GREEN DERBYで逆転劇 横浜が神戸から白星
ベストカレンダー編集部
2025年11月30日 06:04
GREEN DERBY逆転勝利
開催日:11月29日
GREEN DERBYで揺れた二日間:Game1の敗戦とGame2の逆転劇
横浜武道館で行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦」第10節、横浜エクセレンス対神戸ストークスは、緑を基調とした両チームの対戦という象徴性を伴いながら2日間にわたって実施された。プレスリリースによれば、11月29日に最初の2試合(Game1, Game2)が行われ、両日とも熱戦となった。
初戦(Game1)は横浜が80―99で敗れたが、翌日のGame2では96―94で横浜が勝利を収め、シリーズは1勝1敗となった。Game2はチケット完売のなかで行われ、満員の観客が試合の流れを左右する一因となった。
Game1:序盤のリードから逆転を許す展開
Game1では開始直後に#20 ザック遼モーアが3Pを成功させ序盤は9-3とリードを奪ったが、神戸が反撃して22-29で1Qを終えた。2Q立ち上がりには22-35と差を広げられたものの、#1 トレイ・ボイドIIIの奮闘で前半終了時点には42-51と点差を1桁に戻した。
後半、#10 永野威旺の躍動や#33 杉山裕介の得点で一時は74-80と6点差まで詰め寄る場面もあったが、要所で神戸に流れを断ち切られる得点を奪われ最終的に敗戦となった。試合後、河合竜児HCは日本人選手中心に硬さが出た点を指摘し、翌日Game2での修正を示唆した。
- Game1 結果
- 横浜エクセレンス 80―99 神戸ストークス(敗戦)
- マン・オブ・ザ・マッチ
- #1 トレイ・ボイドIII(主なスタッツ:34得点、5リバウンド、8アシスト、2スティール)
Game2:満員のアリーナで逆転勝利
Game2はスターティング5を変更して臨み、#13 大橋大空が試合開始早々に得点を挙げ、#93 上良潤起も3Pを決めるなど序盤から見せ場を作った。しかし1Q終盤には13-27と大きくリードを許した。
試合は2Qにかけて徐々に点差を詰め、後半の3Qで流れを掴む。#1 トレイ・ボイドIIIや#20 ザック遼モーアの3Pなどによって69-68の逆転に成功し、3Qを76-73で終えて主導権を得た。4Qでは守備の貢献が光る#33 杉山裕介や#13 大橋大空のアシストからの得点などでリードを保ち、96-94で最終的に勝利した。
- Game2 結果:横浜エクセレンス 96―94 神戸ストークス(勝利)
- マン・オブ・ザ・マッチ:#1 トレイ・ボイドIII(主なスタッツ:38得点、2リバウンド、5アシスト)
- 観客動員:チケット完売(2,400名以上が来場)
個々の選手の貢献とスタッフコメント
両日を通じて目立ったのは#1 トレイ・ボイドIIIの高得点力であり、Game1では34得点、Game2では38得点を挙げた。前節では40得点17リバウンド12アシストのトリプル・ダブルを記録していたボイドIIIは、チームの攻撃の中心として継続したパフォーマンスを示した。
また、#20 ザック遼モーアは両日とも複数本の3Pを沈め、Game2では18得点を含む勝利に直結する活躍を見せた。#10 永野威旺、#33 杉山裕介、#13 大橋大空、#93 上良潤起らも重要な場面で得点やプレーを重ね、勝利に寄与した。
主な選手コメント
- #1 トレイ・ボイドIII(Game2 後コメント)
- 試合はプレーオフのような雰囲気であり、毎日良くなっていく積み重ねが勝利に繋がったと述べ、ファンの声援が力になっていることに感謝を示した。
- #33 杉山裕介(Game2 後コメント)
- 古巣との対戦で成長した姿を見せられたとし、満員のアリーナの雰囲気が後押しになったと語った。
- #20 ザック遼モーア(Game2 後コメント)
- 前日敗戦を踏まえディフェンスを遂行できたことを評価し、まだフルロスターではない状況で今後の成長に意欲を示した。
河合竜児HCの総括
河合HCはGame1について、前半はアグレッシブさを欠いた日本人選手中心のプレーになった点を指摘した。Game2については1点でも勝つことを選手に求め、限られたロスター状況の中で勝利を優先する判断を説明している。短い時間で修正を行い勝利に結びつけたことを評価した。
また、負傷や代表活動での不在選手についても言及しており、「#14 カリム・エゼディン」がFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window1でレバノン代表に選出されていること、「#21 エライジャ・ウィリアムス」が非帯同であること、さらに「#0 板橋真平」がリハビリ中であることが今後のロスター状況に影響を及ぼす点として触れられている。
会場・開催情報と関連キャンペーン
Game2はチケット完売のなか横浜武道館で実施され、2,400名以上が来場したと報告されている。横浜武道館は横浜市中区翁町にあり、アクセスはJR京浜東北線/根岸線 関内駅南口下車 徒歩6分、横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅下車 徒歩4分である。
クラブはブラックフライデーに合わせた特別販売を実施する。2025年11月28日(金)のブラックフライデーに、12月21日(日)・22日(月)に横浜武道館で行われる横浜エクセレンス vs 山形ワイヴァンズの観戦チケットを、一般販売価格より40%OFFで販売することが発表されている。詳細はクラブの案内ページを参照するよう告知されている。
次回ホーム戦の概要(年内)
次回のホームゲームは横浜武道館でのバンビシャス奈良戦。これは今シーズン初となる「OCEAN TOKYO監修オリジナルユニフォーム」着用試合としての位置づけがされている。
試合のスケジュールは以下の通りで、年末に向けた数少ないホーム戦として運営側も位置づけている。
| 試合 | 日付 | 開始時間 |
|---|---|---|
| りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦 第13節(横浜EX vs バンビシャス奈良) | 2025年12月12日(金) / 2025年12月13日(土) | 12月12日 19:05 / 12月13日 15:35 |
| 会場 | 横浜武道館(〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2-9-10) | |
視聴・クラブ情報
試合はストリーミングサービス「バスケットLIVE」で視聴可能であり、外部リンクが案内されている。クラブの各種SNSアカウントも公表されており、試合情報やイベント告知はそちらでも確認できる。
- X(旧Twitter):https://x.com/yokohamaex_
- Instagram:https://www.instagram.com/yokohamaexcellence_official/
- YouTube:https://www.youtube.com/@yokohamaexcellence
- LINE:https://page.line.me/934bncen?openQrModal=true
- TikTok:https://www.tiktok.com/@yokohamaex_
- マスコットSNS:https://x.com/45pick80roll
- バスケットLIVE視聴:https://basketball.mb.softbank.jp/service/?utm_source=club&utm_medium=YE&utm_campaign=club_YE_003
要点の整理(試合データと主な情報の一覧)
ここまで報告した内容を表形式で整理する。試合結果、主要選手のスタッツ、観客数や次戦情報、ブラックフライデーのチケット割引情報など、プレスリリースに含まれていたすべての主要データを網羅してまとめる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催大会 | りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B2リーグ戦 第10節 |
| 会場 | 横浜武道館(〒231-0028 横浜市中区翁町2-9-10) |
| 日程 | 2025年11月29日(Game1 / Game2両日開催として報告) |
| Game1 結果 | 横浜EX 80―99 神戸(敗戦) |
| Game1 M.O.M. | #1 トレイ・ボイドIII(34得点、5リバウンド、8アシスト、2スティール) |
| Game2 結果 | 横浜EX 96―94 神戸(勝利) |
| Game2 M.O.M. | #1 トレイ・ボイドIII(38得点、2リバウンド、5アシスト) |
| 観客動員 | Game2はチケット完売(2,400名以上) |
| 不在・リハビリ選手 | #14 カリム・エゼディン(レバノン代表選出)、#21 エライジャ・ウィリアムス(非帯同)、#0 板橋真平(リハビリ中) |
| ブラックフライデー特典 | 2025年11月28日実施。12月21日・22日の山形戦観戦チケットを一般販売価格から40%OFFで販売 |
| 次回ホーム戦 | 横浜武道館 vs バンビシャス奈良(2025年12月12日 19:05、12月13日 15:35)。OCEAN TOKYO監修オリジナルユニフォーム着用試合 |
| クラブ概要 | 株式会社横浜エクセレンス。横浜を拠点とするプロバスケットボールクラブ。旧称は東京エクセレンス。2021年に本拠地を横浜に移転、クラブ名称を改称。 |
以上がプレスリリースの内容を基に整理した報告である。試合ごとのスコア、選手のスタッツ、来場者数、次戦情報、ブラックフライデーのチケット販売など、発表された全ての情報を網羅してまとめた。