1月18日開催|京都府知事杯に『Gerogue』が競技採用、世代交流を促進

京都府知事杯eスポーツ大会

開催期間:1月18日〜1月18日

京都府知事杯eスポーツ大会
この大会って誰が参加できるの?
対象は60歳以上のシニアと小中学生で、1チーム3人編成(60歳以上3人/60歳以上2人+小中学生1人/小中学生3人※小中学生のみは最大2チーム)。先着8チームで参加無料です。
『Gerogue』は今買えるの?
『Gerogue』は現在開発中のタイトルで、画面は展示や競技利用されているが、現時点で発売の予定はありません。大阪・関西万博での採用実績があります。

シニアと子どもをつなぐ競技タイトルとして『Gerogue』が選ばれた背景

2025年11月25日13時、株式会社デジタルハーツホールディングスは、同社が資本参加するGeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(以下、GeeSports LLP)が開発するGeeSports用ゲーム『Gerogue(ジェローグ)』が、2026年1月18日に京都サンガスタジアムで開催される「京都府知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会」の競技タイトルに採用されたと発表しました。

この採用は、京都eスポーツ振興協議会がGeeSportsの掲げる「シニアの健康促進」「世代を超えたコミュニケーション促進」といった理念を高く評価したことに基づきます。京都府の支援事業であるニュースポーツ・eスポーツ競技環境整備支援事業の対象として、京都eスポーツ振興事業の一環に組み込まれた大会へ、同タイトルが正式に選定された点が重要です。

GeeSportsのコンセプトと選考理由

GeeSportsは“GrandParents(シニア)”が中心となる新しいeスポーツの形を提唱しています。シニアがゲームを通じて得る「エキサイティングな体験」は生きがいや自信につながり、周囲に対するエンパワーメント(empower)の役割を果たします。組織側は、この取り組みが多世代融合型のコミュニケーションを生む点を評価しています。

京都eスポーツ振興協議会は、GeeSportsが掲げる「シンプルな操作」「声を掛け合う」「誰もが楽しめる」という方針が、シニアと小中学生という異なる世代の接点作りに合致すると判断しました。これにより、単に競技性を持たせるだけでなく、地域型の交流促進や健康増進といった社会的意義も評価対象となりました。

『Gerogue』のゲーム性と特徴—少ない入力で広がる戦略性

『Gerogue』はGeeSportsの理念に沿って開発されたタイトルで、子供からシニアまで幅広い層が参加しやすいインターフェース設計が特徴です。舞台設定は2072年という近未来で、テクノロジーによる支配に抗う人々が“Gerogue”と呼ばれる世界観が設定されています。

ゲームジャンルとしてはアクションシューティングとロボットバトルを組み合わせた3対3のチーム戦で、操作はわずか3つの入力に集約されています。これにより直感的な操作が可能になり、シンプルながら戦略性の高い試合展開が期待できます。

ゲーム内の主要要素

本作には独自要素として「じゃんけん」や「合体」といった仕組みが組み込まれており、これらがチーム戦での連携や駆け引きに深みを与えます。短い操作で発揮できる戦術性が、シニアと若年層の双方に適した設計です。

なお、同タイトルは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でGeeSports大会の競技タイトルとして使用された実績があります。また、現時点では開発中の画面を用いた展示や競技利用は行われていますが、発売の予定はありません。ゲーム画面は開発中のものである旨の注意書きが公表されています。

大会の開催概要と参加方法—公正な運営と参加条件

大会は2026年1月18日(日)に京都サンガスタジアム4階eスポーツZONEで実施され、開始は12時、解散は15時を予定しています。主催は京都eスポーツ振興協議会(主幹事:JeSA)、後援は京都府、京都府教育委員会、亀岡市、協力はGeeSports万博実行委員会有限責任事業組合です。

参加は無料で、賞金は設定されていませんが賞品として黒毛和牛のレアブランド・亀岡牛(1人3万円分)などの提供が明記されています。大会フォーマットは予選リーグ、3位決定戦、決勝戦の構成です。

参加対象・チーム編成と募集要項

対象は60歳以上のシニアと小中学生で、チームは3選手で編成します。チーム構成のパターンには以下の3種類が規定されています。

  • 60歳以上の3選手
  • 60歳以上の2選手+小中学生1選手
  • 小中学生の3選手(ただし、小中学生のみの編成は最大2チームまで)

募集は先着順で最大8チームまで受け付けます。参加申し込みや問い合わせは、指定のエントリーページで受け付けられます(https://www.BeSporter.jp/Kyoto2025/Toiawase.html)。

デジタルハーツグループの立場と問い合わせ先

株式会社デジタルハーツホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:筑紫敏矢、東証プライム 証券コード3676)は、GeeSports LLPに資本参加しており、GeeSportsを通じて社会課題の解決に取り組む姿勢を示しています。グループは「SAVE the DIGITAL WORLD」をミッションに掲げ、デバッグ、ローカライゼーション、マーケティング支援などゲーム・エンターテインメント領域で幅広いサービスを提供しています。

競技に関する問い合わせ先はGeeSports万博実行委員会(株式会社デジタルハーツホールディングス内)です。連絡手段として公式サイト、電話、メールが公開されています。

GeeSports公式サイト
https://geesports.com/
電話番号
03-3373-0082
メールアドレス
geesports@digitalhearts.com

大会の要点を表で整理

ここまで解説した大会の主要項目と注意点を整理します。表は大会の実施日時、場所、参加条件、競技タイトル、フォーマット、参加料、賞品、主催・後援・協力といった項目を網羅しています。

項目 内容
大会名 京都府知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会
実施期間 2026年1月18日(日)12:00開始、15:00解散予定
実施場所 京都サンガスタジアム 4階 eスポーツZONE
対象者 60歳以上または小中学生(1チーム3選手)
採用タイトル 『Gerogue(ジェローグ)』 3人対3人のチーム対戦
大会フォーマット 予選リーグ・3位決定戦・決勝戦
参加料 無料
賞金 なし(賞品:黒毛和牛レアブランド 亀岡牛 1人3万円分 等)
主催 京都eスポーツ振興協議会(主幹事:JeSA)
後援 京都府・京都府教育委員会・亀岡市
協力 GeeSports万博実行委員会有限責任事業組合
参加募集 先着順 最大8チーム(チーム構成:60歳以上3人/60歳以上2人+小中学生1人/小中学生3人(小中学生のみは2チームまで))
エントリー・問い合わせ https://www.BeSporter.jp/Kyoto2025/Toiawase.html
開発・展示等の注意 ゲーム画面は開発中のもの。現在、発売の予定はなし。
発表元 株式会社デジタルハーツホールディングス(発表日:2025年11月25日 13:00)

上表は大会参加や取材、協力を検討する際に必要な基本情報をまとめたものです。参加を希望する場合は、掲載のエントリーページから先着の募集状況を確認してください。各種名称、製品名、会社名等は各権利者に帰属します。

参考リンク: