WantedlyがPDFから1分で作るAIプロフィール機能開始
ベストカレンダー編集部
2025年12月8日 14:25
プロフィール自動生成開始
開催日:12月8日
WantedlyがPDFからAIでプロフィールを自動生成する新機能を公開
ウォンテッドリー株式会社は2025年12月8日(月)に、ビジネスSNS「Wantedly」上で履歴書や職務経歴書のPDFをアップロードするだけで、AIがプロフィール文を生成する機能「プロフィール自動生成」の提供を開始しました。発表日時は2025年12月8日 11時10分で、同機能はWantedlyのユーザーを対象に無料で利用可能です。
同機能は、ユーザーがこれまで手作業で入力していたプロフィール作成の負担を軽減し、より多くのユーザーが自身のキャリア情報をWantedly上に記録しやすくすることを目的としています。生成されたプロフィールは企業からのスカウト機会の増加にもつながると想定されています。
実際の利用手順 — 4ステップで完了する流れ
「プロフィール自動生成」はブラウザ版のWantedlyでのみ利用できます。利用はシンプルに4つのステップで完了し、プロフィール生成はおおむね約1分で完了すると案内されています。
以下はプレスリリースに記載された手順と注意点を正確に整理したものです。ファイル要件や操作上の制約も含めて、順を追って確認できます。
4つの操作ステップ
- プロフィールページ内の専用ボタンをクリックして、PDFアップロード画面を開く。
- 履歴書または職務経歴書をアップロードする(ファイルはPDF形式、サイズは1.0MB以下)。一度にアップロードできるのは1ファイルのみ。履歴書と職務経歴書双方の内容を反映させたい場合は、2回に分けて自動生成を実行する必要がある。
- プレビュー画面で生成されたプロフィールの内容を確認・編集する。AIが自動で作成するため、文脈や事実関係の誤りが生じる可能性がある点に注意し、必ずユーザー自身が確認して必要に応じて修正する。
- 確認と編集が完了したら「この内容で保存する」をクリックして公開する。公開後もプロフィールページ内で随時修正・追記が可能である。
操作に関する重要事項として、ブラウザ版のみ対応である点、アップロードはPDFかつ1ファイルまでである点、生成結果はユーザーが必ず確認して修正する必要がある点の3点が明記されています。
機能の特徴と利用上の注意点
本機能の主たる特徴は、PDFに記載された情報をAIが抽出してWantedlyプロフィールとして自動整形する点です。生成時間が短く、手軽にプロフィールを充実させられるため、プロフィールの作成障壁低減が期待されます。
一方で、プレスリリースではAIによる生成の性質上、文脈や事実関係の誤りが生じ得ると明示されています。ユーザーは生成結果を必ずプレビューで確認し、必要に応じて編集することが求められます。
機能の利点
- 短時間(約1分)でプロフィール文章が生成されるため作成負担が軽減される。
- プロフィールの充実により、価値観や希望に合う企業からのスカウトを受けやすくなる可能性がある。
- Wantedlyユーザー向けに無料で提供されるため、利用開始のハードルが低い。
利用時の制限・注意点
- 対応プラットフォーム
- ブラウザ版のみ対応。スマートフォンアプリからは利用できない点に注意が必要。
- ファイル形式・サイズ
- PDFのみ。ファイルサイズは1.0MB以下。
- アップロード数
- 一度にアップロード可能なのは1ファイルのみ。履歴書と職務経歴書の双方の情報を反映させたい場合は、2回に分けて実行する必要がある。
- 生成精度
- AIが自動で作成するため誤りや不正確な表現が混入する可能性がある。必ずユーザーが内容を確認し、必要に応じて修正することが求められる。
ウォンテッドリーの事業背景と提供サービス
ウォンテッドリー株式会社は「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」を掲げる企業で、ビジネスSNS「Wantedly」を中核に複数のサービスを提供しています。サービス公式リリースは2012年2月で、以降ユーザー基盤を拡大してきました。
プレスリリースには、登録会社数や個人ユーザー数、各種サービスの開始時期といった事業に関する主要な数字と沿革も含まれています。
会社の主要情報と沿革
- 会社名
- ウォンテッドリー株式会社
- 代表取締役
- 仲 暁子
- 本社所在地
- 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
- 設立
- 2010年9月
- サービス公式リリース
- 2012年2月
提供中の主なサービス
- ビジネスSNS「Wantedly」 — 登録会社数43,000社、個人ユーザー数430万人(プレスリリース記載の数字)。
- Wantedly People — 出会いを記録し活躍を共有する名刺アプリ的サービス。
- Wantedly Assessment — 自己理解を深め、強みを伸ばす評価サービス。
- Engagement Suite — 従業員の定着と活躍を支援するサービス群(提供開始:2021年9月)。
- Wantedly Hire — 次世代型採用管理システム(リリース:2024年11月)。
詳細なサービス情報や各サービスのリンクはプレスリリースに併記されています。企業サイトのトップページURLはhttps://www.wantedly.comです。その他、Wantedly PeopleやEngagement Suite内サービスの案内ページも紹介されています。
今回の発表の要点まとめ
以下の表で、今回のリリースに含まれる主要項目を整理します。リリース日時、機能名、利用条件、提供会社の基本情報などを網羅的にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日時 | 2025年12月8日 11時10分(提供開始日:2025年12月8日(月)) |
| 機能名 | プロフィール自動生成 |
| 提供先 | Wantedlyのユーザー(ブラウザ版のみ対応) |
| 利用料金 | 無料 |
| 対応ファイル形式 | |
| ファイルサイズ上限 | 1.0MB以下 |
| 同時アップロード数 | 1ファイルまで(履歴書と職務経歴書を両方反映させる場合は2回実行) |
| 生成時間の目安 | 約1分 |
| 精度と確認 | AIが生成するため文脈・事実の誤りがある可能性があり、ユーザー自身の確認と編集が必要 |
| 提供会社 | ウォンテッドリー株式会社(代表取締役:仲 暁子) |
| 本社所在地 | 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F |
| 設立 | 2010年9月 |
| 関連サービス他 | Wantedly、Wantedly People、Wantedly Assessment、Engagement Suite、Wantedly Hire(2024年11月リリース) |
| 公式URL | https://www.wantedly.com |
以上がプレスリリースに基づく「プロフィール自動生成」機能の概要、利用方法、注意点およびウォンテッドリーの事業概要になります。機能の利用にあたっては、生成結果の内容確認と必要な編集を行う点、ブラウザ版限定である点、ファイル形式やサイズなどの要件を事前に把握しておくことが重要です。