ワンフェス2026冬は2/8開催、チケットは12/5発売

会場が祝祭に包まれるビジュアル──2026［冬］の顔が公開

ワンダーフェスティバル実行委員会と株式会社海洋堂は、2025年12月2日（火）に「ワンダーフェスティバル2026［冬］」の特設サイトをオープンし、キービジュアルや初期情報を公開しました。開催日は2026年2月8日（日）、会場は幕張メッセ 国際展示場 1～8ホールで、開場時間は10:00～17:00です。

キービジュアルは「参加者全員の『ハレの日』」をテーマに、会場とその周辺が喜びで満ちあふれる様子を描いています。中心には円谷プロダクションとのコラボ特別企画「ウルトラ怪獣ワンフェス」にちなみ、ウルトラ怪獣のグドンとツインテールに扮したワンフェスオリジナルキャラクターワンダちゃんとリセットちゃんが大きく配されています。

イラストレーター紹介と制作背景

キービジュアルのイラストは青木俊直氏が担当しました。青木氏は1960年生まれの漫画家・イラストレーターで、マンガ・イラスト制作に加えCGによるアニメーション制作にも関わっています。フジテレビ「ウゴウゴルーガ」やNHKの番組制作に携わった経歴を持ち、現在もマンガ制作やゲーム・アニメのキャラクターデザイン、個展の開催など幅広く活動しています。

今回のビジュアルは「会場の賑わい」と「参加者の楽しみ方の多様性」を表現しており、来場者がその場で体験する造形作品との出会いを想起させる構成となっています。特設サイト上でビジュアルを確認できます（URLは記事末尾に掲載）。

過去最多のディーラー数──出展構成と展示ジャンルの広がり

ワンダーフェスティバル2026［冬］の一般ゾーンには2,264組のディーラーが参加します。これは過去最多の出展数であり、会場には当日版権申請作品、オリジナル造形、ドール、スケールモデル、ソフビ（ソフトビニール人形）など多様なジャンルの作品が並びます。

出展には初参加のディーラーから長年活動する実力派まで含まれ、来場者が作品と出会う機会、あるいは新しい造形表現を発見する機会が一段と広がる構成です。出展ディーラーの一覧は特設サイトに掲載されており、ブース番号は会場マップと合わせて2026年1月中旬頃に公開予定です。

出展ゾーンの内訳

今回の出展内訳は「一般」と「企業」ゾーンに分かれており、企業ブースは79社の参加が予定されています。一般ディーラーは個人や同人サークル、少規模スタジオ等が中心で、自由な表現や限定品の出品が会場の特徴となります。

出展ディーラーの詳細は特設サイトにて随時更新されます。会場での展示・販売にかかるルールや当日版権作品の展示方法についても特設ページで確認できます。

券種と販売スケジュール──目的別に選べる入場券

入場券は2025年12月5日（金）より順次発売が開始されます。前売り入場券はA・B・Cの3区分を用意しており、時間や年齢による割引券も設定されています。なお、優先入場券を除く前売り入場券および当日券は、小学生以下は無料で入場できます（保護者の同伴が必要）。優先入場券については無料措置の対象外となります。

発売スケジュール、価格、条件は以下の表の通りで、日程や価格は予告なく変更される場合がある旨が明記されています。購入は特設サイトの専用ページから行えます。

優先入場券は予定数での抽選販売となり、海洋堂VISA会員向けの先行抽選期間と、一般抽選期間の2段階で販売されます。前売り入場券のA～C区分は混雑緩和のための入場時間帯設定が想定されますので、購入前に区分の説明を確認してください。

特別企画とイベントの構成、開催概要

ワンダーフェスティバル2026［冬］では、円谷プロダクション協力の特別企画「ウルトラ怪獣ワンフェス」を開催します。本企画は2026年に放映60周年を迎える『ウルトラQ』『ウルトラマン』シリーズを中心に、円谷プロ作品の世界観を造形によって表現する展示です。当日版権申請作品の展示をまとめる特設ブースが設けられる予定です。

ワンダーフェスティバルは造形・フィギュアの祭典として1970年代から続く歴史を持ち、2009年[夏]より幕張メッセに会場を移して以降、例年約2,000の出展者と約3万人を超える参加者を集める大規模イベントへと成長しました。プロ・アマを問わずガレージキットの展示・販売、限定品、ステージイベント、体験コーナー、コスプレなど多様な催しが行われます。

海外展開と今後の動き

近年は海外展開も進み、「ワンダーフェスティバル2025[上海]」や「ワンダーフェスティバル2025[韓国]」、「ワンダーフェスティバル2024[バンコク]」といった開催が行われています。加えて、2026年5月には米国ジョージア州にて「ワンダーフェスティバル at MomoCon」の開催が発表されています。

国内外の開催情報や、今回発表された内容の続報は特設サイトと公式Xアカウント（旧Twitter）で発信されます。特設サイトでは出展ディーラー一覧、券種詳細、会場図やブース番号の公開（1月中旬頃予定）などが行われます。

まとめ：主要情報の整理

以下の表はこの記事で触れたワンダーフェスティバル2026［冬］の主要項目を整理したものです。訪問前の確認やチケット購入の参考にしてください。

詳細と最新の続報は特設サイト（https://wonfes.jp/specialsite/）および公式X（https://x.com/WF_officialinfo）で案内されています。出展ディーラー一覧や会場マップの更新、チケットの販売状況などは随時確認してください。