2025年度IT賞:野村とミスミが最優秀賞、表彰式は1/29-30
ベストカレンダー編集部
2025年12月8日 16:50
2025年度IT賞受賞発表
開催期間:1月29日〜1月30日
第43回IT賞――選定の背景と今年度の概要
公益社団法人企業情報化協会(通称:IT協会)は、2025年度(第43回)IT賞の受賞企業を発表しました。本賞はITやデジタル技術を活用して顕著な成果をあげた企業・団体を顕彰するもので、前身の「OA賞」創設以来、長年にわたり国内の情報化・デジタル化の推進に寄与してきました。
今回の審査は、IT賞審査委員会(委員長:萩野 達也 慶應義塾大学 名誉教授)により実施され、厳正な審査の結果、合計40件(52社)が受賞しました。中でも最上位にあたるIT最優秀賞は、野村ホールディングス株式会社と株式会社ミスミグループ本社の2件が選ばれています。
以下では、受賞の内訳、受賞事例の分類、表彰式についての詳細、ならびにIT協会の組織情報と問い合わせ先まで、プレスリリースに記載されたすべての情報を網羅的にお伝えします。
受賞カテゴリー別の受賞企業一覧と評価のポイント
2025年度IT賞は大きく「IT最優秀賞」「IT優秀賞」「IT賞」「IT奨励賞」の4区分で構成されています。それぞれの区分ごとに、経営や業務改革、顧客価値・サービス革新、社会・環境価値の創出、共創・エコシステム構築などの観点で評価されています。
この章では各区分ごとの受賞企業を一覧で示します。受賞社名はプレスリリースの表記どおりに記載しています。
IT最優秀賞(2件)
最上位の評価として、2025年度は2件が選出されました。経営改革やサービス革新において高い成果を示した点が評価されています。
- IT最優秀賞(経営・業務改革):野村ホールディングス株式会社
- IT最優秀賞(顧客価値・サービス革新):株式会社ミスミグループ本社
IT優秀賞(7件)/IT賞(15件)/IT奨励賞(16件)
以下にそれぞれの区分で選出された全受賞企業を記載します。区分ごとに受賞趣旨(経営・業務改革、顧客価値・サービス革新、社会・環境価値の創出、共創・エコシステム構築)も併記しています。
受賞企業は次のとおりです。
- IT優秀賞(経営・業務改革)
- 株式会社アイシン/関西電力株式会社/ニッセイ情報テクノロジー株式会社/株式会社博報堂DYホールディングス/メットライフ生命保険株式会社
- IT優秀賞(社会・環境価値の創出)
- NTT東日本株式会社/NTT西日本株式会社/NTTドコモソリューションズ株式会社/MS&ADインターリスク総研株式会社
- IT賞(経営・業務改革)
- 株式会社オープンハウスグループ/ソニー銀行株式会社/鉄道情報システム株式会社/グローリー株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/株式会社JR西日本ITソリューションズ/日本アイ・ビー・エム株式会社/日本電気株式会社/パーソルホールディングス株式会社/株式会社 ライズアップ
- IT賞(顧客価値・サービス革新)
- SMBC日興証券株式会社/NSW株式会社/株式会社三井住友フィナンシャルグループ/株式会社三井住友銀行/三井住友カード株式会社/株式会社日本総合研究所/三井不動産株式会社/楽天グループ株式会社/楽天モバイル株式会社
- IT賞(社会・環境価値の創出)
- 株式会社井上デザイン/東急不動産ホールディングス株式会社
- IT奨励賞(経営・業務改革)
- MS&ADシステムズ株式会社/オリックス生命保険株式会社/SOMPOシステムズ株式会社/株式会社テプコシステムズ/株式会社デンソー/株式会社プラスアルファ・コンサルティング/東京海上日動システムズ株式会社/日本生命保険相互会社/ニッセイ情報テクノロジー株式会社/三井ダイレクト損害保険株式会社/三井不動産株式会社/三菱HCキャピタル株式会社
- IT奨励賞(顧客価値・サービス革新)
- MS&ADシステムズ株式会社/三井住友海上火災保険株式会社/あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/白銅株式会社
- IT奨励賞(社会・環境価値の創出)
- SOMPOシステムズ株式会社/SOMPOチャレンジド株式会社/株式会社ポンデテック/東日本旅客鉄道株式会社
- IT奨励賞(共創・エコシステム構築)
- FWD生命保険株式会社/関西MaaS協議会/西日本旅客鉄道株式会社/株式会社JR西日本ITソリューションズ
上記の一覧は、プレスリリースに記載された受賞結果のすべてを網羅しています。個々の取り組み内容や授賞理由の詳細は、協会の公開ページで確認できます。
詳細はこちら:https://jiit.or.jp/awards/it/
表彰式典と受賞記念講演の開催概要
受賞者の表彰式典および受賞記念講演は、IT協会主催の「第41回IT戦略総合大会(ITMC2026)」の会期内に実施されます。大会は会場参加とオンライン参加を併用するハイブリッド方式で行われます。
開催概要は次のとおりです。表彰式典には各受賞企業の代表者が出席する予定です。
- 名称:第41回IT戦略総合大会(ITMC2026)
- 日程:2026年1月29日(木)・30日(金)
- 会場:ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区芝公園)
- 開催方法:会場とオンラインを併用したハイブリッド方式
- 主催:公益社団法人企業情報化協会(IT協会)
本大会のページはIT協会の大会案内にて情報が提供されています。参加方法や受賞講演のタイムテーブルなど、実施内容の詳細は大会公表情報を確認してください。
IT協会についてと問い合わせ先
公益社団法人企業情報化協会は1981年7月16日に設立され、「経営とITの融合を目指して」を事業ドメインに掲げ、企業の情報化に関する調査研究・普及促進を行う組織です。会員数は233社で、国内の産業界および公共分野におけるIT・デジタル活用の推進を目的としています。
協会の主要情報と問い合わせ先を以下に示します。プレスリリースに記載された公式連絡先をそのまま掲載していますので、公式資料や受賞事例の詳細な問い合わせは次の情報を利用してください。
- 名称
- 公益社団法人企業情報化協会(通称:IT協会)
- 会長
- 山内 雅喜(ヤマトホールディングス株式会社 参与)
- 設立
- 1981年7月16日
- 会員数
- 233社
- 所在地
- 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル3階
- TEL
- 03-3434-6677
- MAIL(表彰制度事務局)
- info@jiit.or.jp
- URL
- https://www.jiit.or.jp/
受賞各事例のお取組み内容、授賞理由等の詳細は協会の専用ページに掲載されています。関連リンクは本記事冒頭と上段に示したとおりです。
本記事の要点まとめと受賞情報の一覧表
ここまでに記載した内容を表形式で整理します。表は受賞件数、主要受賞企業(特にIT最優秀賞)、表彰式の日時・会場、主催者と問い合わせ先を簡潔に示したものです。次の表はプレスリリースに基づく主要データの整理です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受賞合計 | 40件(52社) |
| IT最優秀賞(受賞企業) | 野村ホールディングス株式会社(経営・業務改革)、株式会社ミスミグループ本社(顧客価値・サービス革新) |
| IT優秀賞/IT賞/IT奨励賞(区分別) | IT優秀賞:7件、IT賞:15件、IT奨励賞:16件(詳細は本文の一覧参照) |
| 表彰式典・受賞記念講演 | 第41回IT戦略総合大会(ITMC2026)内で実施。日程:2026年1月29日(木)・30日(金)。会場:ザ・プリンス パークタワー東京。開催方法:ハイブリッド方式。 |
| 主催 | 公益社団法人企業情報化協会(IT協会) |
| 協会連絡先 | TEL:03-3434-6677 / MAIL:info@jiit.or.jp / URL:https://www.jiit.or.jp/ |
| 参考ページ | https://jiit.or.jp/awards/it/(受賞事例の詳細と授賞理由を掲載) |
本稿ではプレスリリースの記載内容を漏れなく整理して紹介しました。各受賞事例の取り組み内容や授賞理由の詳細は協会の公開資料をご参照ください。
参考リンク: