12月3日開始｜チーズワンダーが阪急うめだに1週間限定出店

阪急うめだ本店に1週間限定出店──オンライン完売が続く「CHEESE WONDER」が関西で実物販売

北海道コンフェクトグループ株式会社が展開する生チーズケーキブランドCHEESE WONDER（チーズワンダー）が、2025年12月3日（水）から12月9日（火）までの7日間、阪急うめだ本店 地下1階『ツリーテラス』（〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号）に期間限定でポップアップストアを出店します。

発表日時は2025年11月21日09時30分。累計販売数は200万個に達しており、通常は週2回のオンライン販売のみで発売のたびに完売が続く商品が、店頭で直接購入できる貴重な機会となります。営業時間は10:00～20:00です。

出店概要の要点

出店は7日間の短期限定。地下1階という百貨店内の導線で、年末に向けた贈り物や手土産としての購入を見込んだ展開が予定されています。オンライン販売と並行しつつ、実物を手に取れるリアル販売は初登場に近い機会といえます。

POP UP STOREでは代表商品のほか、季節限定商品や焼き菓子、さらに北海道・札幌の自社牧場で育てた鶏の卵を道外で初めて販売します。以下で商品ごとの詳細を紹介します。

ラインナップと各商品の特徴——チーズワンダーの味とテクスチャー

POP UP STOREで販売される主な商品はチーズワンダー、季節限定のチーズワンダー アップルゴールド、生食感チーズサンドクッキーのワンダーサンド、および札幌・盤渓（ばんけい）農場で育てた平飼いたまご（商品名：ユートピアの平飼いたまご）です。それぞれの価格や食べ方のアドバイス、特徴を具体的に紹介します。

以下は各商品の詳細。価格は税込で表記します。

CHEESE WONDER（チーズワンダー）

商品名：チーズワンダー。価格：4個入 2,268円（税込）。

構成はプレスドアーモンドクッキーのザクザク食感、しっとりした生チーズスフレ、極限までやわらかく仕上げた生チーズムースの2層構造。ムース部分にたっぷり空気を含ませることで、口に入れた瞬間にふわっととろけるような食感を実現しています。

• 原料：北海道日高町の自社放牧酪農場で育てた放牧牛乳と平飼い卵を使用。
• 食感の変化：作りたてを急速冷凍しているため、冷凍（出したて）、半解凍（常温で30～40分）、全解凍（常温で1～2時間）のいずれでも異なる味と食感を楽しめます。
• デザイン：食べやすさとブランドを表すWの形をしたクッキー。

CHEESE WONDER APPLE GOLD（チーズワンダー アップルゴールド）【今だけ・ここだけ】

商品名：チーズワンダー アップルゴールド。価格：4個入 2,808円（税込）。

秋の素材を取り入れたアップルパイ風の生チーズケーキで、煮付けたりんごとパイ生地を融合。りんごの甘味と酸味、チーズの旨み、バター香るパイ生地が重なり合う重層的な味わいが特徴です。「全解凍」で召し上がるのが推奨されています。

• 国産りんごのアップルプレザーブを使用。
• 自家製パイ生地の香ばしさと塩味がアクセント。
• 通常のチーズワンダーの2層構造はそのままに、アップルパイの要素を融合。

WONDER SAND（ワンダーサンド）【POP UP STORE限定パッケージ】

商品名：ワンダーサンド。価格：5個入 1,728円（税込）、8個入 2,646円（税込）、15個入 4,428円（税込）。

放牧牛乳と平飼い卵を使った焼き菓子で、生食感のチーズクリームをザクザクのクッキーでサンドした商品です。北海道産チーズ入りの2種類のふんわり生食感クリームと、こんがり焼いたクッキーの組み合わせが特徴です。常温保存可能で、POP UP限定の個包装パッケージで提供されます。

おいしさのポイント

クッキー、バタークリーム、チーズクリームの三味一体。

北海道産チーズ入りの2種類のクリーム。

個包装で日持ちしやすく、手土産にも適する仕様。

ユートピアの平飼いたまご（本州初登場）

商品名：ユートピアの平飼いたまご。価格：6個入 486円（税込）。

札幌市内の自社牧場・盤渓農場で育てた鶏の卵を道外で初めて販売。コクがありながら臭みが少ないのが特徴で、鶏舎は天井が高く広々とした環境、飼育密度は一般的な鶏舎の半分以下としています。グループの菓子工場で出るイチゴのヘタやクッキー屑などを（飼料の20%以内）与えることで、卵に自然な甘みと深いコクを付与しています。

製法、食べ方の楽しみ方、受賞歴——“ふわとろザク”の正体

チーズワンダーの食感は「ふわとろザク」と表現され、異なる層ごとのテクスチャーが相互に作用して独特の味わいを生み出します。プレスドアーモンドクッキーのザクザク感、しっとりとしたスフレ、空気を含ませたムースのとろける食感という三要素が、解凍度合いによって異なる表情を見せます。

製法面では、素材と工程の両面で工夫がされています。原料は自社の放牧酪農場で生産した牛乳や平飼い卵を中心に、ムースの繊細さを保つために空気を含ませる工程を入れ、その後作りたてを急速冷凍して鮮度と食感を保っています。

食べ方のガイド

冷凍庫から出してすぐの「冷凍」状態は、シャリッとした冷たい食感を楽しめます。常温で30～40分置いた「半解凍」は、ひんやりしたアイスケーキに近い口当たりになります。常温で1～2時間ほど置く「全解凍」では、生チーズムースがとろりとした食感になり、スフレとの対比をより強く感じられます。

季節限定のアップルゴールドは「全解凍」で、パイ生地の香ばしさとりんごの食感をチーズの旨みと併せて楽しむのが推奨されています。

受賞歴と販売実績

CHEESE WONDERは第1回ご当地冷凍食品大賞において最高金賞を受賞しています。また累計販売数は200万個に達しており、オンライン販売では毎回完売が続いていることから、百貨店での期間限定販売は実際に商品に触れられる希少な機会と位置づけられます。

このような実績は、原材料の管理・生産・冷凍技術・商品企画の各工程が連携した結果ともいえます。

生産背景と環境配慮の取り組み・販売概要のまとめ

ブランドを支える原材料は、自社での生産に重きを置いています。農場運営や飼育管理を自ら行うことで原料の品質を担保し、環境再生型農業（リジェネラティブ・アグリカルチャー）の理念に基づく持続可能なビジネスモデルを構築しています。

飼料の一部に菓子工場の残材を活用する循環型の取り組みや、牧場の土壌・生態系再生活動を通じたCO2の貯留など、環境負荷低減に向けた具体的なデータも公表されています。

カーボンオフセットと循環の数値

同社が公表した実験結果によれば、北海道日高町にある放牧酪農場では毎年1haあたり11tのCO2を貯留273t/haのCO2貯留量があることが示されています。273トンは自動車の年間排出量に換算すると約230台分、一般家庭では約100世帯分の年間排出量に相当します。

また、ウシ1頭あたり毎年約10tのCO2を排出する試算から、牧場面積32haでは35頭分のCO2排出量をオフセットできるとの記載があります。これらの数値は、牧場運営が温室効果ガス抑制に寄与している可能性を示すものです。

販売の実務的情報と関連リンク

POP UP STOREの開催期間・場所・営業時間は以下の通りです。

• 期間：2025年12月3日（水）～12月9日（火）
• 場所：阪急うめだ本店 地下1階『ツリーテラス』
• 営業時間：10:00～20:00
• 販売商品：チーズワンダー、チーズワンダー アップルゴールド、ワンダーサンド、盤渓の平飼いたまご（ユートピアの平飼いたまご）

公式情報はブランド公式サイトおよびSNSで確認できます。

• 公式WEBサイト：https://www.utopiaagriculture.com/products/
• 公式Instagram：https://instagram.com/cheesewonder_ua
• 公式X：https://twitter.com/cheesewonder_ua

内容の要点整理

以下の表は本記事で触れた主要情報を整理したものです。日程・場所・商品・価格・特色などをひと目で確認できます。

以上が今回のポップアップ出店に関する主な情報の整理です。阪急うめだ本店での販売は7日間の限定開催で、ブランドの主力商品と季節限定商品、焼き菓子、そして札幌の牧場で育てた平飼いたまごの本州での初販売を含む構成となっています。販売価格や解凍による食感の変化、原材料や環境配慮に関する数値等は本文のとおりです。