12/1開始|浅草で兄弟が紡ぐ冬のコラボパフェ
ベストカレンダー編集部
2025年11月29日 11:06
浅草兄弟コラボパフェ
開催日:12月1日
浅草で兄弟が紡ぐ冬の一杯:甘味みつやとannorumによる同時提供のコラボパフェ
発表の背景と提供開始の概要
株式会社生産者直売のれん会(本社:東京都、代表:黒川 健太)は、運営する甘味処「甘味みつや」とアンティーク家具・カフェ「annorum(アンノルム)」の店舗間コラボレーションとして、田中兄弟(兄:田中瑛司=甘味みつや店主、弟:田中孝之=annorum店主)によるスペシャルパフェを2025年12月1日より同時提供開始すると発表しました。プレスリリースは2025年11月29日 10時30分付で出されています。
両店がそれぞれの得意領域で培ってきた技術と素材選定を掛け合わせた、和の要素と洋の技法が出会う冬季限定のパフェシリーズです。甘味みつやにとっては史上初のパフェ提供となり、伝統的な甘味の手仕事をパフェというかたちで表現しています。
兄弟それぞれのパフェと提供条件
今回登場するのは、甘味みつや提供の「抹茶白玉と芋栗パフェ」と、annorum提供の「和栗とスイートポテトのパフェ」の二種です。どちらも冬に合う素材を重ねた多層構成で、食感と季節感を意識したものになっています。
提供方法は店舗ごとに異なり、甘味みつやはテーブルチェック(TableCheck)による事前予約限定、annorumは当日来店での注文が可能です。価格や付帯内容は下記の通りです。
| 店舗 | 商品名 | 価格(税込) | 提供方法 |
|---|---|---|---|
| 甘味みつや | 抹茶白玉と芋栗パフェ(抹茶みつ付き) | 2,800円 | TableCheckによる事前予約限定 |
| annorum(アンノルム) | 和栗とスイートポテトのパフェ | 1,600円 | 当日来店で注文可 |
甘味みつやの「抹茶白玉と芋栗パフェ」— 素材と手仕事の重なり
甘味みつやは2018年に浅草で開業して以降、茹でたての白玉が名物で行列ができる甘味処として知られています。今回のパフェは同店にとって初のパフェ提供であり、和の素材を中心に一品の中で奥行きを出す多層仕立てになっています。
パフェは単純に素材を積むだけではなく、白玉や栗、焼き芋、あんこ、抹茶アイスなど、それぞれの素材ごとに手仕事の工程にこだわりを持って整えられています。以下に主要な素材と製法について具体的に示します。
- 白玉粉
- 創業380年の熊本「白玉屋新三郎」製。佐賀産ヒヨクモチを原料に石臼挽き、阿蘇の伏流水を用いる。気温や湿度に応じて加水率を調整し、毎朝手捏ねで一つずつ丸め、茹でたてで提供。
- あんこ(つぶあん)
- 厳選した小豆を昔ながらの製法で炊いたつぶあんを使用。和の甘味の土台となる味わい。
- 抹茶と抹茶みつ
- 京都宇治の慶応元年創業「奥西緑芳園」の抹茶を使用。白みつは鹿児島喜界島のきび糖を原料とし、抹茶を混ぜた自家製の抹茶みつで甘さにほのかな塩味や苦味を含む複雑さを付与。
- 栗(甘露煮・渋皮煮)
- 甘露煮には長野県小布施の平松農園の大ぶり3Lサイズを使用。渋皮煮は京都府丹波の丹波農園の栗を氷温熟成し糖度を上げる工程を経て、鬼皮剥き、重曹での渋抜き等を繰り返す手仕事で仕上げる(渋皮煮は栗1kgあたり合計3時間の工程)。
- 焼き芋(シルクスイート)
- 千葉県産シルクスイートをキュアリング熟成し、独自の二種類の溶岩石を入れた石焼製造機で火入れ。しっとりとした食感を重視。
- 自家製アイス
- ミルクアイスは低温殺菌牛乳と異なる濃度の生クリームを2種、和三盆で優しい甘みを付与。抹茶アイスはこのベースに奥西緑芳園の抹茶と白あんを混ぜた和風仕立て。
価格は2,800円(税込)で、抹茶セット(加賀棒茶、塩昆布付き)として提供されます。提供はTableCheckによる事前予約限定のため来店前の確認が必要です。
甘味みつやのこれまでのメディア露出(テレビ東京「ソレダメ!」でのランキング1位、日テレ「DayDay.」での紹介など)もふまえ、店の看板である白玉の手仕事をパフェに落とし込んだ点が特徴です。
annorumの「和栗とスイートポテトのパフェ」— 洋菓の技と和素材の融合
annorumは2019年に浅草の観音裏でアンティーク家具店としてスタートし、2023年に同建物2階でannorum cafeを開業した店舗です。アンティークな空間とカフェメニューの組み合わせが評価され、隠れ家的な人気を持ちます。
今回のパフェは洋菓子の技術と和の素材を融合させたもので、国産栗の渋皮煮やスイートポテトの一口サイズを用いた、秋冬らしい贅沢な構成になっています。監修の焼き菓子には、浅草の自家製酵母パンで知られる「粉花」が関わっています。
- 主な特徴:国産栗の渋皮煮、しっとり甘いスイートポテトの一口品を中心に複数のテクスチャを重ねた構成。
- 価格:1,600円(税込)。
- 注文方法:当日来店にて注文可能(予約必須ではない)。
店舗の雰囲気やアンティーク家具とともに提供されるパフェは、洋菓子的な盛りつけと和素材の繊細さを合わせ持つ味わいを目指しています。監修焼き菓子を含めた焼き菓子のクオリティが全体の印象を高めています。
annorum cafeは通常11:00〜18:00の営業時間で営業しており、来店時にメニューを注文できます。予約は現在、食事メニューのみテーブルチェックで受け付けられています。
店舗アクセス、営業時間、予約リンクなどの実務情報
以下に両店舗の所在地・アクセス・営業時間・公式SNSや予約リンクを整理します。来訪や予約の際の確認に利用できます。
営業時間や定休日は不定で、売り切れ等によりラストオーダー・閉店時間が早まる場合がある点に注意が必要です。
| 項目 | 甘味みつや 本店(メトロ通り) | 甘味みつや 仲見世通り店 | annorum(アンノルム) |
|---|---|---|---|
| 住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目32-13 松村ビル1・2階 | —(各店のInstagram参照) | 〒111-0032 東京都台東区浅草4丁目7-11 |
| アクセス | 東京メトロ銀座線「浅草駅」3番出口 徒歩2分 / 東武「浅草駅」正面口 徒歩3分 | (詳細はInstagram) | 東京メトロ銀座線「浅草駅」6番出口 徒歩10分、都営浅草線A4出口 徒歩12分、つくばエクスプレス浅草駅 徒歩10分 |
| 営業時間 | 平日 12:00〜17:00(LO 16:30) 土日祝 10:00〜18:00(LO 17:30) | (店舗により異なる) | 11:00〜18:00 |
| 定休日 | 不定休 | 不定休 | 不定休 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/kanmi_mitsuya/ | https://www.instagram.com/kanmi_mitsuya_nakamise/ | https://www.instagram.com/annorum/、https://www.instagram.com/annorum_cafe/ |
| 予約(TableCheck) | 甘味みつや 本店予約 | 甘味みつや 仲見世通り店予約 | annorum cafe(現在食事メニューのみ) |
プレスリリース写真の説明として、左に甘味みつや提供「抹茶白玉の芋栗パフェ」、右にannorum提供「和栗とスイートポテトのパフェ」という構成でイメージが示されています。また兄弟の写真もあり、左がannorum店主の田中孝之(弟)、右が甘味みつや店主の田中瑛司(兄)と説明されています。
今回のコラボは、同社が運営する両ブランドの特性を生かした形での共同展開であり、素材の出所や製法を明示した上での提供になる点が特徴です。
今回の記事内容の要点まとめ
以下に本記事で触れた主要事項を表形式で整理します。予約方法や価格、提供開始日など、確認が必要な項目を中心にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 株式会社生産者直売のれん会(代表:黒川 健太) |
| プレスリリース日 | 2025年11月29日 10:30 |
| 提供開始日 | 2025年12月1日 |
| コラボ主体 | 甘味みつや(兄:田中瑛司)× annorum(弟:田中孝之) |
| 甘味みつやのメニュー | 抹茶白玉と芋栗パフェ(抹茶みつ付き) 2,800円/TableCheck予約限定 |
| annorumのメニュー | 和栗とスイートポテトのパフェ 1,600円/当日来店注文可 |
| 主な素材(甘味みつや) | 白玉粉(白玉屋新三郎)、抹茶(奥西緑芳園)、栗(小布施・丹波)、焼き芋(シルクスイート)、自家製アイス等 |
| 監修・協力 | 焼き菓子監修:粉花(annorum側) |
| 公式SNS/予約 | 甘味みつや Instagram: https://www.instagram.com/kanmi_mitsuya/ / TableCheck予約リンク各店あり / annorum Instagram: https://www.instagram.com/annorum/ |
以上が今回のコラボパフェに関する一次情報の整理です。提供方式や価格、素材の出自といった具体的な点を中心に記載しました。来訪や予約を検討する際は記載の予約リンクや各店舗のSNS、営業時間の最新情報を確認することが推奨されます。
参考リンク: