ランタン700個×ドローン500機、和歌山で過去最多来場
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 19:19
ランタン×ドローン共演
開催日:11月29日
夜空を染めた新しい光景――ランタン700個とドローン500機の共演
2025年11月29日、和歌山マリーナシティで開催中のイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェin和歌山マリーナシティ」において、約700個のランタンと500機のドローンショーが同時に夜空を彩る演出が実現した。主催のフェスタ・ルーチェ実行委員会によれば、この組合せは有料イルミネーションイベントにおけるランタンフェスとドローンショーの同時開催として日本初にあたるという(実行委員会調べ)。
この日の来場者数は6,932人となり、従来の最高記録である2023年12月9日の6,729人を上回り、イベント開催以来の1日最多来場者数を更新した。演出は今年のテーマ「Winter Light Magic 〜心奪われる、冬の光のWOW!!な夜〜」の目玉として位置づけられ、色鮮やかなランタンと和歌山最大規模となる500機のドローンが織りなす壮大な光景が訪れた人々を魅了した。
- 実施日: 2025年11月29日(土)
- ランタン数: 約700個
- ドローン数: 500機(和歌山最大)
- 1日の来場者数: 6,932人(過去最高)
追加開催とドローンショーの今後のスケジュール
初回実施後に寄せられた多数の要望を受け、ランタンフェスとドローンショーの共演が再び行われる追加開催が決定した。追加日は2025年12月13日(土)で、この回は暖かな電球色のランタンが空を舞う演出と共にドローンショーが実施される。
公式発表では、ドローンショーの開催日は以下の通り案内されている。なお、12月20日以降はドローンショー単独での実施となる。
- 2025年12月13日(土) ランタンフェス(電球色)とドローンショーの共演(追加開催)
- 2025年12月20日(土) ドローンショーのみ
- 2025年12月21日(日) ドローンショーのみ
- 2026年1月10日(土) ドローンショーのみ
- 2026年1月11日(日) ドローンショーのみ
- 2026年2月14日(土) ドローンショーのみ
- 2026年2月15日(日) ドローンショーのみ
12月13日の共演は、ランタンの色調が電球色で統一される点が特長で、夜間の空間演出としてロマンチックな雰囲気が強くなる構成となる。チケットはフェスタ・ルーチェ公式アプリで販売中であり、前売券の購入によって入場がスムーズになる。
会場全体の構成と見どころ詳細
今年の「フェスタ・ルーチェ」は第9回目の開催で、11月1日から始まり、2026年2月23日までの会期が設定されている。テーマは前述の通り「Winter Light Magic 〜心奪われる、冬の光のWOW!!な夜〜」。会場は光による演出を中心に、クリスマスマーケットや光の遊園地、プロジェクションマッピング、アートコラボレーションなど多彩な要素が組み合わされている。
主な見どころと特徴は次の通りである。
- 巨大クリスマスツリー: 広場中央のシンボルツリーは高さ18m。昨年より2m高くなった。
- 光の遊園地: 8種類のアトラクションがイルミネーションで彩られた空間で運行され、ファミリー層に人気。
- クリスマスマーケット: 本場ヨーロッパ風の屋台が並び、ホットドリンクやスイーツ、フード、雑貨などが提供される。12月25日までの土日と12月24日・25日に開催。
- プロジェクションマッピング: 建物に囲まれた空間全体がキャンバスとなり、来場者の目を引く大規模な映像演出が展開される。
- 子どもたちの絵のプロジェクション: 子どもが描いたカラフルな絵が空間全体に映し出される演出が予定されている。
- 石田延命所とのコラボ空間: 廃材を材料にしたアート作品を展示。石田延命所は今年もゲートを廃棄予定だった公園遊具などで制作するとコメントしている。
また、2023年度に行われたドローンショー「WAKAYAMA LIGHTS in FeStA LuCe」が、和歌山最大となる500機編成で今年も復活している点も見逃せない。
チケット・利用案内と公式アプリの機能
入場券や各種パスの料金体系、販売方法については以下の通り示されている。公式アプリを通じた前売券購入が推奨され、チケット売り場に並ばず入場ゲートから直接の入場が可能となるメリットがある。
- 開催期間
- 2025年11月1日(土)〜2026年2月23日(月・休) ※1月1日は休業
- 営業時間
- 通常 17時〜21時(最終入場20時半)。11月・12月の土曜と12月24日・25日は17時〜22時(最終入場21時半)
- 入場料(当日券/前売券)
- 大人 当日1,800円/前売1,600円、 小人(3歳以上中学生以下) 当日1,000円/前売800円
- アトラクションナイトパス
- 当日 大人小人共通1,800円 / 前売 大人小人共通1,600円(8種のアトラクション乗り放題)
- シーズンパスポート
- 大人4,500円、学生(高校生以上)3,500円、小人(3歳以上中学生以下)2,200円
- 会場
- 和歌山マリーナシティ ポルトヨーロッパ 〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527
公式アプリのURLやインスタグラムの情報も公式発表に含まれている。公式アプリはイベント情報や会場マップを掲載し、前売りチケット購入のほか現地での利便性向上を目的としている。
公式web: https://festaluce.jp/wakayama/ アプリ案内: https://festaluce.jp/wakayama/app/ インスタグラム: @festaluce
関連プログラム、ゲスト、主催情報
今年の例年にない注目点として、人気YouTuberグループ「Lazy Lie Crazy(レイクレ)」が公式アンバサダーとして点灯式に登場したことが挙げられる。点灯式は2025年11月1日(土)に実施され、来場者やSNSで話題となったことで、月間来場者数も過去最高を記録したという。
また、アート面での取組として和歌山のアーティスト「石田延命所」とのコラボ空間が今年も展開される。制作物は廃材を素材とし、昨年展示されたサメの作品は以降東京へ巡回したという記録がある。今年の制作では廃棄予定だった公園遊具を使用したゲートが予定されている。
石田延命所からのコメント: 今年もサメがやってくる。わかやま館に展示されていたサメは昨年のフェスタ・ルーチェの後、東京へ行きました。サメの旅はつづきます。今年は廃棄される予定だった公園遊具などをつかってゲートを作ります。たくさんの人に見てもらえる事を楽しみにしています。
主催はフェスタ・ルーチェ実行委員会、共催は和歌山マリーナシティである。イベントの累計動員数は8年間で83万人に達しており、9年目にあたる本年も多様なプログラムで集客を図っている。
まとめ表:フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ 主要ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名称 | 本当のクリスマスに出逢える場所 フェスタ・ルーチェ |
| 開催期間 | 2025年11月1日〜2026年2月23日(※1月1日は休業) |
| 会場 | 和歌山マリーナシティ ポルトヨーロッパ(〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527) |
| テーマ | Winter Light Magic 〜心奪われる、冬の光のWOW!!な夜〜 |
| 目玉演出 | 日本初※ ランタン約700個とドローン500機の同時演出(2025年11月29日実施) |
| 追加開催 | ランタンフェス(電球色)とドローンショーの共演 2025年12月13日 |
| ドローンショー開催日 | 12/13(共演)・12/20・12/21・1/10・1/11・2/14・2/15(12/20以降はドローンのみ) |
| 来場者数(1日) | 6,932人(2025年11月29日、過去最高) |
| 入場料 | 当日 大人1,800円 小人1,000円 / 前売 大人1,600円 小人800円 |
| 主催 | フェスタ・ルーチェ実行委員会(会長 古澤良祐) |
| 共催 | 和歌山マリーナシティ |
| 公式情報 | https://festaluce.jp/wakayama/ / アプリ https://festaluce.jp/wakayama/app/ / instagram @festaluce |
本稿では、プレスリリースに含まれるすべての情報を記載した。開催日程、各種プログラム、チケット情報、会場の見どころ、関連アーティストやゲスト、主催者情報まで網羅しているため、来場やスケジュール確認の際には上記の公式情報を参照していただきたい。