第30回 手塚治虫文化賞が一般推薦を開始 締切は1月8日
ベストカレンダー編集部
2025年12月3日 10:43
手塚治虫文化賞一般推薦開始
開催期間:12月3日〜1月8日
第30回を迎える「手塚治虫文化賞」──一般推薦の募集が始まる
朝日新聞社が主催する「手塚治虫文化賞」は、節目となる第30回に向けて、2025年刊行の商業作品を対象とした「マンガ大賞」候補の一般推薦募集を開始しました。プレスリリースは株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)から2025年12月3日09時00分に発信されています。
本募集は読者や関係者から広く候補作を募るもので、一般からの推薦による1位入選作が選考の最終候補にノミネートされます。以降の選考プロセスを経て、最終的に「マンガ大賞」が選出され、2026年4月に発表される予定です。
応募要項と応募方法:対象作品・締め切り・推薦ページ
応募対象は、2025年に日本国内で刊行された商業作品です。出版社を問わず、商業出版として刊行・発表されたマンガ作品が対象となります。推薦は所定のウェブフォームから行います。
募集の締め切りは2026年1月8日です。応募は下記の推薦受付サイトから行ってください。
- 一般推薦受け付けサイト(締め切り:2026年1月8日):http://t.asahi.com/tz30pr
推薦の流れと注意点
推薦された作品は、まず一般推薦として集計され、投票結果の1位となった作品は選考の最終候補にノミネートされます。最終候補は2026年2月に発表され、選考委員会がその中から大賞を選出します。
応募の際は、対象年(2025年)に刊行されたことを確認のうえ推薦してください。推薦フォームの利用規約や入力項目に沿って正確に情報を入力することが必要です。
特典とプレゼント企画:抽選でオリジナルピンバッジを贈呈
一般推薦に参加した方の中から抽選で100名に、非売品のオリジナルピンバッジ「手塚治虫さんとアトム」がプレゼントされます。プレゼントは抽選方式で実施されます。
ピンバッジは記念品として制作されたもので、一般販売されていない非売品です。抽選方式や当選連絡の方法、発送に関する詳細は推薦受付サイト上の案内に従います。見本の存在がプレスリリースで示されていますが、実物のデザインやサイズに関する詳細は公式案内を参照してください。
選考委員と選考スケジュールの詳細
選考は外部有識者を含む選考委員会によって行われます。選考委員は社外のメンバーで構成され、五十音順で以下の方々が名を連ねています。
- 秋本治
- 漫画家
- 里中満智子
- マンガ家
- 高橋みなみ
- タレント
- 中条省平
- フランス文学者
- トミヤマユキコ
- マンガ研究者、白百合女子大学准教授
- 南信長
- マンガ解説者
- 矢部太郎
- 芸人・漫画家
選考全体のスケジュールは以下のとおりです。一般推薦の結果から1位となった作品が最終候補へと進み、最終候補の発表、そして大賞の決定が行われます。
- 一般推薦受付期間:2025年12月3日発表(受付中)〜2026年1月8日
- 最終候補作品の発表:2026年2月(選考により決定)
- マンガ大賞の選出・発表:2026年4月(選考委員会により決定)
賞の背景、目的、および関連情報の整理
「手塚治虫文化賞」は1997年に朝日新聞社が創設した賞で、手塚治虫氏の業績を記念し、氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的としています。日本国内で刊行・発表されたマンガ作品や個人・団体に対して、その業績や成果を表彰します。
1997年の創設以来、マンガ文化の発展と向上に寄与する重要な表彰制度として位置づけられており、今回の第30回は節目の回となります。賞の詳細や過去の受賞履歴、賞の趣旨に関する詳細は公式サイトで確認できます。
- 主催:株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)
- 対象:2025年に刊行された日本国内の商業作品
- 関連ページ:https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/
- プレスリリース発表日時:2025年12月3日 09時00分
以下に、この記事で扱った主要な情報を表に整理して締めくくります。重要な日付、応募方法、特典、選考委員などを一覧化していますので、応募を検討する際の確認にご利用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克) |
| プレスリリース発表日時 | 2025年12月3日 09時00分 |
| 対象作品 | 2025年に刊行された日本国内の商業マンガ作品 |
| 推薦受付サイト | http://t.asahi.com/tz30pr(締め切り:2026年1月8日) |
| 一般推薦の役割 | 一般推薦で1位になった作品は選考の最終候補にノミネートされる |
| 最終候補発表 | 2026年2月(予定) |
| マンガ大賞発表 | 2026年4月(選考委員会で選出) |
| プレゼント | 抽選で100名にオリジナルピンバッジ「手塚治虫さんとアトム」(非売品)を贈呈 |
| 選考委員(五十音順) | 秋本治(漫画家)、里中満智子(マンガ家)、高橋みなみ(タレント)、中条省平(フランス文学者)、トミヤマユキコ(マンガ研究者・白百合女子大学准教授)、南信長(マンガ解説者)、矢部太郎(芸人・漫画家) |
| 賞の由来・目的 | 1997年創設。手塚治虫氏の業績を記念し、マンガ文化の発展に寄与することを目的とする |
| 関連リンク | https://www.asahi.com/corporate/award/tezuka/ |
この記事では、朝日新聞社の発表内容をもとに、募集対象や期間、選考の流れ、プレゼント企画、選考委員の構成など、プレスリリースに含まれる情報を網羅的に整理しました。推薦を検討する場合は、必ず推薦受付サイトの案内に従い、期日までに必要な情報を正しく入力してください。
参考リンク: