12月9日発売|UR×KWD 日本製ダウン別注
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 12:52
KWD×UR別注ダウン
開催日:12月9日
URBAN RESEARCHとKWDが描く「日本の羽毛」の都市服
河田フェザー株式会社は、2025年12月2日 10時30分付のプレスリリースで、URBAN RESEARCHとダウンブランドKWD(ケーダブルディー)による初のコラボレーション企画を発表した。本企画はKWDの新ライン「JAPAN UMOU COLLECTION」をベースに、URBAN RESEARCHの都市生活に寄り添うデザインを融合させた特別別注モデル「KWD JAPAN DOWN JACKET for URBAN RESEARCH」を2025年12月に発売するというものだ。
このプロジェクトは、日本国内で生産された希少な羽毛「日本産ダウン(JAPAN UMOU)」の価値に着目し、河田フェザーの洗浄技術やリサイクル技術を活かすことで「街で着るダウンの理想形」を目指した共同開発の成果である。URの都市的デザイン哲学とKWDが持つ素材・製造の知見を合わせることで、限定性と実用性を両立した一着をつくり上げた。
企画背景と目指したもの
URBAN RESEARCHは、日本産ダウンの希少性と品質価値を都市のワードローブへ届けるという視点からKWDとの別注企画を立ち上げた。両社の共通理念は「街で着るダウンを日本の技術でつくる」ことであり、デザイン面ではURの洗練された都市型フィルターを通すことで日常の着用性が高められている。
KWD側は、河田フェザーの長年の経験に裏打ちされた羽毛精製技術を提供。素材の安全性・機能性・透明性を大切にするブランド哲学を本モデルに反映させることで、時代に左右されず長く着られるダウンウェアを実現している。
- 発表元
- 河田フェザー株式会社
- 発表日時
- 2025年12月2日 10:30
製品の詳細と主な特徴
「KWD JAPAN DOWN JACKET for URBAN RESEARCH」は、KWDのJAPAN UMOU COLLECTIONをベースに、URBAN RESEARCHの要素を落とし込んだ特別別注モデルである。商品番号や仕様、販売方法などのスペックは明確に定められている。
以下に商品概要と主要なポイントを整理する。
商品概要
本モデルの基本スペックは次の通りである。展開はメンズ向けのM/Lの2サイズで、カラーはブラックとカーキ。発売は2025年12月9日を予定しており、URBAN RESEARCH各店とURBAN RESEARCH公式サイトでの展開となる。
価格は83,600円(税込)で、品番はURA7-17H006。商品詳細ページはURBAN RESEARCHのオンラインストアに掲載される。
- 品番
- URA7-17H006
- 商品名
- KWD別注 JAPAN DOWN JACKET
- カラー
- ブラック / カーキ
- サイズ
- M / L(MENS 2サイズ展開)
- 発売時期
- 2025年12月9日予定
- 価格
- 83,600円(税込)
- 販売店舗
- URBAN RESEARCH各店、URBAN RESEARCH公式サイト(商品詳細ページ)
製品の主なポイント(Point 1〜4)
本製品は複数の観点で差別化されている。以下に4つの主要ポイントを詳細に示す。
- Point 1:ALL JAPAN MADE(飼育から縫製まで日本国内で完結)
羽毛の飼育、羽毛洗浄・選別、充填、縫製まで全て日本国内で実施している点が最も大きな特徴である。三重県の河田フェザーでは、大台ヶ原山系を水源とする超軟水を使用した高水準の洗浄工程を採用しており、におわない・つぶれにくい・長持ちするダウン品質を実現している。
これにより清潔性・耐久性・軽さ・保温性が高いレベルで両立され、KWDが掲げる「羽毛を知り尽くしたプロフェッショナルによるものづくり」を体現している。
- Point 2:200gのダウン量で都市生活に最適化
繰り返しの検証を経て、羽毛量を200gに調整。軽さと暖かさの最適なバランスを追求し、街中での着用感を重視した設計となっている。
通勤や外出時にバッグを持ち歩く煩わしさを軽減する「身軽さ」をキーワードに、実用性を高める設計が施されている。
- Point 3:URらしいミニマルと普遍性
配色はブラックとカーキの2色、ミリタリーベースの多ポケットデザインにより、飽きの来ない定番性を確保している。フードには贅沢なダウンボリュームを採用し、前立て・フラップ・ポケットはしっかりとした張りと立体感を演出する作りだ。
裏地はブラックで統一しており、コーディネートの自由度を高めると同時に内側の視覚的な統一感を持たせている。限定数量のエクスクルーシブモデルとしての位置づけも明確だ。
- Point 4:家門・漢字に着想を得たダブルネーム
本別注では全工程が日本生産であることを受け、「家門」「漢字」からインスパイアされた特製ダブルネームを制作。日本の高い品質と技術を象徴する表現として名付けられている。
モデル名自体にも“日本の羽毛がなぜ特別なのか”という問いを自然に喚起する意図が込められている。
素材と生産工程の徹底、JAPAN UMOUの定義
本モデルの核となるのは「JAPAN UMOU(日本産ダウン)」である。JAPAN UMOUは日本国内の信頼できる農場で飼育されたチェリーバレー種のダックダウンを指し、育成期間が長く大きな羽毛が得られることが特徴だ。
河田フェザーは、羽毛の洗浄工程に超軟水を用いることで羽毛本来の清潔さと美しさを引き出し、世界トップレベルの品質を追求している。以下の工程はすべて日本国内で行われる。
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 飼育 | 国内の高基準農場でチェリーバレー種を大切に育成(飼料に薬品を使用しない管理等) |
| 羽毛精製(洗浄・選別) | 三重県明和町の河田フェザー工場で実施。超軟水を使用した高水準の洗浄工程 |
| 充填 | 洗浄・選別後、適切な分量で羽毛を充填 |
| 縫製 | 国内縫製工場での生産(MADE IN JAPAN) |
JAPAN UMOUの特徴として、保温性や弾力性に優れ、長期間の飼育によって得られる大きな羽毛が挙げられる。また、羽毛は食肉用水鳥の副産物として得られる点についても注記されている(※羽毛は食肉用水鳥の副産物として産出される)。
これらのプロセスと素材選定により、本モデルは清潔性、耐久性、軽さ、保温性のバランスを高い次元で達成している。
販売情報・両社のコメントおよび問い合わせ先
発売は2025年12月9日予定で、URBAN RESEARCH各店とオンラインストアにて取り扱われる。商品ページはUR公式サイトに掲載される(https://www.urban-research.jp/shop/g/gURA7-17H006/)。価格は83,600円(税込)で、M/Lの2サイズ展開(メンズ)だ。
限定数量のエクスクルーシブモデルとしての位置づけのため、店頭・オンラインでの在庫状況は変動することが想定される。
両社のコメント
URBAN RESEARCH MENSのデザイナーは、本別注の経緯として河田フェザーと長年取り組んできたGREEN DOWNの関係性が背景にあり、KWDの哲学に共感したことを挙げている。UR側は「軽さ」をキーワードに、バッグを持つ煩わしさを排除したいという視点から身軽で快適なミリタリー要素を取り入れた多ポケットデザインを採用したと述べている。
KWD(河田フェザー)のコメントは、URの「日本産ダウンの価値を大切にしつつ日常で着やすいデザインを追求する姿勢」に共感したことを伝えている。河田フェザーは長年の羽毛に対する知識と国内の羽毛洗浄技術により素材の暖かさ・軽さ・ふくらみを引き出し、永く愛されるダウンを完成させたと述べている。
企業情報および問い合わせ先
URBAN RESEARCHについては、「都会的で洗練されたセンスを持ち『譲れない自分』のある大人のためのワードローブを提案する」というコンセプトのもと、国内外のセレクト品やオリジナル商品を幅広く扱うセレクトショップである。URのオンラインストアは次のURLから確認できる:https://www.urban-research.jp/shop/label/urban-research
KWDは河田フェザーが手がけるダウンプロダクトブランドで、明治24年(1891年)創業の歴史を持つ。ブランドテーマに“Transparency(透明性)”を掲げ、羽毛の安全性と高機能性を重視している。KWDのオンラインストアは次のURL:https://kwdshop.thebase.in/
- 本件に関する報道関係者・その他法人からのお問い合わせ先(河田フェザー 広報)
- 担当:山口
- メール:info@kwd.world
- TEL:052-720-2626
- KWDブランド運営会社(河田フェザー株式会社)所在地
- 〒515-0303 三重県多気郡明和町山大淀3255番地
- 電話:0596-55-2431
- 会社URL:https://kwd.jp/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | KWD別注 JAPAN DOWN JACKET(for URBAN RESEARCH) |
| 品番 | URA7-17H006 |
| カラー | ブラック / カーキ |
| サイズ | M / L(MENS 2サイズ) |
| 発売日 | 2025年12月9日予定 |
| 価格 | 83,600円(税込) |
| 販売 | URBAN RESEARCH各店、URBAN RESEARCH公式サイト(商品詳細) |
| ダウン量 | 200g(都市生活向けに最適化) |
| 生産 | 飼育・洗浄・選別・充填・縫製:全て日本国内で実施(ALL JAPAN MADE) |
| 素材 | JAPAN UMOU(JAPAN DUCK・チェリーバレー種のダックダウン) |
| 特徴 | 超軟水を用いた高水準の洗浄工程、ミリタリーベースの多ポケット、ブラック裏地、贅沢なフードボリューム、限定数量 |
| 問合せ(広報) | 河田フェザー株式会社 広報 山口 / info@kwd.world / TEL:052-720-2626 |
| 運営会社所在地 | 河田フェザー株式会社 本社・明和工場 〒515-0303 三重県多気郡明和町山大淀3255番地 / TEL:0596-55-2431 |
以上は本プレスリリースに基づく製品情報と背景の整理である。URBAN RESEARCHのデザイン視点と河田フェザーの羽毛に関する技術力が結実した別注モデルは、JAPAN UMOUという素材の価値を明確に打ち出しつつ都市での実用性を兼ね備えた作りになっている。発売は2025年12月9日を予定しており、詳細や最新の在庫情報はURBAN RESEARCHの公式ページで確認できる。