12月12日発売:MINAMIがKDMEから1stシングル「CHASE」
ベストカレンダー編集部
2025年12月8日 21:52
KDME設立とMINAMI始動
開催日:12月12日
KADOKAWAとJCC TOKYOが共同で始動したレーベル「KD Music Entertainment」設立の背景
株式会社KADOKAWAは、2025年12月8日18時00分に、同社が運営するプロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」と、これまでD.LEAGUEにおける楽曲制作で連携してきた音楽プロダクション・株式会社JCC東京(JCC TOKYO)との新たなパートナーシップを発表しました。両社はこの提携を通じて、共同マネジメント・共同レーベル「KD Music Entertainment(KDME)」を立ち上げます。
KDMEは、KADOKAWA DREAMS所属ダンサーをはじめとした新たな才能を発掘し、アーティストとしての活動を包括的に支援することを目的としています。レーベル設立の発表日時と運営主体が明確に示されたこの取り組みは、ダンスと音楽の連携を深化させる試みとして位置づけられます。
設立の目的と提供される支援領域
KDMEの主な目的は、ダンサーがアーティストとして幅広い活動に踏み出せるよう、楽曲制作、アーティストプロデュース、音楽配信、マーケティング支援までを一貫して提供することです。プロダクションと出版社の強みを掛け合わせることで、制作から流通、プロモーションまでの連携を強化します。
具体的には次の領域をカバーします。
- 楽曲制作(作詞・作曲・編曲・レコーディング支援)
- アーティストプロデュース(パーソナルブランディング、演出・振付の連携)
- 音楽配信と流通(国内外のプラットフォームへの配信支援)
- マーケティング・プロモーション(SNS戦略、メディア露出、イベント運営)
これらの支援を通じて、ダンサーが単なるパフォーマーを越え、音楽・エンタメ領域で多角的に活動できる体制づくりを目指します。
第一弾アーティストはMINAMI — リリース情報と経歴
KDMEの第一弾アーティストには、韓国の人気ダンスサバイバル番組「WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER(WSWF)」で世界チャンピオンに輝き、アジア各国から注目を集めるダンサーMINAMIが決定しました。MINAMIは2025年12月12日に1stシングル「CHASE」をリリースし、アーティスト活動を本格的に開始します。
リリース日や楽曲名は明確に公表されており、KDMEはこのシングルを起点にMINAMIの音楽活動全般を支援します。配信やプロモーションなど、包括的なサポート体制が整えられる予定です。
MINAMIのプロフィールとこれまでの実績
MINAMIは北海道・札幌出身。HIPHOPを基軸にオールジャンルを踊りこなす力量を持ち、5年前に東京へ拠点を移しました。日本初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」ではKADOKAWA DREAMSに所属し、メインコレオグラファーおよびアシスタントディレクターとしてチームを牽引。チームは史上初の2連覇を達成しました。
その後はKDアバンセとしての地位を確立し、さまざまなアーティストの振付を手がけるほか、KDの代表として海外のUDOやBGTといったイベントにも参戦しています。今年はAIの「25th best tour ←ALIVE→」のメインダンサーとして全国を巡回し、KDを先導する存在となりました。また、韓国の番組「WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER(#スウパ)」にOJO GANGとして出演し、WORLD CHAMPIONに輝いています。
近年はラップにも挑戦し、ダンサー/モデルとして国内外で幅広く活動している点も特徴です。MINAMIの公式SNSは以下の通りです。
KADOKAWA DREAMSの新体制とチーム構成
KADOKAWA DREAMSは、D.LEAGUEに参戦中のプロダンスチームであり、2025年より新体制「KADOKAWA DREAMS Association」として活動しています。組織改編により、チームの運営や活動方針が再設定され、ダンスリーグのみならず世界や多分野での活躍を視野に入れた体制が整えられています。
24-25シーズンを最後にDリーグディレクターを退任し、KADOKAWA DREAMSエグゼクティブプロデューサーに就任したKEITA TANAKAが中心となり、チームは新たな挑戦を目指します。選手兼任で新ディレクターに就任したのはHINATA.Mで、王座奪還への挑戦が掲げられています。
所属メンバーと今季の体制
チームは既存メンバーに加え、今季から新たに7名が加入し、合計15名で活動します。現行メンバーと新加入者は次の通りです。
- 既存メンバー:HINATA.M、KISA、KELO、颯希(SATSUKI)、Ryo、ASUHA、TSY、RAIZYU
- 新加入(今季より):FLAME、Yu、ANJU、RINTA、KYARI、SOUTA、寧樹
チームはD.LEAGUEでの挑戦を続ける一方で、ダンスの枠を超えた多様な表現や活動にも挑戦していく方針が打ち出されています。公式発信はX(旧Twitter)/Instagram/TikTokのアカウント @kadokawa_dreams と、公式HP(https://kadokawa-dreams.com/)で行われます。
KDMEの活動計画とリリース・イベントの展開計画
KDMEは第一弾アーティストのMINAMIを皮切りに、今後も複数のアーティストリリースを予定しています。リリースのみならず、所属アーティスト・ダンサーを中心に据えたイベント展開やマーケティング施策など、さまざまな取り組みを計画しています。
レーベルとしての具体的な活動領域は前段で示した通りです。とくに国内外のプラットフォームを活用した配信、SNSを用いたプロモーション、ライブ/イベントの企画運営を重視する方針です。
パートナー企業の役割と連携
共同パートナーである株式会社JCC東京(JCC TOKYO)は、HipHop・R&Bに特化した総合プロダクションとして25年以上にわたり日本の音楽エンタメ業界で活動してきた実績を有します。ラップ、ダンス、DJ、ファッションなどヒップホップカルチャーの主要要素を軸に、多数のアーティストや作品を送り出してきました。JCC TOKYOの公式サイトは次の通りです:https://jcctokyo.com
KADOKAWA側は、KADOKAWA DREAMSというプロダンスチームを運営するノウハウとメディアリソースを持ち、共同でレーベル運営を行うことで、ダンスと音楽の接点を拡張します。両社の強みを掛け合わせることで、次世代アーティストの活躍の場を広げることが狙いとされています。
計画されている具体的な取り組み(例示的ではなく公表事項)
プレスリリースで公表されている計画は以下の通りです。これらはKDMEの設立発表時点で明示された項目です。
- MINAMIの1stシングル「CHASE」リリース(2025年12月12日)
- 今後のアーティストリリーススケジュール(KDMEから順次発表予定)
- 所属アーティスト・ダンサーを中心としたイベント展開の計画
これらの取り組みは楽曲制作から配信、プロモーション、イベント開催までを含んだ包括的な施策として実施されます。
重要事項の整理(表)とまとめ
以下の表は、本記事で取り扱ったKDME設立および関連事項を整理したものです。日付や関係者、リリース情報、チーム構成など、プレスリリースに記載された要点を漏れなくまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | 株式会社KADOKAWA(2025年12月8日 18:00) |
| 新レーベル | KD Music Entertainment(KDME) |
| 共同パートナー | 株式会社JCC東京(JCC TOKYO) |
| KDMEの目的 | ダンサーの発掘・アーティスト支援(楽曲制作、プロデュース、配信、マーケティング) |
| 第一弾アーティスト | MINAMI(北海道・札幌出身、WSWF世界チャンピオン) |
| 第一弾リリース | 1stシングル「CHASE」リリース日:2025年12月12日 |
| MINAMIの実績 | D.LEAGUE KADOKAWA DREAMS所属、メインコレオグラファー/アシスタントディレクター、チーム史上初の2連覇、WSWFでWORLD CHAMPION、振付・海外イベント参戦、ラップへの挑戦など |
| KADOKAWA DREAMS新体制 | 2025年より「KADOKAWA DREAMS Association」。エグゼクティブプロデューサー:KEITA TANAKA、ディレクター:HINATA.M(選手兼任) |
| チームメンバー(計15名) | HINATA.M、KISA、KELO、颯希(SATSUKI)、Ryo、ASUHA、TSY、RAIZYU、FLAME、Yu、ANJU、RINTA、KYARI、SOUTA、寧樹 |
| 関連リンク | KADOKAWA DREAMS公式:https://kadokawa-dreams.com/、JCC TOKYO:https://jcctokyo.com、MINAMI Instagram/YouTube(本文参照) |
上表はプレスリリースの内容を整理したものであり、設立趣旨、関係者、具体的なリリース・活動計画を一目で確認できるようにしました。KDMEの設立は、ダンスと音楽の接点を強化し、ダンサーがアーティストとして多面的に活躍するための仕組みづくりを意図したものです。今回の発表により、MINAMIをはじめとした新たなアーティストの活動に注目が集まると考えられます。
参考リンク: