12/18開幕｜兵藤小百合のメイク個展『愛の循環』が表参道で

顔をキャンバスにする表現 ── 『愛の循環 / the Circle of Love』が問いかけること

メイクという日常的な行為を通じて、現代社会における「表現のあり方」を問い直す個展が表参道エリアで開催されます。主催はリトルリリー株式会社で、展示を行うのはSNS総フォロワー約50万人を擁するメイクアップアーティストの兵藤小百合です。本展では、顔や体をキャンバスに見立てた作品群を通して、さまざまな〈愛〉のかたちを可視化します。メインビジュアルは「守りたい愛」と題され、展示全体の視覚的な軸となります。

メイクを扱う理由としては、兵藤がこれまでメイクアップアーティストとして培ってきた基礎と技術を社会に還元する一方で、「基準」や「正解」が時に表現の制約となるという問題意識があります。基礎を教える立場にあるからこそ、本展では「顔を使った自由な表現」を提示し、メイクの可能性と表現の自由について来場者とともに考える場を目指します。

展示の狙いと主題の整理

本展のテーマは「愛の循環 / the Circle of Love」。愛という普遍的なテーマを、個々の顔や身体に施されたメイク表現として解釈し、多様な視点で提示します。作品は視覚的インスタレーションとして並び、観覧者はそれを通じて表現の多層性と、メイクが持つ社会的意味を体感することができます。

兵藤は自身の発信活動において、メイクの基礎や技術を伝えることに加え、表現の幅を広げる試みを継続してきました。本展はその延長線上にあり、メイクが単なる美の補助ではなく、自己表現や社会的メッセージの媒体になり得ることを示す機会となることを意図しています。

展示の構成、開催日程、来場に関する詳細

個展は2025年12月18日（木）から12月21日（日）までの4日間、東京都港区南青山のLIGHT BOX GALLERYを会場に開催されます。入場は無料で、会期中に展示を自由に閲覧できます。12月17日（水）は関係者向けのお披露目日として設定されており、同日15:00からはメイクパフォーマンスとトークショーが行われます。取材を希望するメディアは主催者側に事前連絡するよう案内されています。

会期の詳細な時間は以下のとおりです。来場前に在廊時間や追加のスケジュールを確認する場合は、兵藤小百合のInstagramを参照するよう案内があります。会場住所やアクセス方法についても後段で詳述します。

• 開催期間：2025年12月18日（木）〜12月21日（日）
• 開催時間：12月18日（木）・19日（金）14:00〜20:00、12月20日（土）11:00〜18:00、12月21日（日）11:00〜17:00
• プレビュー（関係者向け）：12月17日（水）、15:00からメイクパフォーマンスとトークショー実施
• 入場料：無料
• 会場：LIGHT BOX GALLERY（東京都港区南青山5丁目15-9 フラット青山103）

展示は来場者の視線を意識した配置や照明で構成される予定で、過去の実績を踏まえた動線設計が行われます。展示に関する最新の在廊情報や追加イベントの告知は、Instagramで随時更新されます。

兵藤小百合の経歴とこれまでの活動

兵藤小百合はメイクアップアーティストとして国内外で活動を行ってきました。海外滞在を通して育まれた感性と技術を軸に、トレンドと独自の美意識を融合させたメイクを展開しています。2024年には初著書『大人の学びなおしメイク』を出版し、短期間で4回の増刷を重ねています。

SNS上での影響力は大きく、登録者数約42万人のYouTubeチャンネルをはじめ、総フォロワーは約50万人に達します。テレビや雑誌への出演、コスメのプロデュースや監修も行うなど、多岐にわたる活動を通して“美”に関する領域で存在感を示しています。

過去の展示と海外での評価

前回の個展『わたしを感じる』は4日間で300名以上が来場し、盛況となったことが報告されています。来場者数や反響を踏まえ、今回の個展はより広い表現領域を目指す構成になっています。さらに、ウズベキスタン国立美術館での展示経験があり、現地のテレビ局から取材を受けるなど、海外での評価を得ている点も本展の背景として重要です。

これらの実績は、展示の国際性と作品が内包するメッセージ性を裏付ける要素として捉えられます。国内の来場者に向けた表現だけでなく、海外での受容経験が示す普遍性も本展の見どころです。

展示運営と問い合わせ先、まとめ表

本展の主催はリトルリリー株式会社で、会場運営や取材対応に関する窓口も整備されています。取材や業務提携に関する問い合わせは、株式会社SWEEが担当窓口とされています。また、来場や展示詳細に関する一般的な問い合わせはリトルリリー株式会社への連絡が案内されています。以下に連絡先情報と展示の主要情報を具体的に記載します。

取材希望のメディアや業務に関する問い合わせ、会場に関する問い合わせ先が明確に分かれている点は、取材調整や業務連携を行う上で重要です。特に12月17日のプレビューに関しては取材対応が可能な時間が設定されているため、予定がある場合は事前に連絡することが推奨されています。

主催

リトルリリー株式会社（東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&E BLD. 6F）

取材・お仕事関連窓口

株式会社SWEE（東京都港区南青山4-18-11 フォレストヒルズイーストウィング2F）
メール：info@swee.co.jp（担当：菅原）
電話：070-3282-9991

その他（来場・展示詳細）

リトルリリー株式会社
メール：sayuri@littlelily.jp

会場に関する詳細はLIGHT BOX GALLERYの所在地情報を確認のうえ、公共交通機関での移動計画を立てるとよいでしょう。展示の性質上、会場内の写真や取材に関する制限が設けられる可能性があるため、取材希望者は事前に問い合わせ窓口へ連絡してください。

展示の主題、会期、会場、連絡先といった重要情報を上表に整理しました。兵藤小百合はメイクを通じて基礎知識の共有を続ける一方で、基準や正解が表現を制約する側面にも目を向けています。本展はその問題意識を具体的な作品とパフォーマンスで提示する場として位置づけられており、関係者向けのプレビューやトークショーを通じてさらに深い議論が展開されることが予定されています。