麻宮騎亜×アベンジャーズ、2026年米国連載決定と制作の全貌

東京コミコンの舞台で明かされた「サイレントメビウスXアベンジャーズ」プロジェクトの全貌

2025年12月5日から12月7日まで幕張メッセで開催された「東京コミコン2025」のメインステージ「アーティストアレイ」において、マーベルコミック編集長のCBセブルスキー氏、漫画家イラストレーターの麻宮騎亜氏、翻訳家アーティストエージェントの柳亨英氏が登壇し、新作クロスオーバーコミックの製作が発表されました。発表は2025年12月6日12時00分に届けられたプレスリリースによるもので、舞台上で大きな注目を集めました。

発表内容の核心は、麻宮騎亜氏の代表作である『サイレントメビウス』と、世界的なスーパーヒーロー・フランチャイズであるマーベルの『アベンジャーズ』とのクロスオーバー作品が、2026年に米国のマーベルで連載開始されるという点です。マーベル側主導のフォーマットでの連載となり、注目される制作体制や公開ビジュアルの情報も同時に明らかになりました。

登壇者の関係性と発言の要点

発表の場では、編集長であるCBセブルスキー氏が麻宮氏と30年来の親友であること、翻訳家の柳氏が麻宮氏と20年の付き合いを有していることが紹介されました。それぞれの立場から企画の意義や制作方針、期待について語られ、企画の信頼性と長年の相互理解に基づくプロジェクトであることが強調されました。

東京コミコンの会場では、麻宮氏がこれまでのキャリアを踏まえ、1999年に日本人として初めてアメコミ界に挑戦した経緯や、これまで手がけてきた代表的な仕事として「X-MEN」「バットマン」「スターウォーズ」「ヘルボーイ」「ソー」などが紹介されました。これらの経歴が、今回のクロスオーバー企画の背景にあることが伝えられました。

作品仕様と麻宮騎亜氏の制作方針——6回構成、全工程を一人で担当

発表によれば、今回のコミックは全6回を予定しており、フォーマットはマーベルの標準に準じます。重要なのは、シナリオ、ペンシル、インク、カラーのすべてを麻宮騎亜氏が一人で担当する点です。長年のアメコミ経験を持つ麻宮氏が、物語から仕上げの色彩まで一貫して手掛ける制作体制は、作品の統一感と作者の個性を色濃く反映させることになります。

制作方法については、麻宮氏がアナログを主とした描き込みで進めることが明言されました。従来のデジタルツールを補完する形でのアナログ制作により、独特のタッチや細部の描写が重視されるとの説明がありました。これにより、マーベルの既存フォーマットと麻宮氏の表現がどのように融合するかが注目されます。

連載媒体と公開スケジュール

制作されたコミックは米国のマーベルで2026年に連載開始されることが発表されました。日本語版および日本国内での出版については、現段階で未定であると明記されています。翻訳や版権調整、国内流通の計画は今後の関連企画および続報で整理される見込みです。

麻宮氏は今回の作品について、アメコミでの仕事からの引退を表明する中での制作だと説明しました。具体的には「イラスト以外のアメコミでの仕事からの引退」を表明しており、本作がアメコミでの活動を締めくくる重要な位置づけとなる可能性が示唆されています。

公開ビジュアルと東京コミコン会場での物販・イベント企画

同ステージでは、作品に関するビジュアルも公開されました。公開されたのはティザーイラスト2点とキャラクタースケッチで、ティザーはそれぞれのキャラクターを囲む個別イラストとメインキャラクターが集合したイメージイラストが用意されています。キャラスケッチは麻宮氏がマーベル側との確認用に描いたもので、両者の世界観を結ぶ意匠が随所に見られるものです。

キャラクタースケッチの具体例として、サイレントメビウスの主人公である「香津美リキュール」と、アベンジャーズを代表する「キャプテン・アメリカ」の2点が公表されました。これらは麻宮氏独特の意匠が反映されたもので、従来作とは異なる表現上の工夫がうかがえます。

東京コミコン現地での販売物とイベント企画

東京コミコン会場（アーティストアレイ）の麻宮騎亜氏ブースでは、今回のプロジェクト関連アイテムが販売されています。販売中の主な商品は以下の通りです。

• 先行特集本「スターターブック」：メインキャラ12人のスケッチ、麻宮氏・CB氏・柳氏のコメントを収録。
• 直筆サイン入りアートプリント2種：会場限定の直筆サイン入りアートプリントが2種販売中。

これらのアイテムは麻宮ファン、アメコミファン双方に向けたコレクターズアイテムとして位置づけられ、会場での販売を通じてプロジェクトへの注目度を高める狙いがあります。さらに、麻宮氏の代表作や関連作品をテーマにしたイベント企画も同時に進行中であることが明らかにされています。

関連サービス・企業情報、問い合わせ先の全情報

本件発表を行ったのは株式会社ペイメントフォーで、同社はチケット販売サービス「チケットペイ」を運営しています。チケットペイはイベント主催者がウェブから登録するだけでチケット販売ができるサービスで、リアル・オンライン双方のイベントに対応し、販売手数料は売れた分だけ課金されます。販売状況のリアルタイム確認や内容編集も可能で、音楽やスポーツ、個人主催から大規模入場管理まで対応できる点が特徴です。

サービスサイトのURLは以下の通りです。https://lp.ticketpay.jp/

取材窓口

ロボ石丸宛 Mail：teppei1954@gmail.com

本件に関する問合せ

株式会社ペイメントフォー チケットペイグループ mail：ticket@paymentfor.com

また、株式会社ペイメントフォーの会社概要もプレスリリースで公開されています。以下に記載の通り、設立や所在地、代表者、資本金などが明記されています。

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関連カテゴリ・キーワード

プレスリリースは主に「漫画・アニメ」「アート・カルチャー」に関わる内容として配信されています。関連のキーワードとしては、以下が明示されています。

• コミコン
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これらのキーワードは企画内容の本質を示すものであり、イベントや物販、今後の続報に関連する検索や紹介に活用されます。

発表内容の要点を一覧化して締めくくる

ここまでに記載した発表の重要情報を表形式で整理します。プロジェクトの核心事項、公開日程、物販情報、問い合わせ先などを一目で確認できるようにしています。以降は上記の表に基づいて情報を参照してください。

以上が、東京コミコン2025のステージ発表および配布されたプレスリリースに基づく全情報の整理です。作品の詳細、刊行スケジュール、関連イベントの具体化については、今後の続報で随時公開される見込みです。発表に含まれている各種素材はダウンロード可能であり、利用にあたっては各社の商標表記等に注意する必要があります。