12月12日公開:MET『ラ・ボエーム』歌唱映像解禁

ラ・ボエーム国内上映

開催期間:12月12日〜12月18日

ラ・ボエーム国内上映
公開はいつからどこで観られるの?
12月12日(金)〜18日(木)に全国21館で順次公開。東劇は特別に1月1日(木)まで3週上映。上映時間は約3時間25分(休憩2回)。公式サイトで劇場別スケジュール確認を。
今回の映像でどんな歌が見られるの?
本編歌唱映像は有名アリア計5曲が解禁。〈冷たい手を〉や〈私の名はミミ〉、ロドルフォとミミの二重唱などを含み、フレディ・デ・トマーゾやジュリアナ・グリゴリアンが登場する。

プッチーニ《ラ・ボエーム》がスクリーンに復活 — METライブビューイングより国内公開

松竹株式会社は2025年12月3日15時に発表したプレスリリースにて、イタリア・オペラの巨匠ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ《ラ・ボエーム》が、MET(メトロポリタン・オペラ)ライブビューイング2025-26シーズンのラインナップの一作として、日本国内でスクリーン公開されることを発表した。公開期間は2025年12月12日(金)から12月18日(木)で、東劇のみ1月1日(木)までの3週上映となる。

発表は松竹によるもので、公式プログラムページは以下のURLで案内されている。上映館は東劇、新宿ピカデリーほか全国21館での公開が予定されている。METの舞台を日本でまとめて鑑賞できる「METライブビューイング」企画の一環としての公開であり、METの2025年11月8日上演の舞台映像が3時間25分(休憩2回)で上映される。

12/12(金)公開:世界で最も愛されるオペラ、プッチーニ《ラ・ボエーム》本編歌唱映像 解禁!感想投稿&半券応募キャンペーン、解説付き上映開催! 画像 2

上映に関する基本情報

本作のMET上演日は2025年11月8日、上映予定時間は3時間25分(休憩2回)である。また、上映期間は2025年12月12日〜12月18日(東劇のみ1月1日まで延長)で、全国21館で順次公開される。上映館の詳細やスケジュールは、公式サイトで確認が可能である。

公開形式はMETライブビューイングのスクリーン上映で、舞台のカメラワークや演出の細部まで捉えた本編映像をスクリーンで鑑賞する形式となる。上映情報の詳細は公式ページ(https://www.shochiku.co.jp/met/program/6904/)で案内されている。

歌唱映像の一斉解禁 — 注目のアリアと主要歌手

本作は、19世紀パリの学生街を舞台に若き芸術家たちの儚い青春と恋を描いた物語で、オペラ史に残る名アリアが随所に登場する。今回、公開に先立って本編歌唱映像の一部が解禁され、合計で有名アリア計5つが公開されたとされる。

解禁された歌唱映像には、若手スターで世界的に注目されているテノール、フレディ・デ・トマーゾ(フレディ・デ・トマーゾ)演じるロドルフォが第1幕でミミに自己紹介する場面で歌う〈冷たい手を〉、同じく若手ソプラノのジュリアナ・グリゴリアン(ジュリアナ・グリゴリアン)演じるミミの〈私の名はミミ〉、そして恋に落ちた二人による二重唱などが含まれる。合計5曲が今回の映像解禁に含まれている。

解禁映像に登場する主なアリアと場面

以下はプレスリリースで名が挙げられた主要な歌唱映像の一覧である。アリア名、歌う人物、場面を整理している。

  • 〈冷たい手を〉 — ロドルフォ(フレディ・デ・トマーゾ)が第1幕でミミに自己紹介する場面で歌唱。
  • 〈私の名はミミ〉 — ミミ(ジュリアナ・グリゴリアン)が自らの名を語る場面で歌唱。
  • 二重唱 — ロドルフォとミミが恋に落ちた直後に歌う二重唱(解禁映像に含まれる)。
  • 上記に加え、本編から合計で有名アリア計5つが公開されている(プレスリリース記載)。

演出はフランコ・ゼフィレッリによるもので、伝統的かつ壮麗な舞台装置と衣装を用いた演出が特徴である。ゼフィレッリによる演出は長年にわたって親しまれてきた定番の舞台として知られている。

公開記念・感想投稿&半券応募キャンペーンと解説付き上映

公開を記念して、鑑賞者向けの特別企画が実施される。プレスリリースによれば、感想投稿および半券を使った応募キャンペーンが行われ、抽選で複数の賞品が用意されている。キャンペーンの具体的な応募方法や期間についてはプレスリリースに詳細な手順が記載されていないため、公式サイトでの案内を確認する必要がある。

賞品は複数用意されており、協賛企業や関連商品のセットなどが含まれる。以下にプレスリリース記載の賞品を列挙する。

協賛・賞品
フランス流紅茶専門店マリアージュフレール(MARIAGE FRÈRES)提供のフレーバードティー「NOEL IN LOVE/ノエル イン ラヴ」(南フランス・プロヴァンスの伝統的なクリスマスデザート“13種のクリスマスデザート”の香りをあしらった青茶)。
アンリ・ミュルジェール『ラ・ボエーム』 辻村永樹訳(光文社古典新訳文庫)。
本国ニューヨークMET 2025-26シーズンのカレンダー。

また、東劇にて2025年12月12日(金)に本編鑑賞前の解説付き上映が開催される。解説は講師によるもので、オペラ未経験者から既にオペラを知る層までを対象に設けられている。解説付き上映は通常料金で鑑賞可能であると案内されている。

解説付き上映は、作品の背景や登場人物、楽曲の聴きどころなどを講師が整理して伝える形式で、舞台映像をより深く理解するための導入として位置づけられる。初心者が観劇前に基礎知識を得る場として利用できる一方、既存のオペラファンにとっても演出や演技の解釈を再確認する機会となる。

作品概要・あらすじ、キャスト、上映データの整理

作品は19世紀初頭のパリを舞台にした恋愛悲劇で、詩人ロドルフォとお針子ミミを中心とする若い芸術家たちの生活と別れを描く。物語の展開は、屋根裏部屋で暮らす若者たちの生活描写から始まり、恋愛、病、別離、最終的な再会と悲嘆へと至る。

プレスリリースからのあらすじは次の通りである。1830年ごろのパリ。屋根裏部屋で4人の若者が暮らしている。詩人ロドルフォが1人になったところに、階下に住むお針子ミミがろうそくの火を借りに訪れ、2人はたちまち恋仲になる。続いてカルチェラタンで画家マルチェッロも元恋人のムゼッタと再会するが、ミミは肺病に侵されていた。彼女はロドルフォとの別れを決意し、マルチェッロとムゼッタの仲も壊れる。その後、ムゼッタが衰弱しきったミミを屋根裏部屋に連れてくる、という流れである。

主要スタッフ・キャストと上映情報

本作の主要スタッフ・キャスト、上映に関するデータは以下の通りである。演出はフランコ・ゼフィレッリ、指揮はケリー=リン・ウィルソンが務める。出演はジュリアナ・グリゴリアン、フレディ・デ・トマーゾ、ハイディ・ストーバー、ルーカス・ミーチェム、ショーン・マイケル・プラム、パク・ジョンミン、ドナルド・マックスウェルほかが名を連ねる。

上映期間は12月12日(金)〜12月18日(木)で、東劇のみ1月1日(木)までの3週上映。上映館は東劇・新宿ピカデリーほか全国21館、MET上演日は2025年11月8日、上映予定時間は3時間25分(休憩2回)である。

項目 内容
作品 プッチーニ《ラ・ボエーム》(METライブビューイング 2025-26 シーズン舞台映像)
公開(上映)期間 2025年12月12日(金)〜12月18日(木)※東劇のみ2026年1月1日(木)までの3週上映
上映館 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
MET上演日 2025年11月8日
上映予定時間 3時間25分(休憩2回)
指揮 ケリー=リン・ウィルソン
演出 フランコ・ゼフィレッリ
出演 ジュリアナ・グリゴリアン、フレディ・デ・トマーゾ、ハイディ・ストーバー、ルーカス・ミーチェム、ショーン・マイケル・プラム、パク・ジョンミン、ドナルド・マックスウェル ほか
解禁歌唱映像 有名アリア計5つ(〈冷たい手を〉、〈私の名はミミ〉、ロドルフォとミミの二重唱などを含む)
キャンペーン賞品 マリアージュフレール「NOEL IN LOVE/ノエル イン ラヴ」フレーバードティー、アンリ・ミュルジェール『ラ・ボエーム』辻村永樹訳(光文社古典新訳文庫)、MET 2025-26シーズンカレンダー ほか
公式情報 https://www.shochiku.co.jp/met/program/6904/ (松竹公式プログラムページ・プレスリリースあり)

以上がプレスリリースに基づく、本作の公開と関連企画の要点である。公開にあわせて一部歌唱映像が解禁され、鑑賞者向けの感想投稿・半券応募キャンペーンや、12月12日の東劇での解説付き上映などが予定されている。詳細や応募方法、スケジュールの最新情報は公式サイトを参照されたい。

参考リンク: