渋谷の大型ビジョンで受賞ピクセルアート1週間上映

渋谷の大型ビジョンで1週間だけ展開される受賞作たち

2025年11月21日（金）から1週間、渋谷・原宿・銀座エリアで「SHIBUYA PIXEL ART 2025」受賞作品のピクセルアートが街頭ビジョンで放映されます。放映開始は2025年11月21日 10:00で、渋谷のビジョンが3箇所に分かれて上映されるスケジュールです。

受賞作品は優秀賞を受賞した合計10作品が対象で、渋谷西口、集英社ビジョン（MODI）、タワーレコード前の3つの大型ビジョンにて順次放映されます。1作品あたりの放映は60秒の映像として1本、1時間に1回の枠で流れます。

上映作品の一覧

放映される作品と作者名は以下の通りです。全ての作品名と作者名を省略なく記載します。

• puzu「忠犬ハチ公シチ変化」
• SHIBUYA PIXEL ART 2025　KV
• 冬角「打ち寄せる波」
• vivi「知らないくらし」
• Farah「Evening Glow」
• iemon「邂逅」
• Adam Rakić「東京での私の人生」
• Superflashilandia「A Rainbow Of Futures」
• vezemo「Everyday Shibuya Blues」
• Silly Potato「A rough Day」
• 蒼屋敷「The umbrella’s dream」

上記の作品群は、ピクセルアートという表現で街の大型ビジョンに映し出される形式です。渋谷の通行者や訪問者は、日常の中で短時間に作品を視認することになります。

各ビジョンの配信ラインナップと放映スケジュール

ビジョンごとの作品割り当てと、放映時間の細かな違いを以下に示します。放映は2025年11月21日（金）〜11月27日（木）までの1週間限定です。

渋谷西口ビジョン

上映作品:

• puzu「忠犬ハチ公シチ変化」
• 冬角「打ち寄せる波」
• vivi「知らないくらし」
• Farah「Evening Glow」

放映タイミング: 毎時59分00秒（60秒 × 1本／時）

集英社ビジョン（MODI）

上映作品:

• puzu「忠犬ハチ公シチ変化」
• iemon「邂逅」
• Adam Rakić「東京での私の人生」
• Superflashilandia「A Rainbow Of Futures」

放映タイミング: 毎時43分30秒（60秒 × 1本／時）

タワーレコビジョン

上映作品:

• puzu「忠犬ハチ公シチ変化」
• vezemo「Everyday Shibuya Blues」
• Silly Potato「A rough Day」
• 蒼屋敷「The umbrella’s dream」

放映タイミング: 毎時24分30秒。ただし、11月24日からは毎時28分30秒に変更。

各ビジョンはそれぞれの視認性や通行量に配慮した時間帯に組まれており、同一作品が複数のビジョンで掛け持ちされるケースもあります。ビジョンの位置を確認したい場合は、関連リンクの案内ページで「放映ビジョンMAP」を参照できます。

銀座と表参道での特別賞受賞展示の詳細

SHIBUYA PIXEL ART 実行委員会は企業や文化施設と連携し、受賞者に展示やコラボレーションの機会を提供しています。2025年は銀座・表参道での具体的な掲出と展示が決定しています。

ここでは、2つの特別賞受賞展示について、展示方法・会期・場所・作家プロフィールなどを具体的に伝えます。

銀座三宅宮 特別賞 — iemon「邂逅」

特別賞受賞者iemonによる作品「邂逅」は、東京・銀座にある銀座三宅宮 ピクセルアートギャラリーで掲出されます。作品は動画形式での上映となる点が明記されています。

展示の主な情報は以下の通りです。

アーティスト

iemon（主に風景のピクセルアートを制作。風景や人物に物語を想起させる描写を得意とする）

作品タイトル

邂逅（動画作品）

展示場所

銀座三宅宮（東京都中央区銀座8丁目7-17）

放映時間

毎日6:00〜23:45（約7〜8分に1回のペースで放映）

掲出開始

2025年12月1日から掲出予定。※放映時間は都合により変更となる場合があります。

作家リンク

https://x.com/iweymon

銀座三宅宮での掲出は街中のデジタルサイネージ空間で長時間の繰り返し上映が行われるため、複数の来訪タイミングで作品を鑑賞することができます。

富士フイルム「WONDER PHOTO SHOP」特別賞 — 佐東おやすみ 個展

富士フイルム直営店であるWONDER PHOTO SHOP（表参道）において、特別賞受賞者の佐東おやすみによる個展が開催されます。個展はプリントされたピクセルアートの展示を主題としており、デジタル媒体から紙へと移された作品の魅力を伝えます。

展示の概要は次の通りです。

展示タイトル

佐東おやすみ展

会期

2025年11月21日（金）〜2025年12月3日（水）

会場

WONDER PHOTO SHOP（東京都渋谷区神宮前5丁目51-8 ラ・ポルト青山 1F）

営業時間

11:00-19:00 ※営業時間・定休日はWONDER PHOTO SHOPの営業日に準じます。

作家プロフィール

佐東おやすみ：ピクセルアーティスト。どこかで見たことのある日常風景をテーマに制作。https://x.com/satowmrmr0101

作家のステートメントでは、デジタルで描かれるピクセルアートをプリントして展示する意図や、風景の描写に対する思いが述べられており、来場者に紙の質感やプリントされたピクセル表現の違いを体感してもらう構成になっています。

コンテストの背景と今年の刊行物について

「シブヤピクセルアート」は2017年に始まり、渋谷を舞台にしたピクセルアートの芸術祭として継続的に開催されています。コンテストや授賞展示、ライブやトークなど多様なイベントを含み、過去8回の開催で多くの応募・参加がありました。

これまでの実績として、コンテスト応募総数は5,131点、参加ピクセルアーティストは1,000名以上に及んでいます。プロ・アマ問わず幅広い国や世代のアーティストが参加し、世界の第一線で活躍するピクセルアーティストやクリエイターが審査員を務める点が特徴です。SNS（XやInstagram）を活用したオープンな形式のため、国内外から注目を集めています。

Shibuya Pixel Art Collection Book 2025

今年の受賞作品、審査員コメント、特別賞の展示情報などを収録したコレクションブックを制作中で、2026年1月刊行予定です。刊行後はShopify公式ストアからも購入可能になる予定です。

過去刊行物として「Shibuya Pixel Art Collection Book 2024」が存在し、今年版では受賞作の記録を体系的に残すとともに、審査員の視点や特別賞連携先での展示記録を収録する構成が予定されています。

今回の放映・展示の要点を表で整理

以下に本記事で紹介した放映・展示情報をまとめて整理します。放映期間や開催場所、主要作品、特別展示の会期や住所、コレクションブックの刊行時期など、重要な事実を一覧化しました。

以上が今回の放映と特別展示に関する主要情報の整理です。放映時間や展示の詳細は告知段階の情報に基づいており、運営側の都合により変更される場合があります。最新の情報は関連リンクの公式ページで確認できます。