『ひじ』か『ひざ』かを判定する新カード、11/22幕張で先行販売

タイパ至上主義の最新作が示す“関節系”カードゲームのかたち

デジタルネイティブ世代向けアナログゲームメーカーの株式会社TRYBEは、Z世代向けの企画・エモマーケティング®を手がける「僕と私と株式会社」と共同で開発したボードゲームブランド『タイパ至上主義®』の最新作として、カードゲーム『タイパ至上主義 判断 「ひじ」か「ひざ」か』を発表しました。プレスリリースは2025年11月18日 10時00分にリリースされています。

発表文では「ゲームマーケット2025春」他のイベントにて先行販売を行う旨が記載されていますが、具体的な先行販売の予定としては後述の通り「ゲームマーケット2025秋」をはじめ複数のイベントでの販売が挙げられています。一般発売はゲームマーケット以降、順次配荷予定です。

コンセプトと立ち位置

『タイパ至上主義』シリーズは「タイパ（タイムパフォーマンス）」を徹底追求することを軸に、短時間でゲームの本質を体験できることを目指すブランドです。これまでの展開ではルールやプレイ時間を削ぎ落とし、より手軽で早い体験を提供してきました。

今回の『判断 「ひじ」か「ひざ」か』は、そのシリーズらしくプレイ時間と判定の速さを重視した“ハイスピード”なカードゲームで、短時間かつ大人数で楽しめる設計になっています。対象は6歳以上、2〜10人で遊べる商品です。

ゲームの内容 — 目で見て体で決める「ひじ」か「ひざ」か

本作は、次々と現れるカードを見てプレイヤーが素早く「ひじ」または「ひざ」どちらかを判別してアクションを取るというシンプルな競争ゲームです。反射神経だけでなく判別力を鍛える要素があり、見間違いや混乱を生じさせるカードも含まれています。

具体的には、カードをめくるごとに描かれた指示や語感に応じて、ひじを突き出す動作で「ひじ!!」、ひざをたたく動作で「ひざ!!」とアクションを取ります。アクションが早かったプレイヤーが得点や勝利に繋がるルールです。

特徴と遊びのポイント

本作の主要な特徴として、短いプレイ時間で盛り上がる点、ルールが単純で世代を問わず入りやすい点、そして“混乱を誘う語感カード”を用いることで判定の難易度が上がり続ける点が挙げられます。

例えば「ビザ」「ピザ」「パエリア」といった語感が似たワードをカードに混ぜることで、瞬時の判断が曖昧になり、ゲームが進行するにつれてプレイヤーの判断精度が磨かれる設計です。また、プレイ時間は約5分と短く、会話の合間やイベントでの短時間プレイに適しています。

• ゲーム性：ハイスピード判定アクションゲーム
• プレイ時間：約5分
• プレイ人数：2〜10人
• 対象年齢：6歳以上
• カード枚数：34枚

商品情報と販売スケジュール

商品名はタイパ至上主義 判断「ひじ」か「ひざ」かで、内容物はカード34枚、価格は1,800円（税別）に設定されています。ECでの販売ページは公式サイトに用意されており、一般発売後はオンラインでも購入可能です。

発売日は「ゲームマーケット2025秋以降順次発売」としており、先行販売は複数イベントで予定されています。なお、入荷状況によっては全日程での販売が行われない場合や数量に限りがある旨の案内があります。

先行販売のイベント情報

以下のイベントで先行販売が予定されています。各イベントの会期や会場、ブース情報を記載していますが、当日の在庫状況により販売が行われない、あるいは数に限りがあることがある点が明記されています。

先行販売の詳細は公式HPや各イベントの告知ページでの確認が推奨されています。イベント会場や日時に合わせた購入計画を立てる際は、現地の案内に従ってください。

ECでの販売ページは以下です：https://taipa-games.com/products/handan

開発背景と関係企業の情報

本作は、株式会社TRYBEと僕と私と株式会社の共同開発による作品です。両社ともにZ世代やデジタルネイティブ世代の特性を踏まえた企画やプロダクトを手がけており、本商品のコンセプト、デザイン、マーケティングにおいてそれぞれの強みが活かされています。

発表文では、インフルエンサー起用のタイアップ企画も計画中であることが示されており、今後のプロモーション展開にも注力する旨が明記されています。

僕と私と株式会社の事業と取り組み

僕と私と株式会社はZ世代に特化した企画・エモマーケティング®を行う企業で、リモート制度やサウナ採用、ワーケーションなど多様な働き方を導入しています。社内から新しい企業を生み出す取り組みも行われており、自社ブランドの運営も手がけています。

主な事業としては、Z世代調査・ブレストサービス「Zview lab.®」による定量・定性調査、ブランド事業として隠れ家バー「8jikai」、スキンケアサロン「belle渋谷店」、そして今回のボードゲームブランド「タイパ至上主義™」などがあります。

代表取締役

今瀧 健登

所在地

東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階

事業内容

Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業

HP

https://boku-to-watashi-and.com

株式会社TRYBEの事業と沿革

株式会社TRYBEは、スマートフォンやSNSが主流の時代における若者のコミュニケーションに着目して創業したアナログゲームメーカーです。現代的な視点でアナログゲームを企画・開発し、多様なブランドを展開しています。

本作の開発・販売の主導はTRYBEによるもので、商品企画から製造、流通、イベントでの先行販売までを担当しています。代表取締役や所在地情報も公開されています。

代表取締役

山口 ヒナタ

所在地

〒577-0027 大阪府東大阪市新家中町5-29

事業内容

アナログゲームの企画・開発・販売

HP

https://www.trybe.co.jp/

お問い合わせ窓口としては公式X（旧Twitter）アカウント「@taipa_games」と、E-mailアドレス h_yamaguchi@trybe.co.jp が案内されています。

過去の展開とシリーズの成績、まとめ表

『タイパ至上主義』シリーズの第1弾タイトルである『タイパ至上主義麻雀』は、従来の麻雀から牌の数を減らしルールを簡素化することで、短時間で遊べる麻雀体験を提供しました。本作はSNS上で大きな反響を呼び、100万超のインプレッションを獲得した実績が報告されています。

また、メディアでの紹介や麻雀トッププレイヤーとのコラボ、タレントでプロ雀士の中田花奈氏とのコラボパッケージ、海外の見本市への出展など多方面での露出とコラボレーションを実現し、発売から1年未満で発行部数3万個を突破したとされています。これらの実績をもとに、本作も短時間での楽しさを重視する設計になっています。

以上がプレスリリースの主要内容と仕様、販売情報、企業情報の整理です。本稿では発表時点で公開された全ての情報を記載しました。実際の販売やイベントの運営については、各イベント主催者や公式アナウンスの最新情報を参照してください。