こどもが考えたスノードーム展示、阪急うめだで開催

こどもたちが考えた“スノードーム”が阪急うめだ本店で展示開始

阪急阪神百貨店が実施する継続的な教育プログラム「HANKYUこどもカレッジ」の一環として、初企画となる「Christmasフォトスポット プロジェクト」の成果が、阪急うめだ本店で展示されています。本企画はこどもたち自身がクリスマス装飾に関わり、フォトスポットを考案・制作することで創造力と表現力を育むことを目的としています。

プレスリリースは株式会社阪急阪神百貨店から2025年12月2日 12時24分に発表されました。展示は2025年11月22日(土)にお披露目され、11月22日(土)～12月25日(木)の期間で、阪急うめだ本店の11階 ベビー・こども服売場にて公開されています。展示のテーマは「クリスマス スノードーム フォトスポット」です。

プロジェクトの位置づけと目的

本プロジェクトは、子どもたちが実際の百貨店の装飾制作に関わる貴重な体験を提供する取り組みです。デザインや素材に触れる過程を通して、創造的な思考や表現の喜びを学ぶことを狙いとしています。

選抜は抽選で行われ、対象は6歳から10歳のこどもたちです。選ばれたこどもたちは、百貨店の装飾を手掛ける経験豊富なデザイナーとともに、スノードームをテーマにしたフォトスポットを構想・制作しました。

制作の過程：原画から背景パネル、そしてスノードームへ

プロジェクトは9月からスタートしました。こどもたちはまず、クリスマスのイメージをデザイナーと話し合い、それぞれのアイデアを原画として表現しました。原画はデザインの元となる重要な要素で、色使いやモチーフ、構図の意図を明確にする役割を果たしました。

その後、絵の具やリボンテープなどの素材を用いて、フォトスポットの背景パネル作りを行いました。背景パネルとスノードーム本体のデザインをどのように組み合わせるかは、コンコースウィンドーを手掛けるデザイナーのノウハウが生かされ、こどもたちの原画を元にプロの視点で調整・制作が進められました。

具体的な制作工程

1. プロジェクト開始（9月）— 企画の趣旨説明とアイデア出し。
2. 原画制作— 各こどもがスノードームのデザインをスケッチ。
3. 背景パネル制作— 絵の具、リボンテープ等を用いてパネル作成。
4. デザイナーによる組み合わせと最終調整— 原画とパネルを統合。
5. 制作物の完成と展示準備— 11月22日のお披露目に向けて仕上げ。

この流れの中で、デザイナーはこどもたちに技術的な助言やデザイン面でのフィードバックを行い、アイデアを具現化するための手助けをしました。こどもたちは自分たちの原画が実際の展示物になる過程を体験しています。

制作時に撮影された主な様子

・完成したフォトスポットの前で記念撮影

・デザイン考案中のこどもたちの様子

・背景パネル作りの工程

・こどもたちが考案したスノードームの原画

お披露目当日のプログラムと来場の様子

完成したフォトスポットは11月22日に初お披露目され、イベント当日はこどもたちや関係者が集まる場となりました。お披露目では子どもたち自らがボタンを押してイルミネーションを点灯するセレモニーが行われ、点灯とともに会場には歓声が上がりました。

イベント中にはデザイナーからの作品に関するフィードバックの時間が設けられ、続いて阪急うめだ本店 本店長の佐藤行近氏より参加したこどもたちへ修了証が手渡されました。さらに、H2Oサンタが登場し、その場でこどもたちが考案したスノードームの原画をプリントしたオーナメント（キーホルダー）とお菓子が配られ、温かな雰囲気の中で式典が進行しました。

お披露目イベントの主な内容

• イルミネーション点灯のセレモニー（こどもたちによるボタン操作）
• デザイナーからのフィードバックセッション
• 本店長 佐藤行近氏による修了証の授与
• H2Oサンタの登場と原画プリントのオーナメント配布
• 参加者全員へのお菓子の贈呈

当日の模様は集まったこどもたちとその保護者にとって、制作の成果を確認する重要な機会となりました。また、来場者は展示の前で写真撮影をすることができ、フォトスポットとしての役割を十分に果たしています。

展示の見どころとまとめ

展示されている作品は、こどもたちが考案した原画を基に、デザイナーが背景パネルと組み合わせて制作したものです。スノードームという共通のテーマを通じて、それぞれのこどもが表現した多様な世界観を一堂に見ることができます。展示は11階 ベビー・こども服売場にて2025年12月25日(木)まで公開されています。

展示には、こどもたちの原画をプリントしたオーナメント（キーホルダー）も含まれており、制作の過程と完成品の両面からプロジェクトの成果が伝わる構成になっています。制作を通じて得た経験や、デザイナーからのフィードバック、修了証の授与など、学びの要素も重視された企画です。

以上が本プレスリリースで伝えられた「Christmasフォトスポット プロジェクト」の経緯と展示に関する全ての情報です。こどもたちが制作に参加した過程やお披露目時の具体的な進行、展示の期間・場所・主催者名などは本文中に明記したとおりです。