12/27配信開始『グリムコネクト』ASMR、富田美憂×和泉風花

ダンガン文庫『グリムコネクト』がASMRボイスドラマとして届けられるまで

株式会社BookBase（本社：大阪市）が展開する音声プロジェクト DANGAN STUDIOは、ダンガン文庫の人気作『グリムコネクト』を原作としたASMRボイスドラマを、2025年12月27日（土）0時より販売することを発表しました。配信開始に先立ち、株式会社BookBaseは2025年12月6日 19時00分に本件のリリースを公表しています。

本作は原作の世界観を音声コンテンツとして再構築したもので、ASMRに特化した制作手法を用いることで、リスナーが物語の中に入り込みやすい臨場感ある演出を目指しています。販売ページはDLSiteで、販売ページのURLは https://x.gd/xAVT9 です。

プロジェクトの位置づけと配信フォーマット

DANGAN STUDIOはASMR、シチュエーションボイス、ボイスドラマなど多様な音声作品の企画・制作・配信を行う新ブランドです。今回の『グリムコネクト』ASMRは、既存のライトノベルIPを音声コンテンツとして拡張する試みの一つとして位置づけられています。

配信フォーマットはオンライン販売（DLSite）によるダウンロード販売で、購入者は配信開始日時以降にダウンロードして視聴します。作品は複数のバージョンが用意されており、用途や好みに合わせた選択が可能です。

キャストと登場人物――ダブルキャストで描く二つの表情

本作のキャラクターは、ヒロインのメイジー・カーマイン（CV: 富田美憂）と、物語の案内役となる羊飼い（CV: 和泉風花）の二名を中心に展開します。プレスリリース内では各キャラクターのクレジット表記が重複して記載されていますが、実際のキャスト構成はメイジー役に富田美憂、羊飼い役に和泉風花というダブルキャスト体制です。

声優の起用により、作品は登場人物それぞれの声による演技表現で異なる雰囲気を提示します。富田美憂によるメイジーは癒しに重点を置いた演技、和泉風花による羊飼いは物語の案内役としての軽やかさと不確かさを同時に含んだ演技が期待されます。

キャスト情報の詳細

プレスリリースに記載されたキャスト表記は以下の通りです。記載の重複も含めて正確に列挙します。

• メイジー・カーマイン（CV: 富田美憂）
• メイジー・カーマイン（CV: 富田美憂）
• 羊飼い（CV: 和泉風花）
• 羊飼い（CV: 和泉風花）

上記はプレスリリース本文にある表記を忠実に再掲したもので、実際のトラック構成やキャラクター出番は販売ページや製品情報で確認することができます。

作品の内容構成と収録の特色

『グリムコネクト』ASMRは、同時に「癒やし版」と「ホラー版」の2種類を販売する点が大きな特徴です。内容は童話の世界に迷い込んだプレイヤー（あなた）と、赤ずきんにまつわる情景を舞台に進行します。癒やし版はリラックスと安心感を重視し、ホラー版は不穏さや緊張感を強めた演出が加えられます。

作品内には物語の導入やキャラクターの語りかけ、耳元での細やかなASMR表現（膝枕での耳かき音や、低音の吐息、環境音など）が組み合わされています。リリース文には具体的な台詞や場面描写も含まれており、物語の断片を通して収録の方向性が示されています。

ストーリーの断片と演出例

プレスリリース本文には物語の導入として、次のような記述があります。本文の語りはそのまま引用します。

導入の一節

「これは6620人目。あなたのお話。」

「あなたは突如開幕の場所に迷い込んだ。」

さらに羊飼いの導入的な語りとして以下の台詞が紹介されています。

「どうやらちょっと今回は『違う』みたいなんだよね…まぁ僕もよくわからないんだけど…」

癒やしシーンの具体的な描写も引用されています。例えば膝枕で耳かきを受ける場面では次のような台詞が含まれます。

「どうですか〜?あはっ…耳の奥ってこんなに柔らかいんですね〜グチュグチュしてます！」

これらの断片から、本作が声と音の細部にまでこだわったASMR演出を行っていることが伺えます。癒やし版では耳元の繊細な音を重視し、ホラー版では同じ音素材を用いて緊張や不安を喚起する編集が行われると想定されます。

制作クレジット、配信情報、法人窓口

本作に関するクレジットはプレスリリースで詳細に記載されています。企画はダンガン文庫、制作はDANGAN STUDIOが担当し、イラストやシナリオ、劇伴音楽など複数のクリエイターが参加しています。

また、制作側は企業向けの窓口も公開しており、IPのメディアミックスやコラボレーションに関する相談は法人窓口（license@bookbase.jp）に連絡する旨が明記されています。

クレジット一覧（プレスリリース記載内容）

• 企画: ダンガン文庫（https://x.com/danganbunko）
• 制作: DANGAN STUDIO（https://x.com/danganstudio）
• メイジーCV: 富田美憂（https://x.com/miyju_tomita）
• 羊飼いCV: 和泉風花（https://x.com/izm_tako）
• イラスト: tatsuki（https://x.com/tatsukisan1）
• シナリオ: 久遠懐（https://x.com/kai_9on）
• 劇伴音楽: 未来古代楽団（https://www.youtube.com/c/miraikodaiorchestra）
• デザイン: にくじゃが王子（https://x.com/homan_takuya）
• 原作: 十利ハレ（https://x.com/hare_tori31）
• キャラクター原案: にゃんぽ（https://x.com/onyanpi）

上記はプレスリリース本文にある各担当者とリンクを含めて挙げたものです。制作陣は音響、イラスト、シナリオなど複数の領域のクリエイターで構成されています。

配信・問い合わせ情報

販売ページ（DLSite）: https://x.gd/xAVT9

発売日: 12月27日（土）0時より配信開始。リリース発表日は2025年12月6日 19時00分です。法人向け窓口は license@bookbase.jp に設けられています。

要点整理

ここまでに記載した内容を表形式で整理します。下の

以上が本リリースの要点整理です。DANGAN STUDIOの発表は、ライトノベル原作を音声作品として拡張する取り組みの一例として、キャストや制作陣の顔ぶれ、収録方針、配信スケジュールなどを明確に示しています。販売ページおよび公式クレジットを参照することで、より詳細なトラック情報や試聴素材の有無などを確認できます。