2月14日開催｜吉祥寺でアニムサ祭、パトレイバーEZYとコラボ

武蔵野市で4年目を迎える「アニメノマンガノムサシノ」──アニメ部門は「アニメノムサシノ（アニムサ）」に刷新

武蔵野商工会議所と一般社団法人武蔵野市観光機構が中心となって実施する地域振興プロジェクト「アニメノマンガノムサシノ」は、2022年度の開始以来、マンガとアニメを活用した地域経済・観光振興の取り組みとして継続してきました。発表は武蔵野商工会議所 アニメノマンガノムサシノ実行委員会より行われ、プレスリリースの日付は2025年11月26日 10時00分です。

本年度からアニメ部門は正式に名称を「アニメノムサシノ（アニムサ）」とし、武蔵野市内のアニメ制作会社やクリエイター、商業団体と連携して情報発信やイベント開催を行います。運営体制は武蔵野商工会議所（会頭：髙橋勇）と一般社団法人武蔵野市観光機構（理事長：稲垣英夫）を中心に、行政や地域団体の協力を得て進められます。

プロジェクトの経緯と位置づけ

このプロジェクトは武蔵野市の産業振興計画において、コンテンツ産業を活かした事業連携が重点事業として位置づけられており、行政と経済・観光団体が共同で実施します。過去3年間の取り組みを経て、地域内外への認知拡大と観光推進、地域経済の活性化を目標としています。

アニメ部門の名称変更は、より親しみやすく地域と作品を結ぶ取り組みを明確にするための措置であり、以降の告知やプロモーションは「アニムサ」表記が基本となります。

『機動警察パトレイバー EZY』との公式コラボレーションと実施イベントの全容

2025年度アニムサは、市内アニメ制作会社のJ.C.STAFFが制作するシリーズ最新作『機動警察パトレイバー EZY（イズィー）』とのコラボレーションを中心に展開します。コラボレーションは上映会、制作資料展示、描き下ろしイラストを用いたオリジナルステッカー配布など複数の施策で構成されます。

主要な実施内容は次の通りで、各イベントの日程や場所は決定しているものと、開催方法が後日発表となるものがあります。

実施内容（プロジェクト概要）

1. メインビジュアル／プロジェクトロゴの活用
2. 公式HP／公式X並びに各種SNSによる情報発信の継続・新規活用
3. 三鷹地区：描き下ろしイラストによるオリジナルステッカーの配布（2026年2月下旬予定）
4. 武蔵境地区：「武蔵野プレイス」ギャラリーでのアニメ制作資料展示イベント（2026年2月16日～22日、18日は休館のため非開催）
5. 吉祥寺地区：「武蔵野公会堂」アニメ上映会・トークライブ「第4回アニムサ祭」（2026年2月14日（土）、開催時間未定）

第4回アニムサ祭（上映会・トークイベント）

「第4回アニムサ祭」は2026年2月14日（土）に吉祥寺の武蔵野公会堂で開催されます。開催時間は未定で、開催内容は『機動警察パトレイバー』シリーズとのコラボによる上映会およびトークイベントを予定しています。

同シリーズは1988年から続くメディアミックス作品であり、今回のコラボが吉祥寺エリアとどのような関係性を持つのかが告知文中で示唆されています。チケット情報や出演者などの詳細は追って公式チャネルで発表されます。

武蔵野プレイスでの制作資料展示

武蔵境駅南口前の複合機能施設「武蔵野プレイス」1Fギャラリーにおいて、2026年2月16日（月）～22日（日）の期間でアニメ制作資料の展示イベントが行われます。入場は無料ですが、18日（水）は施設の休館日のため展示は行いません。

この展示は武蔵境に本社を置くアニメ制作会社J.C.STAFFの協力のもと開催され、制作資料や設定画など、制作現場に近い資料の公開が見込まれています。展示の具体的内容や入場方法、混雑対策については公式情報での告知を予定しています。

三鷹駅北口エリアでのステッカー配布

三鷹駅北口エリアでは、描き下ろしイラストを用いたオリジナルステッカーの配布が2026年2月下旬に予定されています。配布場所や配布方法、配布枚数などの詳細は後日発表されます。

配布に当たっては地域の商店会や協力団体と連携し、観光促進や地域回遊のきっかけ作りとして実施されます。配布時の注意事項や対象者の条件等も公式発表で案内されます。

『機動警察パトレイバー』シリーズと新作『EZY』の制作体制

『機動警察パトレイバー』シリーズは、汎用人間型作業機械レイバーが普及した近未来の東京を舞台に、特車二課の活動を描くメディアミックスプロジェクトです。初期OVAから始まり、漫画連載、劇場版、TVシリーズなど多面的に展開されてきました。

シリーズはロボットをシステムとして描く視点や精緻な都市描写、日常とドラマを重視する語り口で評価され、メディアミックスの先駆的な成功例とされています。今回の新作『機動警察パトレイバー EZY』は、約30年の時間を経て発表される新作アニメーションです。

『機動警察パトレイバー EZY（イズィー）』スタッフ一覧

公式発表で示された制作スタッフは以下のとおりです。制作体制はアニメーション制作のJ.C.STAFFを中心に、CG制作にGAZEN、プロデュースにGENCOが参加します。

• 原作：HEADGEAR
• 監督：出渕裕
• 脚本・シリーズ構成：伊藤和典
• キャラクター原案：ゆうきまさみ
• コスチュームデザイン協力：高田明美
• メカニカルデザイン：海老川兼武・渭原敏明
• 美術：菊地正典・秋山優太
• 音楽：川井憲次
• キャラクターデザイン・総作画監督：佐藤嵩光
• CG監督：森泉仁智
• プロデューサー：真木太郎
• アニメーション制作：J.C.STAFF
• CG制作：GAZEN
• プロデュース：GENCO

著作表記は本文中にも示されたとおり、Ⓒ HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会が適用されます。

主催・協力団体、公式情報とまとめ

本プロジェクトの主催はアニメノマンガノムサシノ実行委員会（武蔵野商工会議所／一般社団法人武蔵野市観光機構）です。協力団体は武蔵野市、一般財団法人武蔵野市開発公社、武蔵野市商店会連合会、吉祥寺活性化協議会、三鷹駅北口商店会、武蔵境商店会連合会、株式会社エフエムむさしの、株式会社ジェイコム東京 武蔵野・三鷹局などが名を連ねています。

公式情報は以下のチャネルで発信されます。イベント詳細や参加方法の変更、チケット情報等はこれらの公式チャネルでの告知を確認してください。

公式ホームページ

https://animan634.com/

公式X（旧Twitter）

@kouhouaniman634

開催スケジュール（現時点での確定情報）

現時点で確定している日時・期間は下記のとおりです。未確定の時間帯や詳細は公式発表を参照してください。

• 第4回アニムサ祭（上映会・トークライブ）：2026年2月14日（土） 会場：武蔵野公会堂（吉祥寺） 開催時間未定
• 武蔵野プレイス ギャラリー（制作資料展示）：2026年2月16日（月）～22日（日）※18日（水）は休館のため非開催／入場無料
• 三鷹駅北口エリア：描き下ろしイラストによるオリジナルステッカー配布予定：2026年2月下旬（詳細は後日発表）

関係表記・著作権

イベントやプロジェクトに関する著作権表記は、資料内で示されている通りⒸ HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会を使用します。作品関連の素材利用や配布物に関しては、該当の権利者表記に従い運用されます。

協力企業や団体の名称は公式資料を基に列挙しています。個別の協力内容やスポンサー表示については公式告知での案内に従います。

記事の要点整理

以下は本稿で取り上げたプロジェクトの主要項目を整理した表です。表の後に簡潔なまとめを記します。

本稿では、武蔵野市が主導する地域振興プロジェクト「アニメノマンガノムサシノ」の2025年度アニムサ展開について、コラボ作品『機動警察パトレイバー EZY』との連携内容、開催予定イベントの日時・場所、制作スタッフや主催・協力団体、公式情報の提供先までを整理して紹介しました。詳細な参加方法やチケット情報などは公式ホームページおよび公式Xでの続報を確認してください。