11月22日スタート　CryptoDiverが世界78カ国で公開

海底トレジャーを掲げた新規体験アプリ「CryptoDiver」の概要

合同会社CryptoDiver運営事務局は、2025年11月21日14時00分付の発表で、新しいスマートフォンアプリ「CryptoDiver（クリプトダイバー）」が2025年11月22日（土）にグランドオープンすると公表した。公式サイトはhttps://crypto-diver.com/で、今回の発表はグローバル展開に向けた重要な節目となる。

発表によれば、CryptoDiverは世界78カ国で同時公開される予定で、単なるゲームアプリにとどまらない独自の報酬システムと大規模な分散型協調解析の試みを組み合わせたプロジェクトである。無料参加が可能で、参加者全員にポイントとして報酬が配布される仕組みを採用している点が特徴とされる。

「BTC号」という世界観と設定

CryptoDiverの世界観は、地中海の透明度の高い海域に沈むという伝説の船「BTC号」に設定されている。発表文では、17年前に沈んだその船の鉄の金庫に未開封のまま眠るビットコインが焦点となっている。

この世界観は単なる物語上の演出ではなく、アプリが掲げる「世界中のスマホをつなぎ共同でウォレット解錠を試みる」というコンセプトと連動している。運営側はゲーム的要素と実世界的価値の結合を明確に打ち出している。

技術的背景とプロジェクトの歩み

CryptoDiverは、東京発の小さなチームが5年の歳月をかけて開発してきたとされる。プロジェクト発足からの経緯として、最初は社内外で技術的な懸念があったが、中心人物「ISOGAI」と「CryptoDiver Crew」と呼ばれる限られた技術者たちが継続的に解析と開発を行った。

運営側の説明では、暗号化アルゴリズムの解析、パスワード生成パターンの分析、運用年代ごとの仕様差など膨大な技術的検討を重ね、理論上は困難とされた領域に挑戦してきたという。AppleおよびGoogleのアプリ審査を通過し、正式に各ストアで公開される運びとなった点が明示されている。

「ウォレット解錠」に向けた分散協調の構想

発表文では「ウォレット解錠」という領域が取り上げられている。一般に高い計算量が必要とされ、単一のスーパーコンピュータでも数百万年かかるとされる暗号解読の領域に対して、世界中のスマートフォンを連携させることで突破を試みるというアイデアが示されている。

この構想は、分散コンピューティングやボランタリーな参加による集合知の活用を前提としており、単にエンターテインメントやゲームとして楽しませるだけでなく、失われた可能性のある暗号資産の回収というスケールの大きな目標を掲げている。発表文は、プロジェクトが「消えた400万～600万BTCを人類が取り戻す可能性を持つ」との表現を用いている。

グランドオープンの具体的な日時・会場と運営発表

グランドオープンは2025年11月22日（土）で、開催概要としては以下の通り運営側から公表されている。会場は一橋講堂 CryptoDiverグランドステージ（Hitotubashi Hall）で、会場での公式アプリ公開と世界規模の広告配信が同時に実施される予定である。

当日の会場スケジュールは、開場が15:00、開演が15:30と明記されている。チケット申し込みは先着順としており、詳細やチケット案内は公式サイト上の案内に従うことが示されている。

公表された“4つの発表”のうちの一つとその意味

運営はグランドオープン当日に「世界がひっくり返る4つの発表」を行うとし、その内容を事前に伏せている。ただし、そのうちの1点を公開しており、それが「沈没船の金庫に1万ビットコインが眠っている」という情報である。

この1万ビットコインという数字は、発表文で特に強調されており、ビットコインの現行価格で換算すれば非常に大きな価値になると説明されている。運営はこれを根拠に、11月22日から始まる取り組みを“世界最大規模のリアル・トレジャーハント”と表現しているが、残る3つの発表は公開されていない。

参加ルール、報酬体系、運営窓口

発表によればCryptoDiverは以下の特徴を備えている。

• 全員に報酬：参加したユーザー全員にポイントとして報酬が付与される仕組み。
• 無料参加可能：アプリは無料参加枠を用意している点が明示されている。
• 年齢・国籍不問：子どもも大人も参加できるように設計されている。

これらはプロジェクトのコア部分として、ユーザーのボランタリーな参加を促す要素になっている。運営はまた公式LINEを通じてキャンペーン特典情報などを配信していることを明記しており、登録用リンクへの誘導が行われている。

問い合わせや公式情報については、運営事務局の案内として以下の連絡先が示されている。

公式サイト

https://crypto-diver.com/

お問い合わせ

https://crypto-diver.com/contact

プロジェクトの公開手順と当日の配信

グランドオープン当日は、会場での公開と並行して全世界で公式アプリの配信が開始される。運営は同時に世界規模の広告配信を行う計画で、各国のストアでアプリが承認済みである点が発表文に記載されている。

チケットは先着順での販売としており、会場参加を希望する場合は公式サイト上の案内に従う必要がある。会場に来られないユーザーもアプリを通じて参加できるよう設計されていることが示されている。

要点の整理と記事のまとめ

ここまでに示されたプレスリリースの主要事項を整理すると、CryptoDiverは「スマートフォンを利用した大規模協調解析」と「参加者全員に報酬を配るゲーム的要素」を組み合わせたプロジェクトであり、2025年11月22日のグランドオープンに向けて世界78カ国で同時公開を行う点が中心である。

以下の表は本リリースの主要情報を分かりやすく整理したものである。発表日時や会場、主張されている技術的意義、既公表の発表内容（1万ビットコイン）や連絡先などを明記している。

以上が、発表されたプレスリリースのすべての主要情報を含めた整理である。グランドオープンではさらに3つの発表が控えているとされ、当日の公開内容と実際のアプリ挙動については公式サイトの案内や当日の配信により確認する必要がある。この記事は、合同会社CryptoDiver運営事務局が公表した内容をもとに事実関係を整理したものである。