京都一の傳が1月11日髙島屋S.C.店を開業 定食と惣菜を融合

京都髙島屋店開店

開催日:1月11日

京都髙島屋店開店
新しい京都髙島屋の店舗って何ができるの?
飲食(蔵みそ焼定食)、和食惣菜(一切れ販売やパック)、物販(贈答用詰め合わせや一切れ単位購入)を一つの空間で提供。河原町駅直結で先行オープンは12/1、グランドは1/11予定。
飲食は予約できるの?
飲食は予約不可で来店順の案内。席数はカウンター9席・テーブル13席なので混雑時は待ちが発生する可能性あり。物販・惣菜は店頭購入や全国発送に対応。

京都髙島屋S.C.に登場 — 「食べる・持ち帰る・贈る」を一つの空間で

西京漬けの老舗、株式会社京都一の傳(本社:京都市、代表取締役社長:中尾 太一)は、京都髙島屋S.C.の専門店エリア[T8](地下1階)に新店舗「京都髙島屋S.C.店」を出店します。プレスリリースは2025年12月1日10時00分に発表され、先行オープンを同日より開始、グランドオープンは2026年1月11日付で予定されています。

新店舗は「伝統と革新」をテーマとし、看板商品である西京漬け《蔵みそ漬》を〈飲食〉〈和食惣菜〉〈物販〉の三つの形で楽しめる、京都一の傳として初めての店舗形態を採用します。阪急京都本線「京都河原町駅」直結という利便性の高い立地により、日常使いから贈答まで幅広い用途に対応する拠点として位置づけられています。

注記:プレスリリース内にはグランドオープン日の曜日表記に二箇所で矛盾が見られます。本文冒頭では「2026年1月11日(日)」と記載されている一方、商品発売の案内箇所では「2026年1月11日(土)」と記載があります。ここでは両方の表記を原文どおりに記載しています。

創業100年を迎える京都一の傳が、新店舗「京都髙島屋S.C.店」を2026年1月11日(日)にグランドオープン 画像 2

店舗で体験できる三つの魅力:飲食/和食惣菜/物販

新店舗のコンセプトは、西京漬け《蔵みそ漬》の魅力を「食べる・持ち帰る・贈る」の三形態で提供することです。京都一の傳が年間にお選びいただいている看板商品の販売実績は、2023年度で約400万切れ(*)にのぼります(*2023年度の販売実績より)。

以下では、各カテゴリーの内容を詳細に紹介します。各項目には価格や提供方法、特色を明記しています。

創業100年を迎える京都一の傳が、新店舗「京都髙島屋S.C.店」を2026年1月11日(日)にグランドオープン 画像 3

① 飲食:定食として味わう《蔵みそ焼定食》

飲食スペースでは、京都一の傳の看板商品《蔵みそ漬》を定食スタイルで提供します。人気No.1の「銀だら」に加え、「さけ」「さわら」の3種の西京焼きを中心に、小鉢や味噌汁まで丁寧に仕立てた構成です。日常の延長で上質な西京焼きを楽しめるメニュー構成となっています。

ご飯には丹波産コシヒカリを使用し、炊き立てのご飯はおかわり自由で提供されます。価格は以下の通りです。

  • 銀だらの蔵みそ焼定食:2,690円(税込)
  • さけの蔵みそ焼定食:2,190円(税込)
  • さわらの蔵みそ焼定食:1,900円(税込)

飲食の営業時間は11:00〜20:00(L.O.19:30)で、席数はカウンター9席・テーブル13席です。飲食の予約は受け付けておらず、来店順での案内となります。

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② 和食惣菜:店舗焼成の一切れや京都らしい惣菜を持ち帰る

京都一の傳として初めての“和のデリカテッセン展開”では、料理人が一切れ一切れ丁寧に焼き上げた《蔵みそ焼》を中心に、家庭では再現しにくい香ばしさや繊細な火入れをそのまま持ち帰れる商品を揃えます。夕食の一品やおもてなしにも対応できるラインナップとなっています。

代表的な商品ラインナップと価格帯は以下のとおりです。

商品カテゴリ 主な商品例 価格
焼き魚(一切れ) 銀だら、さけ、さわら 一切れ 790円(税込)〜
和食惣菜(パック) 6種の野菜の利休酢炒め、京生麩の照り焼き風、とうもろこし豆腐 ジュレ掛け など 1パック 650円(税込)〜

グランドオープン日(2026年1月11日)より、京都一の傳の料理長が追求した“究極のさけ弁当”として「蔵みそ焼 さけ弁当」(1,600円)と「蔵みそ焼 さけ寿司」(1,200円)が発売される予定です。料理長・佐藤暢郎が〈鮭・味噌・米〉の調和にこだわり、“冷めても美味しい”を軸に作り上げた商品です。

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③ 物販:贈答・自宅用の詰め合わせと一切れ販売

物販では、贈答用の化粧箱入り商品や一切れ単位で購入できる品揃えを展開します。ギフトで人気の高い「貴船」を中心とした詰め合わせをはじめ、用途に応じたパッケージを用意しています。全国発送にも対応しています。

主な商品と価格は以下です。

  • 「貴船」4種8切入:5,900円(税込) ※贈答品は化粧箱に入れてお届け
  • 人気三種お気軽セット(3種入):商品詳細は店頭にて
  • 銀だら 蔵みそ漬 5切セット:店頭販売
  • 銀だら・さけ・さわらの蔵みそ漬:一切れから購入可

京都土産や手みやげとしての利用にも配慮したラインナップで、持ち帰り・発送に対応します。

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店舗設計と「蔵みそ漬」のこだわり、運営概要

新店舗のデザインは、伝統を示すトレードマークの「一の字」を掲げつつ、モダンな素材やフォルムのテーブルや椅子を採用することで、伝統と現代の感性が共存する空間を意図しています。立地は京都髙島屋S.C.地下1階の専門店エリア[T8]で、阪急京都本線「京都河原町駅」と地下で直結しています。

《蔵みそ漬》は、厳選した魚を秘伝の味噌床にじっくり漬け込む当社独自の製法で作られています。職人が手切りし、二昼夜かけて漬け込む「本漬け」製法を採用しており、手間をかけた工程が味の基礎を支えています。

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店舗概要(主要情報)

以下に店舗の基本情報を整理します。営業時間、年末年始対応、連絡先など具体的な運営情報が含まれます。

項目 詳細
店名 京都一の傳 京都髙島屋S.C.店
所在地 〒600-8002 京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8] 地下1階
電話番号 075-708-3181
営業時間(飲食) 11:00~20:00(L.O.19:30)
営業時間(和食惣菜) 11:00~20:00
営業時間(物販) 10:00~20:00
席数 カウンター9席/テーブル13席
定休日 京都髙島屋S.C.の休館日に準ずる
年末年始営業 12月31日:全館18:00閉店(飲食L.O.17:15)/1月1日・2日休業/1月3日より通常営業
アクセス 阪急京都本線「京都河原町駅」下車、地下にて直結
先行オープン 2025年12月1日(月)より先行オープン(先行期間中は一部メニューを先行提供)
グランドオープン 2026年1月11日(プレスリリースでは(日)と(土)の表記が混在)
URL / SNS https://www.ichinoden.jp/ / https://www.instagram.com/ichinoden

飲食は事前予約を受け付けておらず、来店順での案内となります。店舗設計は伝統を象徴する意匠と現代的な機能性を両立させる意図があります。

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企業背景と製品の技術的特徴

京都やま六グループは1927年創業で、京都の伝統料理である西京漬けを中心に事業を展開しています。主要ブランドには『京都一の傳』『西京焼き 京都やま六』『京都おぶや(京だし茶漬け専門店)』などがあり、今回の新店舗は「西京漬けを世界へ」というビジョンの一環です。

《蔵みそ漬》の製造には、魚の目利きから仕入れ、裁断、漬け込み、焼成に至るまで職人の技が結集されています。手切りした身を二昼夜かけて秘伝の味噌床に漬け込み、料理人が一切れずつ焼き上げる工程により、香ばしさと繊細な火入れが特徴となっています。

販売実績として、同社の看板商品は2023年度において約400万切れの販売実績があり、定食・デリカ・物販を融合させた新しい店舗形態は、伝統的商品を日常的に提供するための実践的な挑戦と位置付けられます。

創業100年を迎える京都一の傳が、新店舗「京都髙島屋S.C.店」を2026年1月11日(日)にグランドオープン 画像 9

まとめ:京都髙島屋S.C.店の要点整理

以下の表は本記事で示した主要項目を整理したものです。日付、所在地、営業時間、主要商品と価格、店舗の特徴を一目で把握できます。

項目 内容
店舗名 京都一の傳 京都髙島屋S.C.店
所在地 〒600-8002 京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8] 地下1階
先行オープン 2025年12月1日(月)
グランドオープン 2026年1月11日(プレスリリース内で()と()の表記が混在)
飲食営業時間 11:00~20:00(L.O.19:30)
和食惣菜/物販営業時間 和食惣菜 11:00~20:00、物販 10:00~20:00
代表的な定食価格 銀だら 2,690円、さけ 2,190円、さわら 1,900円(各税込)
デリ/物販の主要価格 西京焼き一切れ 790円〜、和食惣菜 1パック 650円〜、貴船4種8切入 5,900円(税込)
席数 カウンター9席/テーブル13席(飲食は予約不可)
連絡先/SNS 電話 075-708-3181/Web https://www.ichinoden.jp//Instagram https://www.instagram.com/ichinoden

本記事では、京都一の傳が創業まもなく100周年を迎える節目に合わせて展開する新店舗の位置付け、商品構成、価格、運営時間、アクセス、企業の背景や製造工程など、プレスリリースの全情報を網羅して整理しました。新しい店舗は、伝統的な西京漬けの技と現代のライフスタイルの接点を具体化する試みとして設計されています。

参考リンク: