女性の“ゆる不調”に寄り添う 7・15・21習慣と新ブレンディ
ベストカレンダー編集部
2025年11月28日 12:33
ご自愛ゆる習慣セミナー
開催日:11月25日
女性の“ゆる不調”を可視化したセミナー──開催概要と発表内容の全容
味の素AGF株式会社は、2025年11月25日(火)に「女性の『ゆる不調』」をテーマにしたセミナーを開催しました。プレス発表は2025年11月28日11時00分付で行われ、イベントは二部構成で進行しました。登壇者には味の素AGF コンシューマービジネス部 ニューフィールドグループの伊藤めぐみ氏、イシハラクリニック副院長の石原新菜氏、株式会社タニタ 商品本部管理栄養士の小武内沙織氏が名を連ねています。
セミナー第一部では、味の素AGFが実施した最新の生活者意識調査の結果が公開されました。第二部では、味の素AGFと株式会社タニタによる共同開発商品《「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修》シリーズの開発背景、製品設計上の配慮、ならびに本商品を用いたアレンジレシピが紹介されました。
調査の定義・実施概要と主要な調査結果
セミナーで発表された調査は、2025年11月に実施された「女性の『ゆる不調』に関する意識調査」です。ここで用いられる「ゆる不調」は、明確な病気に該当しないものの心身に感じる違和感や不調を指す定義が付されています。
調査の概要は以下の通りです。対象は全国の20代〜60代の女性1,000名、調査方法はインターネット調査、調査実施は株式会社インテージによるものです。
- 調査テーマ
- 女性の「ゆる不調」に関する調査
- 対象者
- 全国の20代〜60代の女性1,000名
- 調査期間
- 2025年11月
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査実施
- 株式会社インテージ
調査結果の要点は次のとおりです。約7割の女性が「ゆる不調」を抱えていること、最も多い症状は身体よりも心の不調である「気分の落ち込み」であったこと、季節別では冬に不調を感じる割合が高く、1日の中では朝が最も不調を感じる時間帯で、次いで夕方であることが明らかになりました。
また、4人に1人が不調を感じても何も対処していない現状が示され、今後取り入れたい対策としては「手軽なセルフケア」が最も多く挙げられました。伊藤氏はこの結果を踏まえ、飲料を通じた“ひと息つく時間”のサポートと、手軽なセルフケアのきっかけ提供を両立していく意向を示しました。
季節と時間帯に寄り添う「ご自愛ゆる習慣7・15・21」──石原新菜氏の提案
第一部では、イシハラクリニック副院長の石原新菜氏が監修した「ご自愛ゆる習慣7・15・21」が紹介されました。「7・15・21」とは、1日の中で<7時、15時、21時ごろ>を目安に、忙しい女性でもゆるく取り入れられるセルフケアを提案する概念です。セミナーでは、季節別・時間帯別に対応した具体的な習慣が提示されました。
石原氏は本習慣について、調査で浮かび上がった女性の“ゆる不調”に寄り添うために考案した点を説明しました。日々の中に無理なく取り入れられる短時間のケアや、体温調節、気持ちの切り替えを手助けする方法が含まれています。
冬を中心とした季節別の具体的習慣
冬は特に「冷え対策(温活)」が重要という指摘がありました。寒暖差や急激な冷え込みで体調を崩す例が多く、朝の体温を上げるためのストレッチや手の運動など、簡単に取り入れられる方法が紹介されました。こうした習慣は、朝(7時ごろ)に体を目覚めさせる補助として、夕方や夜の不調予防にもつながると説明されました。
石原氏は季節ごとに起こりやすい不調の傾向を示し、それぞれに応じたケアを提案しています。下記はセミナーで示された各季節のキーワードと内容です。
- 春(デトックス): 情報断食やお気に入りのドリンクでひと息つく時間を作る。余計な刺激を減らすことで心身の切り替えを促す。
- 夏(熱のコントロール): あえて温かい飲み物を取り入れる温活や、適切な冷却ケアで熱のコントロールを図る。
- 秋(ホッとひと息): カフェインレスドリンクを取り入れ、気軽にできるストレッチや呼吸法で心を落ち着ける。
- 冬(冷え対策): 朝の体温を上げるストレッチ、手の運動、保温対策などで冷えを防ぎ、日中の活動の質を高める。
これらの習慣は、短時間で実践可能な内容で構成されており、忙しい日常の中でもオンとオフの切り替えを補助するものとして位置づけられています。
タニタとのコラボと新商品、実務的なレシピ紹介
第二部では、味の素AGFとタニタのコラボレーションによる《「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修》シリーズの狙いと商品設計が説明されました。協業に至った背景には、味の素AGFとタニタがそれぞれ掲げる「ココロとカラダの健康」「幸せを感じられる社会の創出」という理念の共通性があるとされています。
タニタ側は代表取締役社長に谷田千里氏が就き、タニタは体組成計や血圧計などの健康計測機器に加え、「タニタ食堂」や「タニタ健康プログラム」、そして2018年以降本格展開している「タニタカフェ」を通じて、日常に取り入れやすい健康習慣を提案してきました。
製品設計上の特徴と栄養的配慮
《「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修》シリーズは、女性に不足しがちな栄養素である鉄分・カルシウム・ビタミンDを配合している点が強調されました(配合量は20–40代女性の日本人の食事摂取基準(2025年版)の参考値に基づく)。また、高たんぱくでカフェインレスという点も製品の特長です。
製品は嗜好飲料としての味わいと手軽さを優先し、サプリメントやプロテインとの違いとして日常生活に自然に取り入れられる手軽さとココロに寄り添う“ひと息の時間”にフォーカスして設計されています。
提供チャネルと販売開始日
商品名称と仕様は以下の通りです。
- 「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修 ホッとよりそうカフェオレ カフェインレス 25本
- 「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修 ホッとよりそうミルクティー カフェインレス 25本
発売地域・提供チャネルは通信販売(タニタ公式オンラインショップ含む)およびタニタ食堂とタニタカフェの一部店舗となっています。なお、タニタカフェ コレド室町店では2025年12月1日(月)より本シリーズを使ったアレンジメニューの提供が始まります。
アレンジレシピ(おうちで作れる具体的レシピをそのまま紹介)
セミナーでは店舗提供に先駆けて実際に試飲を行い、家庭で再現可能なアレンジレシピを紹介しました。以下はセミナーで示された2種類のレシピの材料と作り方です。
レシピはホット・アイスいずれでも楽しめる内容で、無調整豆乳をベースに果汁やチョコ、シナモンを組み合わせることで、飲みやすさと満足感を両立しています。
- オレンジハニー豆乳ミルクティー(ホット/アイス)
- 材料(1人分)
- 《「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修 ホッとよりそうミルクティーカフェインレス》…1本
- お湯…50ml
- 無調整豆乳…150ml
- 100%果汁オレンジジュース…小さじ1~2
- はちみつ…小さじ1~2(好みにより調整)
- 氷(アイスのみ)…適量
- 作り方(Hot)
- 耐熱容器に豆乳を入れ、電子レンジ(目安:500Wで1分半程度)で温める。吹きこぼれに注意すること。
- カップにスティックパウダーを入れ、お湯で溶かす。溶けたらオレンジジュースとはちみつを入れて混ぜる。
- 1の温めた豆乳を2に注ぎ、よく混ぜる。
- 材料(1人分)
- シナモン香る豆乳カフェモカ(アイス/ホットにも応用可能)
- 材料(1人分)
- 《「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修 ホッとよりそうカフェオレカフェインレス》…1本
- お湯…50ml
- 無調整豆乳…150ml
- 板チョコ(刻み)…2かけ(またはチョコレートシロップ大さじ1と1/2)
- シナモンパウダー…少々
- 氷(アイスのみ)…適量
- 作り方(Ice)
- 耐熱グラスにスティックパウダーを入れ、お湯で溶かす。
- 1に刻んだ板チョコを加えて溶かす。
- 氷と豆乳を加えて混ぜ、仕上げにシナモンパウダーを振る。
- 材料(1人分)
これらのレシピは、感覚的な“ホッとする時間”をつくると同時に、栄養面での補助として設計されたスティック商品を活用する具体例として示されています。
関係者と企業プロフィール、問い合わせ先
セミナーに登壇した人物と企業に関する情報は下記の通りです。登壇者のプロフィールや企業説明はセミナー資料に基づいて紹介されています。
イシハラクリニック副院長の石原新菜(いしはら にいな)氏は、秋田栄養短期大学 特任教授であり、父である石原結實氏との海外の自然療法施設視察などを通じて自然医学の基礎を学んできました。現在は漢方薬処方を中心に診療を行い、メディア出演や執筆、講演活動も行っている二児の母としての視点も交えたアドバイスが特徴です。
株式会社タニタは、体組成計や血圧計などの製品、ならびに「タニタ食堂」「タニタ健康プログラム」「タニタカフェ」などの健康サービスを展開する企業です。2018年以降、「こころの健康づくり」をテーマとするタニタカフェを本格展開しており、楽しさや心地よさを通じて取り入れやすい健康習慣を提案しています。
- 商品に関する一般のお客様からのお問合せ先
- お客様相談室 Tel 0120-17-8651
- タニタ食堂・タニタカフェの販売店舗に関する問合せ先
- tanitacafe-honbu@tanita.co.jp
この記事の要点まとめ
この記事では、味の素AGFが2025年11月25日に実施したセミナーの内容をまとめました。セミナーは女性の“ゆる不調”に着目した調査結果の発表と、イシハラクリニック監修による時間帯/季節別セルフケア提案、ならびに味の素AGFとタニタのコラボ商品とそのアレンジレシピの紹介で構成されています。以下の表は主要項目を整理したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セミナー開催日 | 2025年11月25日(火) |
| プレス発表日 | 2025年11月28日 11:00 |
| 主催 | 味の素AGF株式会社 |
| 登壇者 | 味の素AGF:伊藤めぐみ/石原クリニック副院長:石原新菜/タニタ:小武内沙織 |
| テーマ | 女性の「ゆる不調」と季節×時間帯別セルフケア、タニタ監修スティック商品の紹介 |
| 調査対象・方法 | 全国20代〜60代の女性1,000名、インターネット調査(2025年11月、株式会社インテージ実施) |
| 主な調査結果 | 約7割が「ゆる不調」を抱える。最も多い不調は「気分の落ち込み」。季節は冬、時間帯は朝(次いで夕方)に不調を感じやすい。4人に1人が無対処。手軽なセルフケア需要が高い。 |
| ご自愛習慣 | 「ご自愛ゆる習慣 7・15・21」(7時・15時・21時を目安に取り入れるケア)。春:デトックス、夏:熱のコントロール、秋:ホッとひと息、冬:冷え対策など。 |
| 商品 | 「ブレンディ®」スティック タニタカフェ™監修 ホッとよりそうカフェオレ(カフェインレス)25本、ホッとよりそうミルクティー(カフェインレス)25本 |
| 製品特長 | 鉄分・カルシウム・ビタミンDを配合(20–40代女性の食事摂取基準を参照)、高たんぱく、カフェインレス、嗜好飲料としての味わいと手軽さ |
| 販売開始・提供 | 通信販売(タニタ公式オンラインショップ含む)、タニタ食堂・タニタカフェ一部店舗。タニタカフェ コレド室町店でのアレンジメニュー提供は2025年12月1日開始。 |
| 問合せ先 | お客様相談室 Tel 0120-17-8651 / tanitacafe-honbu@tanita.co.jp |
| レシピ例 | オレンジハニー豆乳ミルクティー(ホット/アイス)、シナモン香る豆乳カフェモカ(アイス/応用でホット可)—材料と作り方をセミナーで紹介 |
以上がセミナーで共有された情報の要点と詳細です。調査結果、習慣提案、商品設計、レシピや販売情報といったすべての項目を整理して報告しました。