雪ミク、赤れんが庁舎の特別サポーターに　12/1開幕

雪ミクが赤れんが庁舎のスペシャルサポーターに就任 — 取り組みの位置づけと目的

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社（本社：北海道札幌市、代表取締役：伊藤博之）が展開するキャラクター雪ミク（初音ミク）が、北海道庁旧本庁舎（通称：赤れんが庁舎）のスペシャルサポーターに正式に就任しました。プレスリリースは2025年11月28日16時00分に公開されており、任期や具体的な協働内容は同社と北海道庁が連携して冬の観光プロモーションを行うために設定されています。

今回の就任は、歴史的建造物としての赤れんが庁舎の地域振興と、雪ミクを含む北海道発の文化コンテンツを結びつけることを目的としています。スペシャルサポーターとしての活動は、来場者向けの入場記念カード配布、展示パネル設置、コラボグッズ販売など多角的に展開されます。これらの取り組みにより、観光客や地元住民に対して歴史と現代文化の接点を提示する狙いがあります。

赤れんが庁舎スノーファンタジーの展示と実施期間

赤れんが庁舎はネオ・バロック様式の壮麗な建物で、国の重要文化財に指定されています。2018年に開始された大規模改修工事を経て、2025年7月にリニューアルオープンしました。その新たな舞台で、冬季イベント「赤れんが庁舎スノーファンタジー／AKARENGA SNOW FANTASY」が2025年12月1日（月）から2026年2月28日（土）まで開催されます。

スノーファンタジーでは野外アートとして、札幌の美術家・澁谷俊彦（しぶや としひこ）さんによる雪面に色彩を表出するアート作品「スノーパレット」が前庭に展示されます。雪の景観を生かした表現が特徴で、冬の屋外空間における新たな鑑賞体験を提供します。

来場者向けの提供物と展示構成

期間中の来場者向け施策として、以下の取り組みが実施されます。これらは有料入場者向けの配布物と、無料エリアでの販売・展示を組み合わせた構成です。

• イラストレーター・森倉円（もりくら まどか）さんが手掛けた雪ミクのコラボデザイン入場カードを、有料来場者向けに配布。
• 庁舎内の無料エリアにある「赤れんがショップ」にて、雪ミクのコラボグッズを販売。
• 庁舎エントランスにフォトパネルを設置し、来場者が記念撮影を行えるように配置。

入場記念カードのイメージやコラボグッズの具体的なラインナップは、赤れんがショップでの販売にあわせて公開される予定です。配布・販売はいずれもイベント開催期間内に限られます。

開催場所・開館情報と注意点

開催場所は北海道庁旧本庁舎 赤れんが庁舎（札幌市中央区北3西6−1）です。開館時間や入館料などは次のとおりです。

公式情報や詳細は赤れんが庁舎公式ウェブサイトで案内されています。URLは以下の通りです： https://www.hokkaido-redbrick.jp/ 。イベントや配布物の取り扱いは予告なく変更される場合があるため、来場前に最新情報を確認することが推奨されます。

雪ミクとSNOW MIKU 2026 — 背景と関連イベント

「雪ミク」は2010年のさっぽろ雪まつりにおける“真っ白い初音ミク”の雪像制作を契機に誕生したキャラクターで、北海道を応援するアンバサダー的な役割を担っています。以降、地元のイベントや地域振興プロジェクトと連携し、各種コラボレーションを行ってきました。

2026年2月7日（土）・8日（日）には、雪ミクが主役を務めるフェスティバル「SNOW MIKU 2026」のメインイベントが予定されています。本イベントは赤れんが庁舎のスノーファンタジー開催期間と重なっているため、遠方から訪れる場合はSNOW MIKU 2026の開催時期にあわせた行程の調整がしやすくなっています。

雪ミク関連のオンライン窓口と情報源

雪ミクやSNOW MIKUに関する公式情報は以下のオンライン窓口で提供されています。各種イベントの最新情報やグッズ情報、スケジュールはこれらの公式サイトやSNSを通じて公開されます。

雪ミク公式Xアカウント

https://x.com/cfm_snowmiku/

雪ミク ポータルサイト

https://snowmiku.com/

SNOW MIKU 2026 特設ページ

https://snowmiku.com/2026/

関連リンク（SKY TOWN 等）

https://snowmiku.com/skytown/

なお、雪ミクの2026年衣装テーマは「しあわせパティスリー」です。衣装デザインは毎年公募で決定され、地域とクリエイターを結ぶ取り組みが継続されています。

クリプトン・フューチャー・メディアの役割と問い合わせ先

本企画の主体であるクリプトン・フューチャー・メディアは、1995年7月に設立され、音の素材輸入販売を起点に事業を展開してきました。2007年に歌声合成ソフトウェア『初音ミク』を企画開発し、以降は音声技術、音楽配信プラットフォーム、キャラクターライセンス、イベント制作、地域プロジェクトなど多岐にわたる事業を行っています。

会社概要の主要項目は以下の通りです。取材・広報窓口についても明記されています。

また、プレスリリース内で利用されている画像ファイルはダウンロード可能とされており、プレス素材の提供も行われています。報道や二次利用にあたっては、提供元が定める利用条件に従う必要があります。

本記事の要点まとめ

以下の表に、本プレスリリースで示された主要情報を整理してまとめます。期間、場所、担当団体、主な展示・施策、問い合わせ窓口などを網羅しています。

本記事はプレスリリースの内容をもとに、開催期間や展示内容、関連情報を整理して伝えています。イベントや展示、配布物の取り扱いは予告なく変更される場合があるため、来場前に公式ウェブサイトや公式SNSにて最新の案内を確認することが推奨されます。