1月10日開催　Jeni・NAOYAと挑むパラeスポーツ

障害の有無を越えて交わる競技体験：東京eスポーツフェスタ2026のエキシビション

2026年1月10日（土）に実施される「東京eスポーツフェスタ2026」内のステージイベント「パラeスポーツプレーヤーとのエキシビションマッチ」では、障害の有無を超えて対戦・交流する場が設けられます。本イベントは株式会社ePARAによる企画で、難病や視覚障害を持つプレイヤーと一般参加者が同じ舞台で「ストリートファイター6」を用いて対戦を行う構成です。

本リリースは2025年12月1日 11時00分付で発信されています。イベント当日は、パラeスポーツプレイヤー2名に加え、女性eスポーツチームG-STAR Gamingのプロデューサーである倉持由香氏もスペシャルゲストとして参戦します。対戦の見どころは、個々の操作方法の違いを超えて競技性と交流が成立する点にあります。

開催日時・会場の詳細

エキシビションマッチの実施日時は2026年1月10日（土）10時30分～11時30分です。会場は東京ビッグサイト 南1・2ホールのノースステージ（東京都江東区有明 3-11-1）です。

本イベントは、2026年1月9日（金）～1月11日（日）に開催される「東京eスポーツフェスタ2026」のプログラムの一部として行われます。詳細は東京eスポーツフェスタの公式サイトで案内されています。

• 日時：2026年1月10日（土）10:30～11:30
• 会場：東京ビッグサイト 南1・2ホール ノースステージ（東京都江東区有明 3-11-1）
• 主催・企画：株式会社ePARA

出演者と舞台運営の顔ぶれ

エキシビションマッチには、株式会社ePARA所属のパラeスポーツプレイヤーであるJeni、NAOYAが出演します。これに加え、スペシャルゲストとして倉持由香氏、ステージMCとしてお笑いコンビNOモーションが登壇します。各出演者は競技面だけでなく、アクセシビリティや発信の面でも役割を担います。

以下は出演者のプロフィールと役割をまとめた説明です。各項目は来場者や視聴者が理解しやすいよう、プレイヤーの背景や実績、今回のイベントでの取り組みを記載しています。

Jeni

難病（筋ジストロフィー）を抱える格闘ゲームプレイヤー。あごで操作する自作コントローラーと両手で押せるスイッチを組み合わせる独自の操作法でプレイします。

国際大会にも出場経験があり、2024年ラスベガスで開催された「EVO 2024」では5,300人中257位の成績を収めました。国内外の大会参加に加え、イベントプロデュースなど多面的に活動しています。

NAOYA

先天性全盲のeスポーツプレイヤー。2025年4月に国内で初めて全盲でのマスターランク到達プレイヤーとなりました。

オープン大会への参加に加え、体験型イベントや企業研修の講師としても活動し、ブラインドeスポーツの普及に取り組んでいます。今回のエキシビションではサウンドアクセシビリティを活用したプレイが紹介されます。

倉持由香（スペシャルゲスト）

グラビアタレントとしての活動を経て、現在はゲーム・eスポーツ分野を中心にイベント出演や情報発信を行い、業界発展のための取り組みを続けています。

G-STAR Gamingのプロデューサーとしての顔を持ち、今回スペシャルゲストとしてエキシビションマッチに参戦します。

NOモーション（ステージMC）

モノマネやアニメ・ゲームネタを得意とするお笑いコンビ。『ストリートファイターⅡ』の効果音やキャラクターの動きを再現したネタがSNSで注目を集め、国内外にファンを持ちます。

今回のステージではMCとして進行と解説、会場とのコミュニケーションを担当します。

対戦形式、ゲーム仕様と参加者募集の詳細

対戦で使用するタイトルはストリートファイター6（発売元：株式会社カプコン）です。本作は2023年発売で、2025年6月時点で全世界累計販売本数が520万本を突破しています。シリーズの特徴を踏まえつつ、アクセシビリティ面の工夫が施されたタイトルです。

特に本作には視覚情報を用いないゲーム体験を補助する「サウンドアクセシビリティ」機能が搭載されており、音で相手との距離を判別するなどの支援が可能です。また、複雑なコマンド入力を不要にする「モダンタイプ」操作など、多様な操作モードが用意されています。開発時にはJeniとNAOYAもサウンドデザイン監修として参画している点も本イベントの重要な背景です。（C）CAPCOM

実施内容とルールの主旨

エキシビションマッチは、Jeni、NAOYA、倉持由香のチームに対して一般参加者5名が挑戦する形で実施されます。対戦はPC版のプラットフォームで行い、使用ルールや詳細なレギュレーションは公式の「エキシビションマッチ規約」に記載されています。

普段使用しているコントローラーの持ち込みが可能で、参加者の操作環境に配慮した進行が計画されています。視覚や身体の特性に応じた補助を交えつつ、競技性と交流を両立する構成です。

対戦者募集概要

• 募集期間：募集開始中～2025年12月5日（金）
• 募集人数：5名
• プレイヤーランク：ダイヤモンド以上
• 使用プラットフォーム：PC版
• 申し込み方法：申込フォーム（外部サイトにリンク）に必要事項を記入して申込
• 当落発表：お申込み内容を審査のうえ、2025年12月12日（金）までに連絡

申し込み後の注意点として、選考結果の連絡は指定日までに行われる旨が明示されています。参加希望者は必要事項を正確に記入し、定められた募集期間内に申請することが求められます。

主催者情報・問い合わせ先・関連情報

本イベントの主催は株式会社ePARA（本社：埼玉県戸田市、代表取締役：加藤大貴）です。ePARAはバリアフリーeスポーツ事業や就労支援等を通じ、誰もが活躍できる社会の実現を目指すことを掲げています。事業の柱には就労支援事業、バリアフリーeスポーツ事業、共創事業が挙げられています。

問い合わせ先や詳細情報は下記の通りです。企業や投資家、個人で協力を希望する場合や、共に活動したい障害当事者の方に向けた連絡手段が設けられています。

問い合わせ（株式会社ePARA「東京eスポーツフェスタ2026　エキシビションマッチ」担当）

問い合わせフォーム： https://epara.jp/contact/

E-mail： info@epara.jp／Tel： 03-4400-2855

株式会社ePARA 概要

代表取締役：加藤大貴

本店所在地：埼玉県戸田市下前1-14-8

事業目的：ePARAは大会やイベントの運営・受託業務の履行、障害者雇用の推進およびそれらの情報発信を通じ、「困難や限界を超える精神や力」への気づきを与え、誰もが輝ける社会の実現を目指す。

事業内容

1. 就労支援事業
2. バリアフリーeスポーツ事業
3. 共創事業

パートナー企業やメディア発信用のアカウントも公開されています。パートナーにはPCメーカーや周辺機器ブランド、家具ブランドが含まれており、協業体制が整っています。

• パートナー企業：サイコム（https://www.sycom.co.jp/）、Yogibo（https://yogibo.jp/）、JAPANNEXT（https://jp.japannext.com/）
• ウェブサイト： https://epara.co.jp/（企業サイト）／https://epara.jp/（バリアフリーeスポーツニュースサイト）
• 公式SNS：X（旧Twitter）やTikTokの公式アカウントが稼働中

要点の整理とイベント概要サマリ

以下の表は本記事で紹介したエキシビションマッチの主要項目を整理したものです。イベントの日時・場所、出演者、募集要項、問い合わせ先などをひと目で確認できます。

この記事では、エキシビションマッチの日時・場所・出演者・募集情報・主催者連絡先といった事実を整理してお伝えしました。応募を検討する場合は、募集期間と必要条件（ダイヤモンド以上のランク等）を確認のうえ、所定の申込フォームから手続きを行ってください。また、イベント本体の追加情報や詳細な規約は公式サイトをご参照ください。