課題に応える形で進化してきました。具体的には「撮影や商品登録に時間がかかる」「少人数で複数モールを運用するのが難しい」「越境ECにも挑戦したい」といった声を起点に、撮影から登録までをスマホで完結できる機能や、在庫連携・複数モール出品・越境モール対応といった要素が統合されています。
発表資料では、LITE版のユーザー数が四半期ごとに増加している旨が示されており(※4半期別ワサビスイッチライト版ユーザー数(2025年12月調べ))、現場ニーズに応える機能強化が継続されることが明記されています。また、ワサビは越境EC向けのコンサルティングや国内外のEC管理システムの提供、イベント運営(例:リユースフェスの事務局)などを通じて、リユース・リサイクル分野の発展に取り組んでいます。
機能の整理
以下は、プレスリリースで明記された主な機能や取り組みを整理した項目です。各項目はLITE版の導入目的と運用の容易さを主眼に設計されています。
- SS EDITモード:スマホ撮影→画像加工→商品登録までの一貫処理
- 白抜き画像生成の高速処理:スマホ上での待ち時間を最小化
- 在庫連携・複数モール出品対応:販路拡大を支援
- 越境モール対応:グローバルECへの展開支援
- 初期設定MTGの無料提供:導入時のハードルを低減
- 料金体系:初期費用・月額費用は0円、従量課金体系を一部変更
会社概要と問い合わせ先
以下は、プレスリリースに記載された株式会社ワサビの基本情報および問い合わせ先です。導入検討や詳細な質問は、下記の窓口を通じて確認できます。
- 会社名
- 株式会社ワサビ
- 代表者
- 大久保裕史
- 所在地
- 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室
- 電話番号
- 050-5838-3170(代表)
- URL
- https://wasabi-inc.biz/?utm_source=Google&utm_medium=prtimes&utm_campaign=lite-growup
- 本件に関するお問い合わせ
- 担当者:株式会社ワサビ 広報担当
TEL: 050-5838-3170(代表)
お問い合わせはこちらから
要点の整理とまとめ
ここまでに示した情報を表形式で整理します。下の表は、WASABI SWITCH LITE版の提供内容、導入サポート、主な機能、対象となる事業者像、会社連絡先までを一枚で確認できるように構成しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | WASABI SWITCH LITE版(ワサビスイッチ ライト版) |
| 発表日時 | 2025年12月9日 10時30分 |
| 初回リリース日 | 2023年12月8日 |
| 料金 | 初期費用・月額費用 0円(従量課金体系を一部変更) |
| 主な機能 | SS EDITモード(スマホ撮影→登録)、白抜き画像自動生成、在庫連携、複数モール出品、越境モール対応 |
| 導入支援 | アカウント作成後の初期設定MTGを無料で提供(モール連携設定、商品登録、出品方法の実演) |
| 対象 | スタートアップ、中小企業、個人事業主、越境ECを検討する事業者、リユース事業者 |
| 市場背景 | 国内フリマアプリや越境ECの普及で中古品販売への参入が加速。スマホ完結や少人数運用のニーズ増加 |
| 発表元 | 株式会社ワサビ(代表:大久保裕史) |
| 所在地・連絡先 | 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室 電話: 050-5838-3170 URL: https://wasabi-inc.biz/?utm_source=Google&utm_medium=prtimes&utm_campaign=lite-growup |
| 備考 | ※4半期別ワサビスイッチライト版ユーザー数(2025年12月調べ)。導入事例や詳細は公式サイトで公開中。 |
WASABI SWITCH LITE版は、撮影から出品までをスマートフォンで効率的に行えるよう設計されたサービスであり、少人数でECを運営する事業者の負担軽減を目的としています。無料の初期設定MTGや、白抜き生成を含むSS EDITモードなど、導入時から実運用までを支える仕組みが整っています。詳細や導入に関する問い合わせは、上記の連絡先または公式サイトを通じて確認できます。