USJで『呪術廻戦』新作4-Dショーが1/30開始

人気作『呪術廻戦』が再びユニバーサル・スタジオ・ジャパンで“体感型”に復活

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は、TVアニメ『呪術廻戦』との2回目のコラボレーションとして、完全新作オリジナル・ストーリーのシアター・ショー・アトラクション『呪術廻戦・ザ・リアル 4-D ～廻る時計台～』を2026年1月30日（金）から期間限定で上演すると発表しました。発表元は合同会社ユー・エス・ジェイ、ニュース配信日は2025年12月4日14時03分です。

本件は、2022年の初コラボレーションが好評を博し、その後2025年4月にアメリカでの期間限定開催を経て再び日本のパークに戻る形となります。TVアニメ第3期の放送開始（2026年1月8日（木））と時期が重なる点も含め、作品とパークの取り組みが連動する形で展開されます。

シアター・ショー『呪術廻戦・ザ・リアル 4-D ～廻る時計台～』の構成と物語

『呪術廻戦・ザ・リアル 4-D ～廻る時計台～』は、3D映像と音響・照明に加え、風圧、振動、水しぶきなどの特殊効果を用いたシアター・ショー形式のアトラクションです。作品の世界観をもとに、パークだけに用意されたオリジナル・キャラクターも登場する完全新作オリジナル・ストーリーとして制作されています。

ゲストは物語の中で呪術師の任務をサポートする新人補助監督という役割を与えられ、呪術高専東京校の1年生たち（虎杖、伏黒、釘崎）と共に“古びた洋館”での探索に挑みます。館内で失踪者が相次ぐ謎を追う中、突如として激しい戦闘が始まり、物語の途中で高専時代の五条と夏油の戦闘が目前に展開されます。

登場人物と物語の流れ

主要登場人物として虎杖（いたどり）、伏黒（ふしぐろ）、釘崎（くぎさき）が物語の中心に位置し、ゲストは彼らをサポートする立場で戦闘に巻き込まれます。物語は探索から戦闘へと展開し、高専時代の五条（ごじょう）と夏油（げとう）の戦いがクライマックスのひとつとして描かれます。

劇中では巨大な呪霊との対峙があり、ゲストは呪術師たちの術式が発動する場面や術の衝撃を五感で体感する構成です。これにより、登場人物の声や術式の表現が“そこにいる”と感じられるほどの臨場感を目指しています。

体感演出の詳細

アトラクションは「シネマ 4-D シアター」での上演を予定しており、映像・音響・照明に加え、物理的な特殊効果を組み合わせることで4-D体験を提供します。具体的な演出として、以下の要素が明記されています。

• 3D映像：立体的な映像でキャラクターや呪霊を描写します。
• 音響・照明：戦闘や術式の迫力を強調する設計。
• 風圧・振動：術式や衝撃が身体に伝わる演出。
• 水しぶき：場面によって空間に水の感覚を再現。

これらの特殊効果により、呪力が空間に広がるような感覚を目指しており、ゲストが呪術師たちとともに戦いの中心にいることを実感できることを意図しています。

開催概要と『呪術廻戦×ストーリー・ライド』の情報

『呪術廻戦・ザ・リアル 4-D ～廻る時計台～』の開催期間は、2026年1月30日（金）から2026年8月18日（火）までです。開催場所はシネマ 4-D シアターで、アトラクション形式はシアター・ショーとなります。なお、開催期間は変更となる場合がある旨が明記されています。

併せて『呪術廻戦×ストーリー・ライド』も同期間に実施されます。開催期間は2026年1月30日（金）から2026年8月18日（火）、開催場所はハリウッド・ドリーム・ザ・ライド、アトラクション形式はストーリー・ライドとされています。ただし、ストーリー・ライドの詳細は後日発表される予定です。

ストーリー・ライドの休止期間と注意点

『呪術廻戦×ストーリー・ライド』については、2026年2月2日（月）から2月21日（土）までの期間、休止することが予告されています。休止理由はメンテナンス等を想定したものと記載されており、メンテナンス期間は変更となる可能性がある点にも留意が必要です。

また、パーク側は本コラボレーションにおいてアトラクションに留まらず、フードやグッズなど多彩なプログラムを展開すると明記しています。期間限定のプログラムであるため、提供内容や販売期間、在庫などは変動する可能性があります。

作品背景・関連メディアとUSJの取り組み

『呪術廻戦』は芥見下々氏によるコミック作品で、集英社「週刊少年ジャンプ」にて2018年3月に連載が開始され、2024年9月に物語が完結しました。連載終了までの約6年半で、コミックスのシリーズ累計発行部数はデジタル版を含めて1億部を突破しています。

劇場作品やアニメも継続的に展開されており、プレスリリースでは『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が大ヒット上映中であること、TVアニメ第3期「死滅回游 前編」が2026年1月8日より毎週木曜深夜0時26分からMBS/TBS系28局“スーパーアニメイズム TURBO”枠で全国同時放送されることが明記されています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの国内外での展開

USJは“NO LIMIT !”をスローガンに、パークのクリエイティビティとテクノロジーを活用して日本発のエンターテインメント作品を“リアル体験”に昇華させ、国内外に発信してきたことを強調しています。『ユニバーサル・クールジャパン』は、その取り組みの一環として2015年の初開催以降、アトラクション、オリジナルグッズ、テーマレストラン、パークフードなどを通じて総合的な体験を提供するプラットフォームとして位置づけられています。

また、USJはこれまでに『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』、『ザ・フライング・ダイナソー』『ミニオン・ハチャメチャ・ライド』『スーパー・ニンテンドー・ワールド』など世界最高クオリティの体験を導入してきた実績があるとされています。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはコムキャストNBCユニバーサルグループに属し、国内外から多くのゲストを集める施設と紹介されています。

関連リンクと著作表記

公式情報については、USJのウェブサイト（https://www.usj.co.jp/web/ja/jp）で案内されると明記されています。追加情報や今後の発表については同サイトを参照することが案内されています。

プレスリリース内に記載された著作表記は以下の通りです。

著作表記

HARRY POTTER and all related characters and elements (C) & ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights (C) J.K. Rowling.

MINIONS TM & (C) 2025 Universal Studios.

(C) Nintendo

TM & (C) Universal Studios & Amblin Entertainment

書・紫舟

(C)芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会

Universal elements and all related indicia TM & (C) 2025 Universal Studios. All rights reserved.

要点の整理（表）と締めの文章

以下の表は、本プレスリリースにおける主要情報を分かりやすく整理したものです。開催期間、場所、アトラクション形式、登場キャラクターや注意事項などを網羅しています。

上の表は本稿で触れた主要事項をまとめたものです。イベントは期間限定であり、アトラクションの内容や運営スケジュールには変更が生じる可能性があるため、参加を検討する際はUSJの公式発表や案内を確認する必要があります。今回の発表には、作品の展開状況（コミックスの発行部数・完結、映画・アニメの公開情報）や、USJが国内外で展開してきた取り組みについての説明も含まれており、コラボレーションの位置づけや規模感が明示されています。