ChatSenseに個人メモリー機能搭載、全プランで提供開始

ChatSenseにパーソナライズ

開催日:11月18日

ChatSenseにパーソナライズ
いつから使えるの?
発表と同日の2025年11月18日中に順次提供開始。無料のスタータープランを含む全プランが対象で、利用登録後すぐに自分のチャットに反映されます。詳細は公式の問い合わせページで確認可能です。
入力した個人情報って安全なの?
メモリー情報はセキュアな環境で保存され、ナレッジセンスはAIモデル自体の継続学習には利用しないと明言。全プランでチャット内容を学習から守る機能を提供しています。

日常のチャットを個別化する「パーソナライズ」機能が導入されました

株式会社ナレッジセンスは、2025年11月18日付のリリースで、法人向け生成AIサービスChatSenseに新しい「パーソナライズ」機能を実装したと発表しました。発表日時は2025年11月18日 10時46分で、同日中に無料プランの「スターター」を含む各プランのユーザーに順次提供開始されます。

この新機能は、チャット利用者があらかじめ自分自身に関する前提情報(ニックネーム、業務内容、好みなど)を登録しておくことで、毎回複雑なプロンプトを入力することなく、AIからより適切で個人に最適化された回答を得られるようにするものです。ChatSense上で利用するすべてのAI(例:ChatGPT、Gemini、Claude)でこのメモリー情報が共通して利用されます。

法人向け生成AI、パーソナライズ機能を実装。社内向けAIの「ChatSense」が新機能をリリース 画像 2

機能のリリース対象と入手方法

この「パーソナライズ」機能は、2025年11月18日中に順次提供され、無料のスタータープランを含むすべてのプラン利用者が対象です。法人向けの登録や詳細な問い合わせは以下の窓口から行うことができます。

登録・問い合わせページ: https://chatsense.jp/contact/
また、サービス全体の紹介ページは https://chatsense.jp/?utm_source=249 にて案内されています。

仕様の詳細:どのようにパーソナライズが働くか

パーソナライズ機能では、ユーザーがチャット画面からいつでも設定・変更できるメモリー項目を用意します。ここで設定された情報は、ChatSense上で選択したAIモデル全てに対して前提条件として読み込まれ、回答生成時に反映されます。

さらに、社内データを機械学習させる「追加学習AI(追加学習)」を利用する際にも、このカスタマイズ情報を参照した上で回答が生成されるため、単なる会話の個別化を超えた業務適応性が期待されます。

具体的に設定できる項目と運用の流れ

ユーザーが設定できる項目例としては、ニックネーム、担当業務、専門分野、業務上の好み(文体や出力フォーマット)、特定のプロジェクト情報などが含まれます。これらはチャットを通じたコミュニケーションの都度反映されるため、毎回同じプロンプトを手入力する必要がなくなります。

運用の流れは以下の通りです。

  1. ユーザーがチャット画面からパーソナライズ情報を入力・保存する。
  2. ChatSense上で選択したAIモデル(ChatGPT、Gemini、Claude等)がそのメモリーを読み込み、出力に反映する。
  3. 追加学習AIを用いる場合は、学習プロセスでもこのカスタマイズ情報を参照して説明の精度を高める。

セキュリティとデータ利用の考え方

ナレッジセンスは法人向けサービスとしてセキュリティを重視しており、今回のパーソナライズ情報の取り扱いについても明確な方針を示しています。入力された個人のメモリー情報はセキュアな環境で保存され、AIモデル自体の学習(一般公開モデルの継続学習)には利用されないと明言しています。

加えて、ChatSenseはチャット内容をAIの学習から守る機能を全プラン(エンタープライズ、ビジネス、スターター)で提供しており、企業の機密情報を外部の学習データに含めない仕組みを維持しています。関連するセキュリティ解説は同社のブログで公開されています。

参照先と追加情報

セキュリティに関する詳細は下記リンクで確認できます。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-security?utm_source=249

また、社内データを利用したRAG(Retrieval-Augmented Generation)や追加学習に関する情報も同社の機能ページおよびブログ記事で提供されています。RAGに関するページ: https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service

ChatSenseの特徴、導入実績、関連サービス

ChatSenseは、OpenAIのChatGPT等の大規模言語モデルをセキュアに利用できる法人向けプラットフォームです。ナレッジセンスはこのサービスを通じて、企業向けの業務効率化とDX推進を支援しています。

導入実績としては、東証プライム上場企業を含む500社以上への導入が報告されています。主に企業、官公庁、総合大学など幅広い法人で採用されている点が示されています。

主要な機能と利用条件

ChatSenseの主要な特徴は以下のとおりです。

  • チャット内容をAI学習から守る機能:全プランで利用可能
  • プロンプトテンプレートや社内共有機能:ビジネス用途に特化した独自機能
  • メンバーの一括管理・フォルダ/ドラッグ整理機能:チーム運用を支援
  • RAG(社内データ活用)機能:外部情報と社内情報を組み合わせた回答生成が可能
  • 初期費用無料・最低利用期間の縛りなし:スタータープランを含め導入ハードルを低減

料金やプランの詳細、法人契約のメリットに関する説明は以下のページを参照してください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-business-plan?utm_source=249

関連ツール・運用支援

同社はChatSense以外にも生成AIテストサービス「Ozone」などを企画・運営しており、生成AIを活用したDX戦略コンサルティングや社内外向けソリューション開発も行っています。請求書払い対応やBox等の外部ストレージと連携してAI学習に利用する方法も案内されています。

該当の技術解説や運用ガイドはこちらのリンクで確認できます。
請求書払い: https://chatsense.jp/blog/chatgpt-invoice-receipt
BoxのデータをAI学習する方法: https://chatsense.jp/blog/box-ai-chatgpt

会社情報と提供エリア、ダウンロード資料

以下はプレスリリースに記載された株式会社ナレッジセンスの会社概要および提供情報の要約です。リリース内には画像素材やプレスリリース素材のダウンロード案内も含まれています。

会社名、所在地、代表者、設立日などの基本情報は次のとおりです。

会社名
株式会社ナレッジセンス
本社
東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
代表者
代表取締役CEO 門脇 敦司
設立
2019年4月10日
事業内容
「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営、生成AIを活用したDX戦略コンサルティング、社内外向けソリューション開発、社内データ活用(RAG)

提供・販売エリアとして、リリースには千葉県千葉市、東京都(千代田区、中央区、港区、本社、ならびに新宿区)などの地名が記載されています。詳細は各地域の販売・提供ページでの確認が必要です。

公式サイトおよび関連リンクは以下です。サービス詳細や資料ダウンロードはこれらのページで案内されています。

要点の整理

以下の表は、本記事で触れた重要な情報をまとめたものです。リリースの主要事項、提供開始日、対象プラン、セキュリティ方針、企業情報および関連リンクを一覧にしています。表の後に本件の簡潔なまとめを記載します。

項目 内容
製品名 ChatSense(チャットセンス)
新機能 ユーザーごとにメモリーを設定できる「パーソナライズ」機能(個人カスタマイズ)
リリース日時 2025年11月18日 10時46分(提供は同日中に順次開始)
対応プラン スタータープラン(無料)を含む全プランのユーザーに順次提供
適用AI ChatGPT、Gemini、ClaudeなどChatSense上で利用する全てのAIに対してメモリーが参照される
セキュリティ方針 入力情報はセキュアに保存。AIモデル自体の学習データには利用しない
導入実績 東証プライム上場企業を含む500社以上
主要機能 チャットの学習防止機能、プロンプト共有、テンプレート、メンバー管理、フォルダ整理、RAG等
初期費用/縛り 初期費用無料、最低利用期間の縛りなし
会社名 株式会社ナレッジセンス
代表 代表取締役CEO 門脇 敦司
本社 東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
設立 2019年4月10日
関連リンク https://chatsense.jp/?utm_source=249
https://chatsense.jp/contact/
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-security?utm_source=249
https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-business-plan?utm_source=249
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-invoice-receipt
https://chatsense.jp/blog/box-ai-chatgpt
https://chatsense.jp/

以上がリリース内容の整理です。ナレッジセンスは、企業のDX推進や社員の生産性向上を目指し、ChatSenseや関連サービスを通じた支援を継続して行うとしています。リリース内の画像素材やプレスリリース素材はダウンロード可能であり、詳細は上記リンク先で確認できます。

参考リンク: