パロマ瑞穂ラグビー場が全面改修、11月に再始動

パロマ瑞穂ラグビー場改修完了

開催期間:5月20日〜11月14日

パロマ瑞穂ラグビー場改修完了
改修で何が変わったの?
観客席を約10,400席の背もたれ付き個席に全面変更し、車いす席は7→74席に増設。大型映像装置やLED照明、天然芝張替え、諸室改修で観戦・運営の快適性が大幅に向上しています。
いつから使えるようになるの?
工事は2024年5月20日に着工し、2025年11月14日に完了。公式発表は2025年11月30日で、リニューアルオープンは2025年11月となっており、以降順次利用が始まります。

パロマ瑞穂ラグビー場が再始動──改修の全体像と発表情報

株式会社瑞穂LOOP-PFIは、名古屋市瑞穂区山下通5丁目4に所在する「パロマ瑞穂ラグビー場」の改修工事が完了し、2025年11月にリニューアルオープンしたことを2025年11月30日11時00分に公表しました。改修工事は2024年5月20日から2025年11月14日まで実施され、観客・競技者・大会運営関係者の利便性と快適性を高めるための大規模な更新が行われています。

本記事では、改修で具体的に何が更新されたのか、利用者視点での利点、瑞穂公園全体の整備計画や今後の主要スケジュールを整理して伝えます。所在地や工期、各種数値など、発表された情報を漏れなく取りまとめます。

中部地方を代表するパロマ瑞穂ラグビー場がリニューアル! 画像 2

改修の目的と公式発表の要点

改修の主目的は「観戦環境の改善」と「ユニバーサルデザインの強化」、および「競技運営に適した施設整備」の三点で、これまでのベンチシートや芝生席からの全面的な観客席の更新やバリアフリー機能の増強が実施されました。同時に大型映像装置や競技用照明の更新など競技体験の質向上にも重点が置かれています。

発表は株式会社瑞穂LOOP-PFIによるもので、施設の位置は名古屋市瑞穂区山下通5丁目4。リニューアルの完了時期は2025年11月、工事期間は2024年5月20日から2025年11月14日までです。

中部地方を代表するパロマ瑞穂ラグビー場がリニューアル! 画像 3

リニューアルで実施された主な施設更新項目

今回の改修では座席配置やバリアフリー対応、競技関連設備、園地の環境配慮まで広範囲にわたる更新が行われました。改修の項目は公式発表に基づきすべて列挙します。

以下は発表に含まれるすべての更新点です。数値や設置箇所などは原文どおりに記載しています。

中部地方を代表するパロマ瑞穂ラグビー場がリニューアル! 画像 4

工期と基本情報

工事期間:2024年5月20日~2025年11月14日。完了月:2025年11月。運営事業者:株式会社瑞穂LOOP-PFI。所在地:名古屋市瑞穂区山下通5丁目4。

改修の目的は、観客・競技者・大会運営関係者の利便性・快適性の向上と、環境配慮を含む長期的な施設価値の向上です。画像やイメージは一部イメージ図として提供されており、クレジット表記は原文に準じます。

中部地方を代表するパロマ瑞穂ラグビー場がリニューアル! 画像 5

具体的な設備改修一覧

発表された改修項目を機能ごとにまとめると以下の通りです。すべての項目を省略なく記載します。

  • 観客席の更新:総客席数 約10,400席。従来のベンチシート・芝生席から背もたれ付きの個席へ全面変更。
  • バリアフリー改修:車いす席を7席から74席へ増設。バリアフリートイレは4か所から5か所へ増設。観客席の縦通路への手すり設置などユニバーサルデザインを強化。
  • 大型映像装置の更新:大型映像装置を更新し、より鮮明な映像での試合観戦が可能に。
  • 照明のLED化:競技用照明をLED化し、明るさと環境配慮を両立。
  • 諸室の更新:エントランス、更衣室、浴室などの内装を一新。更衣室にはスポーツロッカーを新設。
  • フィールドの更新:フィールドの天然芝を全面張り替え、最高のパフォーマンスを追求。
  • 環境への配慮:雨水浸透や生物多様性に配慮したエントランス植栽の採用。

以上が発表文に含まれる全ての改修項目です。競技者・観客双方の視点に立った設計変更が中心に行われました。

中部地方を代表するパロマ瑞穂ラグビー場がリニューアル! 画像 6

利用者視点での改善点と運用上の特徴

観客席の個席化や車いす席の大幅増設は、観戦体験の質を直接的に高めます。座席形態の変化は視界の確保、通路の整備、トイレや出入りの利便性にも影響します。

また映像装置や照明の更新、更衣室・浴室の内装一新は大会運営やトップチームの合宿・試合利用にも適した環境を整えます。これらの改善は地域イベントから国際大会まで幅広く機能することを目指しています。

観客席とバリアフリーの詳細

観客席は総数約10,400席で、従来のベンチシート・芝生席を撤去し、背もたれ付きの個席へ全面改修されました。個席化により一席ごとのスペースが確保され、長時間の観戦でも身体的負担が軽減されます。

バリアフリー面では車いす席が従来の7席から74席へ増設され、バリアフリートイレも4か所から5か所へ増設されました。観客席の縦通路に手すりを設置するなど、移動の安全性にも配慮しています。

競技者・大会運営に関わる更新点

更衣室や浴室の内装を一新し、更衣室にはスポーツロッカーを新設しました。大会利用者やチームの入れ替えがスムーズに行える環境が整備されています。

またフィールドは天然芝を全面張り替えており、競技パフォーマンスを支える基盤が整いました。大型映像装置の更新と照明のLED化により、試合運営と放映・観戦の品質が向上しています。

瑞穂公園全体の整備状況と周辺施設の整備計画

パロマ瑞穂ラグビー場は瑞穂公園内に位置し、園内には15のスポーツ施設群「パロマ瑞穂スポーツパーク」があります。改修はラグビー場単体のみならず、公園全体の活用に繋がる整備計画の一環です。

発表文では、2026年3月末の陸上競技場完成予定や、約30,000席を備える屋根付きのパロマ瑞穂スタジアム整備(2026年完成予定)が明記されています。これらはアジア・アジアパラ競技大会(2026年)のメイン会場利用を見据えた整備です。

パロマ瑞穂スポーツパークの主な施設と利用状況

園内には陸上競技場(2026年3月末完成予定)、野球場、ラグビー場(2025年11月リニューアルオープン)、アリーナ、水泳プール、弓道場、アーチェリー場など、計15のスポーツ関連施設が存在します。

施設はサッカーJリーグ「名古屋グランパス」、ラグビーリーグワン「トヨタヴェルブリッツ」などトップチームの試合開催に利用されるほか、バレーボール・ハンドボール・卓球等の国内トップクラスの試合や地域大会、スポーツ愛好者の活動にも幅広く活用されています。

MIZUHO-LOOPと各ひろばの整備状況

スタジアム3階コンコースと隣接するレクリエーション広場を繋ぐ歩廊は「MIZUHO-LOOP」と名付けられ、8の字型のルートで連結されます。大会やイベントがない平常時はジョギングや散歩のルートとして一般開放される計画です。

園内の広場整備状況は以下の通りです。南ひろばは2025年10月に全面改装オープンし、北アーバンスポーツひろばは2025年6月オープン、南アーバンスポーツひろばは2025年7月オープンと記載されています。また、北ひろばや東ひろばなど計10か所のひろばや散策路が整備され、縄文時代の貝塚や古墳等の歴史資源も園内に所在します。

要点整理:主要数値とスケジュール一覧

ここまでに触れた情報を表形式で整理します。工期、座席数、バリアフリーの変更点、主要施設の完成予定など、発表文に含まれる主要データを網羅的に記載しました。

以下の表は、改修内容と瑞穂公園全体の整備に関する主要項目を分かりやすくまとめたものです。発表された数値・日付・施設名は原文どおり掲載しています。

項目 内容
発表者 株式会社瑞穂LOOP-PFI
発表日時 2025年11月30日 11時00分
施設名・所在地 パロマ瑞穂ラグビー場(名古屋市瑞穂区山下通5丁目4)
改修工期 2024年5月20日~2025年11月14日(完了:2025年11月)
総客席数 約10,400席(ベンチ・芝生席から背もたれ付き個席へ全面変更)
車いす席 従来7席 → 改修後74席
バリアフリートイレ 従来4か所 → 改修後5か所
映像・照明 大型映像装置を更新、競技用照明をLED化
諸室 エントランス、更衣室、浴室の内装一新。更衣室にスポーツロッカー新設
フィールド 天然芝を全面張り替え
環境配慮 雨水浸透や生物多様性に配慮したエントランス植栽を採用
瑞穂公園内の主要計画 15のスポーツ施設群(陸上競技場:2026年3月末完成予定/パロマ瑞穂スタジアム:約30,000席・屋根付き、2026年完成予定)
広場等の開設・改修 南ひろば:2025年10月全面改装オープン、北アーバンスポーツひろば:2025年6月オープン、南アーバンスポーツひろば:2025年7月オープン 他
関連クラブ等 名古屋グランパス(Jリーグ)、トヨタヴェルブリッツ(ラグビーリーグワン)など
公式関連リンク https://mizuho-loop.jp/

本記事では、株式会社瑞穂LOOP-PFIによる発表文の内容を漏れなく整理しました。改修の要点は観客席の個席化、バリアフリーの大幅強化、大型映像装置と照明の更新、諸室・フィールドの全面改修、並びに環境配慮の導入です。瑞穂公園全体では陸上競技場や約30,000席規模の屋根付きスタジアム整備など、2026年に向けた大規模な整備が進行中です。

上記情報は発表資料に基づくものであり、最新の運用情報やイベントスケジュール等は公式サイト(上記リンク)での確認を推奨します。

参考リンク: