11月25日発売 ハイコーキ 片手で切断できる新コードレスカッタ
ベストカレンダー編集部
2025年11月18日 16:23
コードレスカッタ2機種発売
開催日:11月25日
片手で押さえながら切断できる、新しいコードレスカッタの到来
工機ホールディングスジャパン株式会社は、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、業界初※となるコードレスカッタ2機種「CE 18DYMA(Mバーカッタ)」および「CE 18DYCA(Cチャンネルカッタ)」を、2025年11月25日(火)より全国の販売店で発売します。プレスリリースは2025年11月18日 09時55分に発表されました。
両モデルは、従来の手動工具で行っていた切断作業を電動化することで作業効率と安全性を向上させることを狙いとしています。特に片手で部材を押さえながらスイッチを押すだけで切断できる点が最大の特長で、現場での取り回しやスピードを重視するユーザー層を意識した設計です。
片手操作と切断速度の実際
スイッチ動作のみで切断が完了するため、従来の手動工具に比べて操作荷重が軽く、片手で部材を押さえつつ押すことが可能です。メーカー発表によれば、切断時間は約4秒以下と短く、効率化効果が期待できます。
1充電あたりの作業量の目安(BSL1820M使用時)は、CE 18DYMAで最大約380カット(CS-19)、CE 18DYCAで約300カット(CC-19)と示されています(材料や条件により変動)。これにより、電源確保が難しい現場や連続作業の多い工程での実効性が高まります。
- 切断時間:約4秒以下(目安)
- 作業量目安(BSL1820M使用時):CE 18DYMA 約380カット(CS-19)、CE 18DYCA 約300カット(CC-19)※条件により異なる
現場での取り回しと安全機能
CE 18DYMAは刃先が360°回転する機構を備え、高所や狭所でも体勢を変えずに切断できる点が特長です。高所作業や複雑な取り回しが求められる現場で、作業姿勢の負担を軽減します。
また、両モデルともLEDライトを搭載しており、天井裏や暗所での切断位置の確認を容易にします。さらに本体には大型フックが備わっており、作業中の仮置きが可能で安全かつ効率的な運用を支えます。
- LEDライト
- 暗所での視認性向上により精度と安全を確保。
- 大型フック
- 作業中の一時仮置きに対応。現場での取り回しを容易にする構造。
CE 18DYMA(Mバーカッタ)とCE 18DYCA(Cチャンネルカッタ)の仕様を詳述
両モデルは発売日が同一で、2025年11月25日(火)に全国発売されます。希望小売価格は各¥64,000(税別、BH仕様)です。以下にモデルごとの仕様と対応範囲を具体的に示します。
製品の詳細は各商品ページに掲載されています。CE 18DYMA: https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-cutter/ce18dyma/ce18dyma.html、CE 18DYCA: https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-cutter/ce18dyca/ce18dyca.html。
CE 18DYMA(Mバーカッタ)の主な数値と付属
CE 18DYMAはMバー専用モデルとして設計されています。切断能力はCW-19(19×50mm)、CS-19(19×25mm)、CW-25(25×50mm)、CS-25(25×25mm)と幅広いMバーサイズに対応します。
機体寸法は491×88×138mm(BSL1820M装着時)、質量は2.5kg(同)と軽量設計です。使用可能蓄電池はマルチボルト/18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)で、BH仕様にはリチウムイオン電池(BSL1820M)、急速充電器(UC18YDML)、専用ツールバッグが標準付属します。
- 発売日:2025年11月25日(火)
- 希望小売価格:¥64,000(税別、BH仕様)
- 切断能力:CW-19、CS-19、CW-25、CS-25
- 寸法/質量:491×88×138mm、2.5kg(BSL1820M装着時)
- 付属(BH仕様):BSL1820M、UC18YDML、専用ツールバッグ(約20L、ショルダーベルト付)
CE 18DYCA(Cチャンネルカッタ)の主な数値と付属
CE 18DYCAはCチャンネル(CC-19: 38×12×1.2mm)専用を想定したモデルで、切断能力はCC-19に対応します。機体寸法は514×115×146mm(BSL1820M装着時)、質量は3.7kg(BSL1820M装着時)です。
使用可能蓄電池はCE 18DYMAと同様にマルチボルト/18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)で、BH仕様にはBSL1820M、急速充電器UC18YDML、専用ツールバッグが標準で付属します。
- 発売日:2025年11月25日(火)
- 希望小売価格:¥64,000(税別、BH仕様)
- 切断能力:CC-19(38×12×1.2mm)
- 寸法/質量:514×115×146mm、3.7kg(BSL1820M装着時)
- 付属(BH仕様):BSL1820M、UC18YDML、専用ツールバッグ(約20L、ショルダーベルト付)
充電性能・付属品の機能と利用上の留意点
BH仕様に付属する急速充電器「UC18YDML」は冷却機能を搭載し、複数の電池規格に対応する点が特長です。現場での充電運用を想定した設計で、18Vリチウムイオン電池(BSL1820M)であれば約15分で実用充電、約20分で満充電が可能とされていますが、周囲温度や蓄電池の状態により変動します。
充電器はマルチボルト・18V・14.4V・10.8V各シリーズに対応し、複数電池をまとめて効率的に充電できるため、複数機種を運用する現場での段取りが改善されます。コンパクトで持ち運びやすく、LED表示により充電状態を確認できます。
専用ツールバッグと現場での運用性
BH仕様には約20Lの専用ツールバッグ(ショルダーベルト付き)が標準付属します。工具本体、バッテリー、充電器などを一式で収納でき、現場での移動・保管の利便性が高まる設計です。
バッグは工具の保管や移送に配慮した容量と構造を持ち、日常的な運用負担を軽減します。重量や寸法の異なる機体を現場で持ち運ぶ際の整理に役立つ仕様です。
- 急速充電時間(目安): 約15分(実用充電)、約20分(満充電)※3
- 充電器機能: 冷却機能、LED表示、複数電圧対応
- ツールバッグ: 約20L、ショルダーベルト付き(BH仕様)
製品要点の整理
ここまでの情報を表形式で整理します。主要仕様、発売日、価格、付属品、作業目安、関連URLなどを一覧で確認できます。製品選定や現場導入の検討時に比較しやすいようにまとめました。
以下の表は、プレスリリースに記載された全ての主要情報を一つに集約したものです。
| 項目 | CE 18DYMA(Mバーカッタ) | CE 18DYCA(Cチャンネルカッタ) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年11月25日(火) | |
| 希望小売価格(税別) | ¥64,000(BH仕様) | |
| 切断能力 | CW-19(19×50mm)、CS-19(19×25mm)、CW-25(25×50mm)、CS-25(25×25mm) | CC-19(38×12×1.2mm) |
| 機体寸法(BSL1820M装着時) | 491×88×138mm | 514×115×146mm |
| 質量(BSL1820M装着時) | 2.5kg | 3.7kg |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト/18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ) | |
| 標準付属品(BH仕様) | リチウムイオン電池(BSL1820M)、急速充電器(UC18YDML)、専用ツールバッグ(約20L、ショルダーベルト付) | |
| 作業量目安(BSL1820M使用時) | 約380カット(CS-19) | 約300カット(CC-19) |
| 充電時間(目安) | 約15分(実用充電)/約20分(満充電) ※周囲温度や蓄電池状態により変動 | |
| 主な機能 | 片手での切断、刃先360°回転(CE 18DYMAのみ)、LEDライト、大型フック、軽量・コンパクト設計 | |
| 製品ページ | CE 18DYMA 製品ページ | CE 18DYCA 製品ページ |
なお、業界初の表記は「コードレスMバーカッタ、コードレスCチャンネルカッタにおいて(2025年10月現在、国内電動工具メーカー調べ)」という注記が付されています。また、作業量や充電時間は使用環境や蓄電池の状態、材料や作業条件により変動することが示されています。最後に、工機ホールディングスジャパン株式会社の役割やKOKI Groupの事業概要についてはプレスリリース本文に基づき記載されていますが、詳細は公式サイト(https://www.hikoki-powertools.jp/)で確認できます。
※1 業界初:コードレスMバーカッタ、コードレスCチャンネルカッタにおいて(2025年10月現在、国内電動工具メーカー調べ)。
※2 作業量はBSL1820M使用時の目安。材料や条件により異なります。
※3 充電時間は周囲温度や蓄電池の状態により変動します。