2/1開始・オリエンタルホテル神戸が『THE ORIENT』に改称

オリエンタル神戸改名

開催日:2月1日

オリエンタル神戸改名
名前が変わってサービスや運営はどうなるの?
運営はPlan・Do・See(PDS)が引き続き行い、サービスやスタッフ、運営方針に変更はないと明言されています。商標契約終了に伴う名称変更で、館内サインや一部改装はあるものの、おもてなしの中身は継承されます。
いつから新しい名前になるの?営業予定はどうなるの?
新名称は2026年2月1日から適用されます。旧名称の最終営業日は2026年1月31日で、2月1日〜11日は準備期間、2月12日に宿泊営業を再開。メインダイニングは2026年3月17日ディナーから営業再開予定です。

旧居留地の象徴、オリエンタルホテル神戸が新たに「THE ORIENT」へ

株式会社Plan・Do・See(以下「PDS」)は、運営するオリエンタルホテル神戸の名称を、2026年2月1日(日)よりTHE ORIENT(ジ・オリエント)へ変更すると発表しました。発表のリリースは2025年11月27日13時10分付で配信されています。

オリエンタルホテル神戸は、2010年3月の開業以来、神戸・旧居留地の震災復興のシンボルとして地域とともに歩んできました。今回の名称変更は、これまでの商標権使用許諾契約の終了に伴うものですが、PDSは運営体制やおもてなしの姿勢に変更がないことを明確に伝えています。

【神戸・旧居留地 オリエンタルホテル】ホテル名称変更のおしらせ 画像 2

名称変更の背景と経緯

PDSが説明するところでは、これまで当該商標「オリエンタルホテル」は商標権所有者との使用許諾契約に基づき運営されてきましたが、当該契約の終了により名称を変更する運びとなりました。名称は変わりますが、神戸の地で築いてきた歴史や信頼は揺らぐものではないとされています。

新名称は、ホテルが大切にしてきたおもてなしの精神を継承しつつ、地域の文化や歴史に対する敬意を込めて策定されました。PDSは引き続き同ホテルを運営し、旧居留地の文化を体現する存在としての役割を継続すると示しています。

  • 発表日:2025年11月27日 13:10
  • 変更前名称:オリエンタルホテル神戸
  • 変更後名称:THE ORIENT(ジ・オリエント)

名称変更に伴うスケジュールと営業・メンテナンス予定

名称変更にあたり、ホテル館内および一部レストランでは所定のメンテナンス期間を設けます。ホテルは2026年2月1日から改装・準備期間に入り、2月12日(木)に営業を再開する予定です。

「オリエンタルホテル神戸」としての営業最終日は2026年1月31日(土)となります。当日はパーティー形式ではなく、どなたでも自由に立ち寄れる「感謝のひとときの場」を設ける予定であり、詳細は年内に公式サイトで案内されます。

ホテル全体のスケジュール

最終営業日(旧名称)
2026年1月31日(土)
名称変更開始日
2026年2月1日(日)
ホテル営業再開日
2026年2月12日(木)

これらの日程はPDSの発表によるもので、館内の改装やサイン切替、システム更新などの準備を含みます。

レストラン別のメンテナンス・営業予定

レストランごとに改装・営業再開の時期が異なります。主要なスケジュールは以下の通りです。

施設 改装/メンテナンス期間 営業再開
MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC(メインダイニング) 2026年2月1日(日)〜2026年3月17日(火) 2026年3月17日(火)17:30〜(ディナーより)
鮨かねさか 館内メンテナンスに伴う一時休止対象外 2026年2月12日(木)より通常通り営業
ステーキハウス「ミディアム・レア」 館内メンテナンスに伴う一時休止対象外 2026年2月12日(木)より通常通り営業
カフェ&バー「J.W.Hart」 館内メンテナンスに伴う一時休止対象外 2026年2月12日(木)より通常通り営業

レストランのうち、メインダイニングのみ3月17日夕方の営業再開となる点は来館予定者にとって重要な情報です。その他レストランは2月12日以降に通常営業が再開されます。

「THE ORIENT」――名称に込められた意味とPDSのブランド方針

新名称・THE ORIENT(ジ・オリエント)は、2010年開業以来のホテル精神を受け継ぎ、旧居留地という土地の歴史への敬意を表すために選ばれました。神戸が「東洋(ORIENT)の玄関口」として様々な文化が交わってきた点に着目し、その非日常の世界観と日本ならではのおもてなしを国内外の来訪者へ届ける意図が説明されています。

名称の前に置かれた“THE”には、旧居留地の歴史・文化への深い敬意と、地域のシンボルとして唯一無二であり続けたいという願いが込められています。PDSは、これまで培ってきた誇りを保ちながら新しい時代に向けた決意を表明しています。

PDS HOTELSの位置づけと関連施設

PDSは2023年2月に、運営するホテル群を統合するブランドとしてPDS HOTELSを発表しました。各ホテルは同一の名前やコンセプトではないものの、共通の想いやおもてなしの空気感を統一ブランドとして発信しています。

以下はPDS HOTELSの主要加盟ホテルと公式リンクです。各施設は地域特性を生かした運営を行っています。

PDSのミッションは「おもてなしに満ち溢れるホテルを世界へ」。各ホテルでは地域の価値向上に寄与する運営を目指しています。

Plan・Do・See(PDS)についてと記事のまとめ

株式会社Plan・Do・Seeは「日本のおもてなしを世界中の人々へ」をミッションに、ホテル、レストラン、ウェディング事業を国内外で展開しています。本社は東京都港区麻布台、代表取締役社長は浅葉 翔平氏、設立は1993年4月です。PDSは今後も当該ホテルの運営を継続します。

以下に、本記事で触れた主要事項を表で整理します。最後に簡潔なまとめを記します。

項目 内容
旧名称 オリエンタルホテル神戸
新名称(読み) THE ORIENT(ジ・オリエント)
名称変更開始日 2026年2月1日(日)
ホテル営業再開日 2026年2月12日(木)
旧名称最終営業日 2026年1月31日(土)
メインダイニング改装期間 2026年2月1日〜2026年3月17日(ディナーより再開)
その他レストラン営業開始 鮨かねさか、ミディアム・レア、J.W.Hartは2026年2月12日より通常営業
所在地(ホテル) 〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町25
運営会社 株式会社Plan・Do・See
PDS 本社所在地 〒106-0041 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 11階
代表者 代表取締役社長 浅葉 翔平
設立 1993年4月
公式サイト(旧) https://www.orientalhotel.jp/(〜2026年1月31日)
プレスリリース配信日 2025年11月27日 13:10

この記事では、オリエンタルホテル神戸の名称変更に関するPDSの発表内容を網羅的に整理しました。名称は変わりますが、運営会社は引き続きPDSが務め、神戸・旧居留地で培われた歴史やおもてなしの精神は継承される点を重視して伝えています。詳細の続報やイベント情報は公式サイトでの案内を待つ必要があります。

参考リンク: