12/28〜30開催　恵那 銀の森『芽でたまつり』年末の特価おせちと体験

年末の三日間を彩る「芽でたまつり」──開催の趣旨と基本情報

恵那市にある食と自然の複合施設「恵那 銀の森」は、2025年12月28日（日）から30日（火）までの3日間、年末イベント「芽でたまつり」を開催します。主催は株式会社銀の森コーポレーションで、開催テーマは「巳(み)んなに、今年一番のHappyを！」。一年の感謝を込めて、来年を迎える準備や年末の買い物を一度に楽しめる企画が揃います。

イベントは広大な園内（敷地総面積約66,000平方メートル）を舞台に実施され、地元の来訪者や帰省・観光で訪れる方まで幅広く参加しやすい内容になっています。雨天決行ですが、天候により一部内容が変更・中止になる場合がありますのでご注意ください。

イベントメニューはおせち販売、福袋・福箱販売、団子屋の限定オープン、門松づくりや招き猫絵付けなどのワークショップ、すごろくスタンプラリーやビッグ福笑いなどの無料体験が中心です。各企画は数量限定や事前予約が可能なものもありますので、詳細は下記の各項目をご確認ください。

年末の買い物を支える「おせち」「福袋」「福箱」の販売計画

銀の森はおせち製造メーカーとしての特色を活かし、年末恒例の特価おせち販売を会場で実施します。おせちのラインナップは当日までのお楽しみとなっていますが、各日数量限定・なくなり次第終了です。会場内ではおせち食材を小分けした限定の「福袋」も登場します。

併せて、園内7店舗のうち3店舗（銀の森ショップ、竈、美栗舎）では年末年始向けの福袋を販売します。店頭の福袋販売期間は2025年12月25日から2026年1月12日までです。どの店舗も定番商品を中心に詰め合わせたお得なセットを用意しています。

• 会場販売（芽でたまつり期間）: おせち特価販売、限定おせち食材福袋（各日数量限定）
• 園内店舗の福袋: 銀の森ショップ、竈、美栗舎にて販売（2025/12/25〜2026/1/12）
• オンライン限定「福箱」: 事前予約制で全4種類。特製シール付き。予約期間は2025年12月11日〜12月24日15:00

オンラインショップでの福箱は、未発売商品や人気商品を詰め合わせた構成で、イラストレーター柴田ケイコさんの過去のお正月イラストを使用した特製シールを貼付します。中でも注目されるのは、おせち製造過程で生じる端材「お福分」を詰め込んだ「お福分箱」で、月例の端材販売会に来られない方にも楽しめる工夫が施されています。公式オンラインショップはhttps://ginnomori.jp/です。

体験と味わいのプログラム詳細 — ワークショップ、飲食、無料イベント

芽でたまつりでは、参加型ワークショップや限定飲食ブースが充実しています。ワークショップは事前予約が可能なものもあり、家族連れで楽しめる無料イベントも多数用意されています。以下に個別企画の内容と参加費用を記します。

参加にあたっては数量限定のものや当日受付終了のものがあります。各企画の開催時間や受付方法は当日の案内に従ってください。

門松づくり体験と薪販売

毎年人気のミニ門松づくり体験を実施します。使用する素材は松・竹・南天で、高さ約30cm程度のミニ門松を作ります。新年の飾りとして持ち帰れるサイズで、手作りの風情を楽しめます。

体験価格は2,000円（税込）／1個です。事前予約が可能となっており、数に限りがあります。あわせて、銀の森キャンパスで発生した伐採木を「薪」として販売します。薪の販売は森づくり活動の一環として行われ、収益は森づくり活動に充てられます。

門松づくり（ミニ）

高さ目安：30cm程度、価格：2,000円（税込）、事前予約可

薪販売

森づくりのための伐採木を利用。収益は森づくりに活用

招き猫絵付け体験

招き猫の絵付け体験は、幸福や商売繁盛の縁起物としての招き猫を自分で装飾する企画です。新年を飾る置物を手作りできるため、おみやげとしての需要も想定されます。

体験価格は800円（税込）／1個で、数量限定の実施となります。制作後は乾燥などの行程が必要な場合がありますので、受け取り方法はスタッフの案内に従ってください。

銀の森のお団子屋さん（限定オープン）と飲食メニュー

芽でたまつり期間限定で「銀の森のお団子屋さん」がオープンします。もちもち食感の串団子をはじめ、ミニたい焼き、新登場の牛すじ煮込など、寒い時期に嬉しい温かなメニューが揃います。甘酒ドリンクなども提供予定です。

メニューと価格は以下の通りです。すべて税込表記です。

• 串団子：150円
• ミニたい焼き：150円
• 牛すじ煮込：500円（新登場）

無料体験イベント：ビッグ福笑い・すごろくスタンプラリー 等

毎年好評の大型福笑い（ビッグ福笑い）は、子どもから大人まで楽しめる企画です。会場に設置された大きな台で遊ぶ福笑いは、体験後の記念撮影にも適しています。

また、園内をめぐる「すごろくスタンプラリー」では、マップに記されたスポットを巡ってスタンプを集めると抽選に参加できます。景品には銀の森アフタヌーンティー体験や商品券などが用意されています。各無料イベントは参加費不要ですが、スタンプラリー等は景品に限りがあるため早めの参加が推奨されます。

銀の森とは何か──施設・運営情報と森づくりの取り組み

「恵那 銀の森」は約66,000平方メートルの敷地内に7つの専門店が点在し、和洋菓子、出汁、イタリアンなど多様な食の体験を提供する複合施設です。遊歩道や四季折々の草木に囲まれた園内は、散策と食を同時に楽しめる構成になっています。

運営元は株式会社銀の森コーポレーション。創業以来、冷凍食品や冷凍おせち、和洋菓子の製造販売のほか、恵那 銀の森のような総合公園施設の運営を通じて「食」の可能性を追求してきました。設立50周年を迎え、現在は「森づくり」を核に据えた第二創業期を進めています。

銀の森の森づくり活動は「100年の森づくり計画」として進められており、2018年に取得した恵那峡県立自然公園内のゴルフ場跡地（約23ヘクタール）を再び緑地へと転換するプロジェクトです。敷地は「銀の森キャンパス」と呼ばれ、未来の学び舎を目指す場づくりを行っています。

2023年からは第一次工事（約500坪）を進行中で、2026年春の完成を予定しています。プロジェクトには県内外のパーマカルチャーや環境改善に従事する職人が参画し、施設内スイーツブランドの世界観「森からのおすそわけ」を具現化していく計画です。

イベント要点の整理

以下の表は本記事で紹介した「芽でたまつり」の主要項目を整理したものです。開催日程、主要企画、価格帯、予約・販売期間、連絡先といったポイントを一覧にまとめています。

本記事では芽でたまつりの開催概要、販売・予約情報、各種体験の内容、施設と森づくりの取り組みをまとめました。年末の三日間は多彩な企画が同時に進行しますので、参加を検討する際は開催時間や数量限定の項目に留意していただければ、当日の行動計画が立てやすくなります。