12/12開業、横浜駅地下に新スポット「HAMA B2」誕生
ベストカレンダー編集部
2025年12月9日 05:42
HAMA B2開業
開催日:12月12日
横浜駅地下に誕生する「HAMA B2」──日常と非日常をつなぐ新たな中継地点
東急電鉄株式会社(東京都渋谷区、取締役社長 福田 誠一)と横浜高速鉄道株式会社(横浜市中区、代表取締役社長 森 秀毅)は、2025年12月12日(金)に横浜駅地下2階南北連絡通路に駅のオープンスペース「HAMA B2(ハマビーツー)」を開業すると発表しました。本件は同日付のプレスリリースを基に整理した内容です。
「HAMA B2」のコンセプトは「人生が行き交う、横浜の中継地点。」です。通勤・通学などの日常に加え、文化的な催しや地域のにぎわいを生む場として機能させることを目指します。施設はイベントスペースとロッカースペースに大別され、さまざまな企画・イベントや手荷物預かりサービスを提供します。
場所・営業情報の要点
設置場所は東横線・みなとみらい線 横浜駅 地下2階南北連絡通路内で、通常営業時間は初電~終電となります。ただし、開業日となる2025年12月12日(金)は特別に10時00分から営業開始予定です。
施設は約200平米のイベントスペースとロッカースペースを併設し、通路沿いの利便性を活かして地域との連携や通行者の目を引く企画展開を想定しています。デザインは横浜ファンカンパニー株式会社が担当しています。
イベントスペースの初期展開:河森正治監督作品『迷宮のしおり』とのコラボレーション
オープン直後のイベントスペースは、2025年12月12日(金)12時から2026年2月中旬頃(予定)まで、河森正治監督の劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』とコラボレーションした展示を実施します。展示期間の終了時期は変更となる可能性があると明記されています。
展示内容は、主人公の前澤栞がスマートフォンの中に広がる異世界の横浜に閉じ込められる物語性に合わせた演出を中心に構成されます。具体的にはスマホの中に閉じ込められた写真が撮影できるフォトスポットや、河森監督が手掛けたメカデザインの設定資料、絵コンテ素材などのパネル展示が行われます。
展示コンテンツの詳細
イベントスペースの最初の活用として行われる本コラボ企画では、河森監督による絵コンテやメカデザイン設定などの資料パネルが来場者に公開されます。これにより作品の制作過程や世界観を体感できる構成です。
展示期間中は横浜駅周辺で開催される音楽ライブや映画作品との連携企画も想定されており、同スペースは継続的にさまざまな企画・イベントの舞台として活用される予定です。
ロッカースペース「マルチエキューブ」導入と利用案内
ロッカースペースには株式会社JR東日本スマートロジスティクスが開発・運営する次世代多機能ロッカー「マルチエキューブ」を導入します。設置数はS・M・L各サイズ合わせて合計330ボックス(各サイズ110ボックス)です。
通常の預入利用に加え、「マルチエキューブWEBサイト」から空き検索と事前予約が可能です。営業開始日は2025年12月12日(金)10時の予定で、同日から事前予約の受付も順次開始されます。なお一部機能は準備が整い次第の提供となる場合があります。
利用料金・決済方法・運用上の注意
利用料金は以下のとおり(いずれも税込、1日単位で加算)です。
- Sサイズ:500円(110ボックス)
- Mサイズ:600円(110ボックス)
- Lサイズ:800円(110ボックス)
決済方法(予定)としては交通系ICカード、QRコード、クレジットカードが挙げられています。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標である旨が注記されています。
サービスに関する詳細や予約はサービスURL(https://multiecube.com/)で案内されます。利用料金や営業開始日、機能提供時期は変更となる場合があるため、利用時は最新の情報を確認することが推奨されます。
オープニングイベントと関連人物のプロフィール
「HAMA B2」の開業を記念して、2025年12月12日(金)11時00分から11時30分までオープニングイベントが開催されます。会場は「HAMA B2」イベントスペースで、スペースの概要説明に加えて『迷宮のしおり』河森正治監督をゲストに迎えたトークショーが予定されています。
オープニングイベントは開業当日の11時開始、イベントスペースは同日12時から展示が始まる点に留意してください(ロッカーは同日10時から通常預入開始予定)。
河森正治監督について
河森正治監督はアニメーション監督、メカニックデザイナー、ビジョンクリエーターとして幅広い作品で知られます。代表作には『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズなどがあります。2025年には大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサーを務めるなど、業界内外での活動も注目されています。
- 代表作・関係作
- 『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズ、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』(メカスタイリング)、『イーハトーヴ幻想 KENjiの春』(原作・監督)など。
- 本作『迷宮のしおり』について
- 河森監督による初のオリジナル長編アニメーション。『歌』『SF』『三角関係』の要素にスマートフォンを組み合わせ、異世界脱出劇をホラーかつエモーショナルに描く作品。主人公・前澤栞はSUZUKA(新しい学校のリーダーズ)が声を担当予定。公開予定日は2026年1月1日(木・祝)と発表されています。
デザインと運営体制、関連URLの一覧
デザインは横浜ファンカンパニー株式会社が担当し、同社は地域と企業をつなぐ「ファンづくり」をテーマにしたPR・企画を行う会社です。ロゴは人=人生が線として行き交うイメージを表現し、来訪者と街がつながる場としての育ちを意図したデザインが採用されています。
運営については東急電鉄と横浜高速鉄道の共同による管理運営になります。具体的なサービスやイベントの追加情報は両社の公式サイトで案内されます。
- 東急電鉄 公式(会社情報):https://www.tokyu.co.jp/railway/
- 横浜高速鉄道 公式:https://www.mm21railway.co.jp/
- 『迷宮のしおり』公式:https://gaga.ne.jp/meikyu-shiori/
- マルチエキューブ(サービス):https://multiecube.com/
- 横浜ファンカンパニー:https://yokohamafuncompany.com/
下記の表は、本記事で紹介した「HAMA B2」に関する主要情報を整理したものです。開業日、場所、イベント期間、ロッカー仕様・料金、オープニングイベントの日時などを一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | HAMA B2(ハマビーツー) |
| 開業日(予定) | 2025年12月12日(金) |
| 営業時間 | 初電~終電(※12月12日は10:00から営業開始予定) |
| 場所 | 東横線・みなとみらい線 横浜駅 地下2階南北連絡通路内 |
| コンセプト | 「人生が行き交う、横浜の中継地点。」 |
| イベントスペース面積 | 約200平米 |
| 初期展示 | 『迷宮のしおり』コラボ展示(2025年12月12日12:00~2026年2月中旬頃予定) |
| オープニングイベント | 2025年12月12日(金)11:00~11:30(概要説明・河森正治監督トークショー) |
| ロッカースペース | マルチエキューブ(JR東日本スマートロジスティクス運営) |
| ロッカー設置数 | 合計330ボックス(S/M/L 各110ボックス) |
| ロッカー利用開始 | 2025年12月12日(金)10:00(予定)、同日より事前予約順次開始) |
| 利用料金(1日) | S:500円、M:600円、L:800円(いずれも税込、1日単位で加算) |
| 決済方法(予定) | 交通系ICカード、QRコード、クレジットカード |
| デザイン製作 | 横浜ファンカンパニー株式会社 |
| 参考URL | 東急電鉄 https://www.tokyu.co.jp/railway/、横浜高速鉄道 https://www.mm21railway.co.jp/、マルチエキューブ https://multiecube.com/、『迷宮のしおり』 https://gaga.ne.jp/meikyu-shiori/ |
本記事は東急電鉄および横浜高速鉄道が発表したプレスリリースの内容を基に作成しました。掲載した日時・料金・提供内容の一部は変更される場合があるため、利用・来訪を検討する際は上記の各公式サイトで最新情報を確認してください。
参考リンク: