12月3日開催|幕張で抹茶・緑茶が集う輸出EXPOの注目出展

日本の食品輸出EXPO

開催期間:12月3日〜12月5日

日本の食品輸出EXPO
展示会っていつどこでやるの?
2025年12月3日〜5日、幕張メッセで開催される第11回「日本の食品」輸出EXPOです。10:00〜17:00で海外バイヤーやメディア向けの商談・取材枠が用意され、事前登録が推奨されています。
どんな抹茶・緑茶製品が出展されるの?
抹茶・緑茶を使った多彩な製品が出展。記事では大茶園抹茶【極】、静岡産GABA粉末茶、抹茶そば、抹茶あずき餅などを紹介しており、試飲・試食やバイヤーとの商談機会があります。

世界で再評価される抹茶と緑茶――需要拡大の背景と現状

世界的な健康志向や和食人気の高まりを背景に、日本の抹茶・緑茶製品への注目が急速に高まっています。近年は従来の飲料用途だけでなく、食品素材や機能性成分としての利用が広がり、スムージー、プロテインパウダー、サプリメント、アイスクリーム、抹茶ラテなど多様な製品群が国際市場に向けて展開されています。

実際に日本茶の輸出額は大きく増加しており、2025年1~8月の輸出額は前年同期比76%増で過去最高を更新しています(出典:日本茶輸出促進協議会「日本茶輸出状況」2025年8月)。この数値は、消費者の健康志向やサステナブルなイメージが需要を後押ししていること、ならびに海外バイヤーの多様な用途ニーズが拡大していることを示しています。

世界で広がる“抹茶リバイバル” ー 海外から注目が集まる日本のお茶製品が、食品輸出の展示会に集結! 画像 2

注目される要因と用途の多様化

抹茶・緑茶が評価される要因は複数あります。伝統的な風味や香りに加え、カテキンやアミノ酸類などの機能性成分、さらには製造過程における環境配慮や地域性が付加価値として認識されている点が挙げられます。これらの要素が、海外市場での健康食品や高付加価値製品としての展開を促しています。

用途面では、飲料(ティーバッグ、粉末、リキッド)に留まらず、菓子、麺類、乳製品、プロテイン製品、サプリメント、調味料など広範に広がっています。消費者の嗜好や販売チャネルに応じた商品設計が進んでいることが、輸出拡大の一因です。

世界で広がる“抹茶リバイバル” ー 海外から注目が集まる日本のお茶製品が、食品輸出の展示会に集結! 画像 3

幕張メッセに集結する注目の抹茶・緑茶製品

RX Japan株式会社主催の「第11回 ‘日本の食品’ 輸出EXPO」が、2025年12月3日(水)~5日(金)に幕張メッセで開催されます。本展示会には、抹茶や緑茶を核とした製品群が出展予定で、海外バイヤーや業界関係者が直接製品を確認できる場となります。

会場では出展企業の担当者から直接話を聞けるほか、来場するバイヤーへのアプローチ、商談の機会が豊富に用意されます。取材を希望するメディアは、主催側の取材申込みフォームを通じて手続きを行うことが可能です。

世界で広がる“抹茶リバイバル” ー 海外から注目が集まる日本のお茶製品が、食品輸出の展示会に集結! 画像 4

出展製品の具体的ラインナップ

本リリースに記載された抹茶・緑茶製品は以下の通りです。出展社名とともに商品特徴を記載しています。

  • 大茶園抹茶【極】(出展社:カネ松製茶 株式会社)

    牧之原に自社農園を保有し、生産から販売まで一貫して行う抹茶。自社で選定した優良茶園の茶葉を使用し、他県のものとは異なるコクと香りを重視した抹茶に仕上げています。ふじのくに山のお茶100選にも認定された製品です。

  • 静岡産マル桐粉末GABA茶(出展社:株式会社 葉桐)

    静岡県牧之原産100%、無添加でGABAを含有する粉末日本茶。日常的に飲みやすい味を目指しつつ、高機能性を持たせた商品です。小ロット対応や外国語表記対応のオリジナル商品提供が可能としています。

  • 抹茶そば(出展社:カネス製麺株式会社)

    農林水産大臣賞受賞の茶師・米田末弘氏監修による抹茶そば。国産原料を使用し、「今までにない茶そば」を目指して、そばと相性のよい茶葉を厳選。合組(ごうぐみ)や火入れ(ひいれ)といった伝統的製法を用いて抹茶らしさを損なわぬよう仕上げています。

  • ひとくち福餅 <抹茶あずき>(出展社:EKD商事株式会社)

    抹茶味のやわらかい羽二重餅で甘いあずきを包んだ一口サイズの和スイーツ。ギフトボックス仕様で、縁起物のイラスト入りパッケージを採用しています。贈答用途や土産品としての訴求を想定した商品設計です。

上記以外にも本展では、和牛・水産物・加工食品・酒など多様な製品が出展します。出展内容は来訪目的に応じて紹介が可能とされています。

展示会の実務情報と取材・来場案内

展示会の基本情報は以下のとおりです。取材を希望するメディアやバイヤーは、事前に主催者への申込みを行うことが推奨されています。

展示会名
第11回 “日本の食品” 輸出EXPO
会期
2025年12月3日(水)~5日(金) 10:00~17:00
会場
幕張メッセ
主催
RX Japan株式会社
公式サイト
https://www.jfex.jp/jpfood/ja-jp.html

プレスリリース発行日は2025年11月17日 09:00であり、本展示会はその後の開催となります。取材申込みや一般来場に関する詳細は公式サイトの案内を参照してください。

取材申込みの導線が案内されており、出展企業担当者や来場バイヤーへの直接取材が可能と明記されています。メディア側は事前登録と申請手続きにより、会場での取材枠やアポイントメント調整を行うことができます。

関連データ、キーワード、出展分野の整理

本展示会に関連するキーワードやカテゴリ、参考資料は以下の通りです。輸出や流通の観点から検討するための重要な手掛かりとなります。

主なキーワード
  • 食品輸出
  • 抹茶
  • 日本茶
  • 緑茶
  • バイヤー
  • 関税
  • インバウンド
  • JETRO
  • 農林水産省
  • 幕張メッセ
カテゴリ
食品・お菓子、ソフトドリンク・アルコール飲料
参考資料
日本茶輸出促進協議会「日本茶輸出状況」(2025年8月)PDF: https://nihon-cha.or.jp/export/wordpress/wp-content/uploads/2025-08_cha_export.pdf

関税や流通チャネル、現地の消費者嗜好に関する課題は依然として存在するため、輸出・販路開拓に当たっては現地法規制や表示要件の確認、パッケージ・ラベリングの多言語対応が重要です。展示会はこれらを直接確認できる場でもあります。

また、本展は食品全般を扱うため、抹茶・緑茶関連商品の横展開(和菓子、麺類、乳製品とのコラボレーション等)を図る良い機会となります。企業側は現地バイヤーの声を収集し、商品開発やマーケティング戦略に反映させることが期待されます。

要点の整理と出展情報の一覧表

以下の表は、本記事で紹介した展示会の要点と出展製品の主要項目を整理したものです。出展製品の特徴や展示会の基本情報が一目で確認できます。

項目 内容
展示会名 第11回 “日本の食品” 輸出EXPO
会期 2025年12月3日(水)~5日(金) 10:00~17:00
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan株式会社
公式HP https://www.jfex.jp/jpfood/ja-jp.html
プレスリリース発行日 2025年11月17日 09:00
日本茶輸出実績(1~8月) 前年同期比76%増(日本茶輸出促進協議会 2025年8月資料)
本記事で紹介した出展製品(出展社)
  • 大茶園抹茶【極】(カネ松製茶 株式会社)
  • 静岡産マル桐粉末GABA茶(株式会社 葉桐)
  • 抹茶そば(カネス製麺株式会社)
  • ひとくち福餅 <抹茶あずき>(EKD商事株式会社)
その他出展分野 和牛、水産物、加工食品、酒など多数

以上が本展示会と抹茶・緑茶関連出展の概要です。展示会では出展企業による製品説明や試飲・試食、バイヤーとの商談が予定されており、輸出拡大をめざす企業や流通関係者にとって有用な情報収集の場となります。取材申込み及び一般来場の詳細は公式サイトで確認してください。

参考リンク: