LIBの『コラボ刻印』開始、刻印代を全額寄付
ベストカレンダー編集部
2025年12月5日 19:15
LIB コラボ刻印開始
開催日:12月5日
贈ることがそのまま寄付になる――『コラボ刻印』の狙いと提供開始
エシカルブランド「LIB(リブ)」は、2025年12月5日(金)よりホリデー限定のチャリティ企画『コラボ刻印』を開始します。本件は株式会社ボーダレス・ジャパンが発表した取り組みで、プレスリリース発表日時は2025年12月5日14時30分です。
『コラボ刻印』では、9名のアーティストが描き下ろしたイラストやカリグラフィーをLIBの革小物に刻印し、その刻印代の全額を寄付する仕組みを導入します。贈る側も受け取る側も、さらにその先へとやさしさが巡ることを目指す、贈り物と支援をつなぐ企画です。
企画の基本フローと提供場所
刻印可能な対象商品にアーティストデザインを刻印すると、刻印代がそのまま寄付金となります。実施開始は2025年12月5日、全国のLIBストアおよび公式オンラインストアで提供されます。
特設情報やイラスト番号の案内は、以下の特設サイトで確認できます:
https://l-i-b.shop/ethical-engraving/2025winter/
- 開始日:2025年12月5日(金)
- 提供場所:全国のLIBストア・公式オンラインストア
- 刻印代:オンラインストアのオプション「手描き刻印する」+1,100円(税込)
参加アーティスト9名の想いとデザイン
本企画には9名のアーティストが参加し、テーマ「Share the Light – やさしさを灯そう」に沿って描き下ろした作品を刻印できます。各アーティストが込めたメッセージは、贈る際の背景となる物語性を強めます。
以下に参加アーティストと寄せられたコメント、デザインの意図をすべて掲載します。作品の選択がそのまま寄付につながる点も併せて確認できます。
- uca U | ユカ ユウ
- 大切な人に想いを伝える時、言葉とともに形として見えるものを贈りたいという考えから、花を贈るような気持ちでイラストを描いた。誰かの想いが手渡される循環を願っている。寄付に直接繋がる企画に参加できたことを光栄に思う。
- Aki Ishibashi
- 寂しさや生きづらさを抱える人々に想いを寄せ、『誰も取り残さないギフト』という言葉に共感して参加。2026年の干支である馬のイラストに、幸せへの願いを込めた。
- Yuka Maeda
- カリグラフィーで文字を綴ることを通じて、温もりを待つ人や小さな動物たちへの支援につなげたいとの想いで参加。『Merci』『Keep Shining』などの文字表現で優しい気持ちを届ける意図がある。
- テペソのトム
- 人と人のつながりを重視し、寄付につながる点に魅力を感じて参加。『犬のごろん』デザインはぬくもりややさしさ、安心して身をゆだねる姿を表現している。
- サンレモ
- 初めての革製品コラボとして、ポップな世界観を革のアイテムに寄り添わせるデザインを制作。日常に馴染む“お気に入りのひとつ”を目指した。
- すいかねこ
- ねことお花の絵で、使う人の日常にあたたかな彩りを加えることを意図。プレゼントが世界をより良くする一助になると考え、この企画を通じた優しさが必要な誰かに届くことを願っている。
- Bumpy
- 子犬のロンと子猫のニャップの日常を描いた『Bumpy』を提供。星を「誰かを照らす小さな光」と見立て、ふたりが星を集めるシーンで温かさを表現している。
- かわべしおん
- 子供時代の記憶から、イラストが毎日を少し幸せにする力を持つと考え、ハグするキャラクターたちを描いた。『大丈夫だよ』『いつもありがとう』という気持ちを伝えたい意図がある。
- yuichi
- 「贈る人も贈られる人もその先の誰かも少しあたたかく」というコンセプトに賛同。サスペンダーでバンザイするクマのゆるいイラストを通じて癒しやゆるさを提供することを目指した。
刻印デザインの選び方
特設サイトに各イラストの「イラスト番号」を掲載しています。オンライン注文時は通信欄へ該当のイラスト番号を記載してください。店舗では刻印見本を直接確認して選べます。
デザインの選択がそのまま寄付に直結するため、選ぶ行為自体が支援につながる点が本企画の大きな特徴です。
寄付先の公募と運用の仕組み—透明性を確保する選定プロセス
寄付先は非営利団体から公募で募り、現場の声に基づいた選定を行うことで透明性と公平性を担保します。寄付金額や活用状況は公式Instagram上で公開されます。
これにより、どの団体にいくら寄付されたか、寄付金がどのように活用されたかを明確に追える体制が整えられています。
寄付先募集の要項(全情報)
| 応募対象 | 国内拠点を有する非営利団体(海外活動も可)、社会的意義と継続性のある取り組み |
|---|---|
| 募集期間 | 2025年12月5日(金)〜2025年12月21日(日)23:59 |
| 応募方法 | 専用フォームよりエントリー(特設サイトを参照) |
| 結果公表 | 寄付金額・活用状況は公式Instagramにて公開 |
公募により選ばれた団体へ、刻印代の合算が寄付されます。選定や寄付の実績は随時公開され、第三者が確認できる仕組みとなっています。
透明性を重視する運用は、支援を受ける現場の声に寄り添うことと、寄付者や購入者が結果を追跡できる点で重要です。
注文方法、店舗対応、ブランドと運営会社の情報
ここではオンラインと店舗それぞれの注文手順、刻印の仕様、ブランド背景や運営会社である株式会社ボーダレス・ジャパンの情報まで、必要な実務情報を網羅します。
LIBの本革製品は手に取りやすい価格帯で丁寧な手仕事が特長です。ブランドの歴史や社会的意義も含めて記載します。
オンラインストアでのご注文方法
- 対象商品の中から希望商品を選択する。
- オプションで「手描き刻印する」を選択(+1,100円 税込)。
- ご注文手続きページ下方の「通信欄」に「イラスト番号」を記入する。
オンラインでの刻印は、サイズ・位置が規定の仕様となります。詳しいイラスト番号や刻印可能商品の一覧は特設サイトで案内されています。
店舗でのご注文方法と対応
全国のLIB店舗では刻印見本を展示しています。来店して実物を見て選択できるほか、すでに購入した商品への刻印も承ります。店舗での刻印は見本を確認しながら位置やサイズを相談して決めることができます。
店頭での対応に関する詳細は、各店舗の案内ページで確認してください。店舗一覧は公式サイトに掲載されています。
LIB(ブランド)と株式会社ボーダレス・ジャパンについて
LIBはボーダレス・ジャパンが展開するソーシャルビジネスの一環として2014年に「ビジネスレザーファクトリー」として事業を開始しました。バングラデシュに自社工場を持ち、シングルマザーや障がいのある方などに安定雇用を提供しています。現在約900名の職人が従事し、日本国内に20店舗を展開しています(2025年10月時点)。
2025年7月にブランド名を「LIB」に変更し、“Life Is Borderless ─ 美しく、生きる。”をコンセプトに、社会や環境に配慮したエシカルな選択肢を届けることを目指しています。製品は全12色のカラーバリエーションがあり、ビジネスバッグ、シューズ、財布、名刺入れなどを取り揃えています。
運営会社の株式会社ボーダレス・ジャパンは2007年設立。社会課題をビジネスで解決する事業を展開し、世界14か国・50以上の事業を通じて取り組んでいます。2024年度の売上は約100億円にのぼり、複数の賞や評価を受けています。所在地や代表者情報は以下の通りです。
- 会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
- 所在地:福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4F
- 設立:2007年
- 代表者:代表取締役CEO 田口一成
- 公式サイト: http://l-i-b.shop/(LIB 公式)、https://www.borderless-japan.com/(運営会社)
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/lib_life.is.borderless
要点の整理
以下の表は、本記事で取り上げた『コラボ刻印』の主要項目を分かりやすくまとめたものです。注文方法や寄付募集期間、参加アーティスト、運営主体など、キャンペーン参加の際に確認すべき情報を一覧にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企画名 | 『コラボ刻印』(LIB) |
| 開始日(提供開始) | 2025年12月5日(金) |
| 発表(プレスリリース) | 2025年12月5日 14:30(株式会社ボーダレス・ジャパン発表) |
| 参加アーティスト | uca U、Aki Ishibashi、Yuka Maeda、テペソのトム、サンレモ、すいかねこ、Bumpy、かわべしおん、yuichi(計9名) |
| 刻印代 | オンラインオプション「手描き刻印する」+1,100円(税込)/店舗は店頭案内に準ずる |
| 寄付先募集期間 | 2025年12月5日〜2025年12月21日(日)23:59(非営利団体を公募) |
| 応募対象 | 国内拠点を有する非営利団体(海外活動も可)、社会的意義と継続性のある取り組み |
| 応募方法 | 専用フォームよりエントリー(特設サイト参照) |
| 結果公表 | 寄付金額・活用状況は公式Instagramで公開 |
| 提供場所 | 全国のLIBストアおよび公式オンラインストア |
| 運営会社 | 株式会社ボーダレス・ジャパン(代表取締役CEO 田口一成) |
| 特設サイト | https://l-i-b.shop/ethical-engraving/2025winter/ |
以上が『コラボ刻印』の全体像です。刻印を選ぶ行為がそのまま寄付に結びつく仕組みと、非営利団体の公募による寄付先選定、参加アーティストの想いが重なり合うことで、贈り物に新たな意味を付与する企画として展開されます。
参考リンク: