徳島県庁で12/1開幕「EXPO LEGACY 感謝展」

EXPO LEGACY 感謝展

開催期間:12月1日〜3月31日

EXPO LEGACY 感謝展
この展示っていつどこでやるの?
徳島県庁1階の県民ホール・玄関ホールで、2025年12月1日〜2026年3月31日に開催。12月1日12:30から開幕セレモニーがあり、知事や万博公式キャラクターが出席します。
見どころは何があるの?
徳島県ゾーンの実物展示に加え、ドイツパビリオンで使われた寄贈ソファ、万博を通じて制作された藍染め作品や阿波おどり関連資料など、多彩な展示と解説ツアーが見どころです。

万博の足跡を県庁で辿る — 「EXPO LEGACY TOKUSHIMA 感謝展」の全体像

徳島県は、2025年10月に閉幕した「2025年大阪・関西万博」での取組成果を広く報告するため、万博で展示していた徳島県ゾーンの展示作品や国際交流の成果を活用した「EXPO LEGACY TOKUSHIMA 感謝展」を開催します。発表日は2025年11月25日 18時00分で、展示は令和7年12月1日(月)から令和8年3月31日(火)まで実施されます。

展示は県庁1階の県民ホールおよび玄関ホールを会場とし、県内外の来訪者に対して万博で得られた交流や作品を直接見て触れてもらうことを目的としています。移設展示に加え、万博での国際交流を通じて制作された作品も並びます。

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開催概要の要点

名称は「EXPO LEGACY TOKUSHIMA 感謝展」。展示場所、期間、出展物の概要は以下の通りです。これらはすべて県が主導して実施する公式企画です。

  • 開催期間:令和7年12月1日(月)〜令和8年3月31日(火)
  • 開催場所:徳島県庁1F「県民ホール」及び「玄関ホール」
  • 展示内容:徳島県ゾーン展示物、ドイツパビリオンソファ、万博国際交流による藍染め作品 等
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開幕セレモニーの構成と参加者

セレモニーは令和7年12月1日(月)12:30〜13:00に徳島県庁1F「玄関ホール」で行われます。式典では知事や議会議長、海外パビリオン代表者、展示作品制作者代表などが出席予定です。

式典は関係者のご挨拶や展示に関する説明を中心に構成され、終了後には富田小学校の児童が徳島県ゾーンアテンダントの案内で展示を見学するプログラムが組まれています。式典には公式キャラクターも登場します。

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出席者と協力団体

セレモニーの出席者は以下の通りです。敬称は省略して表記しています。

  • 徳島県知事 後藤田 正純
  • 徳島県議会議長 須見 一仁
  • タイパビリオン元マネージャー カンパナット・ピタクピニチナン(海外パビリオン代表)
  • 富永ジョイナー有限会社 富永 啓司(展示作品制作者代表)
  • 徳島県ゾーンアテンダント代表

協力団体としては次の組織が名を連ねています。

  • 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
  • ドイツ連邦共和国総領事館
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式典の特記事項と参加プログラム

式典では、万博の公式・関連キャラクターが参加します。具体的には大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」(©Expo 2025)、ドイツパビリオン公式マスコット「サーキュラー」、徳島県公式マスコット「すだちくん」が登場します。

式典終了後は富田小学校の児童による見学が行われ、児童たちは徳島県ゾーンアテンダントの案内で、キャラクターとともに展示を巡ります。これは子どもたちに国際交流や地域産業の成果を直に伝える教育的な取り組みとして位置付けられています。

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ドイツパビリオンのソファ寄贈と両地域の交流史

今回、ドイツパビリオンで実際に展示・使用されていたソファが徳島県に無償で寄贈され、県民ホール中央部等に設置されます。寄贈は両地域の長年にわたる交流関係の証として位置づけられています。

このソファはドイツパビリオンで掲げられた「循環経済(サーキュラーエコノミー)」の理念を体現する展示の一部であり、「資源を使い捨てる社会から、資源を回し、次の世代へつなぐ社会」を志向するビジョンを有しています。徳島県はこのビジョンに共感し、ソファを友好の象徴として活用することにしました。

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贈与の背景と歴史的経緯

ドイツと徳島県の交流は第一次世界大戦時の「板東俘虜収容所」での交流に起源をもち、その後も継続して発展してきました。1974年にはニーダザクセン州リューネブルク市と鳴門市が姉妹都市提携を結び、2007年にはニーダザクセン州と徳島県が「交流に関する宣言」を締結しています。

第一次世界大戦期
板東俘虜収容所でのドイツ兵と地元住民の交流が友好関係の始まり。
1974年
リューネブルク市(ニーダザクセン州)と鳴門市が姉妹都市提携。
2007年
ニーダザクセン州と徳島県が「交流に関する宣言」を締結し、文化・教育・経済などでの継続的交流が進行。

今回の寄贈は、こうした長年の自治体間交流を礎に実現したものであり、徳島県は寄贈を通じてより多くの人に両地域の結びつきを知ってもらうことを意図しています。

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設置場所と利用について

ソファは主に県民ホール中央部等に設置される予定であり、県内外から来庁する人々が利用できるよう配置されます。加えて、県庁ふれあいセンター等でも利用機会が提供される予定です。

県はこのソファを通じて、ドイツとの友好関係や万博で培われた国際交流の成果を身近に伝えることを目指しています。

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展示内容の詳細と関連プログラム

展示では徳島県ゾーンで用いられた実物展示の移設に加え、万博開催中に行われた国際交流の成果である藍染め作品や、阿波おどりに関連する資料、阿波指物や阿波和紙に関する素材など、多様な文化資源が紹介されます。具体的な展示物は下記の通りです。

展示は単に作品を並べるだけでなく、来訪者が制作背景や交流経緯を理解できる解説を併設し、文化的価値や国際交流のプロセスを伝える構成が予定されています。

  • 徳島県ゾーン展示物(万博会場からの移設展示)
  • ドイツパビリオンで使用されていたソファ(寄贈)
  • 万博国際交流を通した藍染め作品
  • 阿波おどり関連資料、阿波指物、阿波和紙に関する展示

展示期間中には、学校等を対象にした見学プログラムや解説ツアーが想定されており、今回のセレモニーで実施される富田小学校の見学もその一環です。展示は地域の文化と国際的な交流の両面を可視化する内容となっています。

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展示概要の要点まとめ

以下の

項目 内容
発表元 徳島県(プレスリリース発表日:2025年11月25日 18:00)
展示名称 EXPO LEGACY TOKUSHIMA 感謝展
開催期間 令和7年12月1日(月)〜令和8年3月31日(火)
開催場所 徳島県庁1F「県民ホール」及び「玄関ホール」
主な展示物 徳島県ゾーン展示物、ドイツパビリオンソファ、万博国際交流による藍染め作品、阿波おどり・阿波指物・阿波和紙関連資料
セレモニー日時 令和7年12月1日(月)12:30〜13:00(玄関ホール)
主な出席者 後藤田正純(徳島県知事)、須見一仁(徳島県議会議長)、カンパナット・ピタクピニチナン(タイパビリオン元マネージャー)、富永啓司(展示制作者代表)、徳島県ゾーンアテンダント代表
協力 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会、ドイツ連邦共和国総領事館
特記事項 ドイツパビリオン公式マスコット「サーキュラー」、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」(©Expo 2025)、徳島県公式マスコット「すだちくん」がセレモニーに登場。式典後、富田小学校の児童が展示を見学。
関連リンク https://expotokushima.jp/

本展示は万博での取組や国際交流の成果を、県庁を訪れる人々に分かりやすく伝えることを目的としています。ソファの寄贈はドイツと徳島県の長年にわたる交流の象徴として位置付けられ、県民ホールやふれあいセンターでの設置・利用を通じて交流の歴史と文化のつながりを身近に示すものとなります。

参考リンク: