12月15日開催予定:石橋湛山読書会の見どころ

石橋湛山読書会

開催日:12月15日

どうやって参加申し込みするの?参加費はかかるの?
事前登録制で参加は無料。info@shosukabu.com 宛に件名か本文に「『石橋湛山を語る』読書会参加希望」と明記して送信すれば申込完了。詳細案内は主催から追って届きます。
読書会では具体的にどんな話をするの?誰向けの内容?
田中秀征氏・佐高信氏の対話を出発点に、国家戦略、企業経営、個人の生き方の三視点で湛山の思想を現代にどう活かすかを議論する、政治やガバナンスに関心ある人向けの知的対話です。

石橋湛山を読み直す場としての読書会──背景と開催の狙い

少数株ドットコム株式会社は、練馬政治研究会および民事8部監視委員会と共催で、田中秀征氏・佐高信氏による対話集『石橋湛山を語る』を題材にした読書会を2025年12月中旬(予定)にZoomで開催すると2025年11月24日 09時03分付のリリースで発表しました。読書会は事前登録制で参加費は無料とされています。

石橋湛山は首相在任期間がわずか65日であった一方、「最短の在任、最大の業績」と評される政治家です。本書は湛山の思想を孫弟子にあたる元衆議院議員の田中秀征氏と、湛山に関する著作を持つ評論家の佐高信氏が語り合う対話集であり、徒党を組まず、大衆に媚びず大衆を無視しない政治姿勢という観点から保守本流の真髄を現代に問い直す内容になっています。

主催側は、本読書会を通じて国家戦略、企業経営、個人の生き方という三つの視点から多角的な議論を試み、「量的拡大」から「質的価値」への転換が求められる現代社会において、湛山の思想が示す長期的視点や本質の見抜き方を参加者と共有することを目的としているとしています。

開催概要と参加方法:日程・形式・申込手順

開催概要はプレスリリースで以下のように示されています。テーマは『石橋湛山を語る』から学ぶ「質」で勝負する時代の思考法と実践。主催は少数株ドットコム株式会社、共催は練馬政治研究会、民事8部監視委員会です。開催は2025年12月中旬(予定)、形式はZoomによるオンラインセッションです。

参加費は無料ですが事前登録制となります。申込方法はメールで、info@shosukabu.com 宛に件名または本文に「『石橋湛山を語る』読書会参加希望」と明記のうえ申し込む方式です。定員や締切などの具体的日程は発表時点で「12月中旬(予定)」とされており、詳細案内は主催側から追って通知される見込みです。

参加にあたっての留意点

オンライン開催であるため、Zoomに接続できる環境が必要です。参加は無料ですが事前登録が必要であり、登録により当日の視聴用URLや参加案内が送付されることが通常の運営フローです。主催側からの正式な案内が届くまで、申込の際に正確な連絡先を記載することが推奨されます。

発表資料や当日の議論の録画・配布についての取り扱いはリリースに明記されていません。配布物や二次配布に関する規定がある場合は、主催側の追加案内に従う必要があります。

書籍と執筆者の紹介、読書会の議論の焦点

対象書籍『石橋湛山を語る』は、著者の田中秀征氏(元衆議院議員、湛山の孫弟子)と佐高信氏(評論家、湛山に関する著作多数)が対談形式で湛山の思想と真髄について語り合った一冊です。書籍の紹介ページ(Amazonの該当ページ)はhttps://www.amazon.co.jp/dp/4087213374 です。

本読書会では、湛山が示した「徒党を組まず、大衆に媚びず、大衆を無視しない」という政治姿勢をキーワードに、現代の政治・経済・企業統治に何が必要かを具体的に考察することが掲げられています。書籍の対話を出発点に、参加者同士で知的対話を重ねる進行が想定されています。

議論の具体的な観点

主催側は以下の三つの視点から本書の議論を展開するとしています。

  • 国家戦略:湛山の政策や思想が現代の国家運営に与える示唆。
  • 企業経営:長期的視点やガバナンスの観点から企業経営へ応用できる示唆。
  • 個人の生き方:政治家としての一貫した姿勢が個々人の行動や倫理観に与える影響。

これらの観点を通じて、参加者は湛山の思想の現代的意義を検討し、具体的な実践や政策課題への応用を議論する機会を得ることが期待されています。

主催者側の人物紹介と実績の詳細

本読書会の主催者である少数株ドットコム株式会社の代表取締役会長は山中 裕氏です。リリースでは山中氏の学歴・経歴、投資・ガバナンス活動の具体例が詳細に紹介されています。学歴は東京大学経済学部卒、コロンビア大学大学院(金融工学専攻)修了、LSE留学とされています。

山中氏は外国籍のファンドおよび投資会社を通じて国内外の上場企業1,000社以上、非上場企業200社以上に投資してきたとされ、日本におけるアクティビスト投資の先駆者の一人として位置付けられています。以下にリリースで挙げられている主な実績を列挙します。

企業統治に関する主張・株主提案の具体例

2010年のHOYA株式会社に対する株主提案活動では、創業家株主として15議案を提出し、コーポレートガバナンスの質的向上を目指す提案群を提示しました。主な提案項目は次の通りです。

  • 役員報酬の個別開示(取締役ごとの報酬情報公開)
  • 社外取締役のみで構成される会議体の設置(執行役を交えない経営監督)
  • 社外取締役の再任回数を「10回以内」に制限(独立性維持を目的)
  • 株主提案における議案説明文字数の上限を400字から4,000字へ拡大
  • 匿名投票制度(秘密投票)の導入
  • 取締役候補者の公益法人兼務の開示義務化

このうち5議案は米議決権行使助言会社グラス・ルイス、さらに日本プロクシー・ガバナンス研究所、ISS(Institutional Shareholder Services)の3社すべてから賛成推奨を得たとされています。これらの提案は主要メディアにも報道され、最終的に株主総会では48%超の賛成率を獲得したことがリリースに記載されています。

司法的実効性を示した裁判実績

山中氏は株主として司法の場で実効性を示す取り組みも行っており、リリースには2件の主要な裁判事例が挙げられています。一つは「アムスク事件」(東京高裁 平成26年(ネ)第3215号、平成27年3月19日判決)で、東京地裁・高裁双方で「株式全部取得を行った株主総会の決議取り消し」を命じる判決を勝ち取ったと説明されています。

もう一つは、株式会社ハイアス・アンド・カンパニー(現・株式会社くふう住まいコンサルティング)が旧経営陣を提訴していた損害賠償請求事件(東京地裁民事第8部)に株主補助参加人として参画し、2025年3月27日付で勝訴判決(裁判長:笹本哲郎、合議裁判官:伊藤圭子・内林尚久)を得て、旧経営陣による架空売上計上などの不正会計が認定されたと記載されています。この判決は株主による司法的権利行使の有効性を示すものとして報じられたと説明されています。

会社概要、理念・投資方針、連絡先情報

リリースには少数株ドットコム株式会社の会社概要や事業内容が詳述されています。所在地は東京都練馬区、代表者は代表取締役会長・山中裕、事業内容は会社法関連アドバイザリー、株主権保護コンサルティング、企業統治体制支援、フィナンシャルアドバイザリー、ベンチャー投資、AI関連事業、不動産事業など多岐にわたります。

同社は金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」(日本版スチュワードシップ・コード)に準拠すると明記されており、投資先企業のモニタリングおよび建設的な対話を継続する姿勢が示されています。該当ページはhttps://www.shosukabu.com/stewardship-code/ に掲載されています。

理念と投資方針に関する記載

同社は中長期保有のスタンスで企業価値向上にコミットし、短期的な売買益を目的とした投資を行わないと表明しています。さらにリリースには、営利企業としての活動に加えて日本の国際競争力の強化を目的とするミッションが掲げられています。

なお、配信資料中には特定の民族を名指しする表現が含まれていましたが、本記事では差別的表現を繰り返さず、同社が掲げるのは国際社会における日本の競争力強化という主張であることをお伝えします。差別的表現は引用していません。

連絡先と関連リンク

読書会の申し込みはinfo@shosukabu.com 宛てに「『石橋湛山を語る』読書会参加希望」と明記して送信する方式です。詳細や最新の案内は同社ウェブサイト https://www.shosukabu.com/ を参照することが案内されています。

本記事は主催者発表の内容に基づいて事実関係を整理して報告しています。配信されている資料の引用箇所や出典としてメディア報道や裁判判決の表記が含まれているため、詳細な出典確認が必要な場合は主催者または関連する公的資料・判決文を参照してください。

本文の要点整理(表形式)

以下は、本記事で取り上げた読書会の主要ポイントと関連情報を表形式で整理したものです。開催日時の詳細や参加方法、連絡先などを一目で確認できます。

項目 内容
プレスリリース発信日 2025年11月24日 09時03分
主題(書籍) 『石橋湛山を語る』(著:田中秀征、佐高信)
主催 少数株ドットコム株式会社
共催 練馬政治研究会、民事8部監視委員会
開催時期 2025年12月中旬(予定)
開催形式 Zoomオンラインセッション
参加費 無料(事前登録制)
申込方法 info@shosukabu.com 宛に「『石橋湛山を語る』読書会参加希望」と明記して送信
書籍紹介ページ https://www.amazon.co.jp/dp/4087213374
主な議論の視点 国家戦略、企業経営、個人の生き方の三視点
主催者代表 山中 裕(代表取締役会長)
会社サイト https://www.shosukabu.com/

本記事では、主催者が提示した事実関係と開催趣旨、登壇者や主催者側の経歴・実績を整理して伝えました。参加を希望する場合は、申込メール送信後に主催側から届く正式案内を確認し、当日の接続や運営ルールに従ってください。

参考リンク: