11月22日開催 子どもを真ん中に、つながる支援ワークショップ
ベストカレンダー編集部
2025年11月16日 06:07
子どもを真ん中に共創ワーク
開催日:11月22日
子どもを中心に「つながる支援」を考える理由とワークショップの狙い
発達障がい・ダウン症のある子どもを支える現場では、家庭・保育園・療育・医療・行政など多様な立場が関わるために、同じことを何度も説明しなければならない、情報がバラバラで伝わっていないと感じる、家庭での様子が見えづらいといった課題が日常的に生じます。本イベント「子どもを真ん中に、つながる支援 ― With U共創ワークショップ」は、こうした現場の声を出発点に、立場を越えて課題と価値観を共有し、具体的な接点や協働の方法を探る場です。
企画者も当事者としての経験を持ち寄り、参加者同士が自由に「こうなったらいいな」を語り合えるように設計されています。テクノロジーやAIの活用を前提にする一方で、何よりも子どもを真ん中に据えた支援のあり方を議論することを重視しています。
ワークショップで扱う主なテーマ
本ワークショップは、参加者が互いの立場を深く理解することに重点を置き、以下のようなテーマを取り上げます。
- 保護者・先生・療育スタッフの一日を追体験し、日常の情報伝達の摩擦点を可視化すること
- 立場ごとの価値観や課題を整理し、それぞれの優先事項や困りごとを明確にすること
- 参加者間のダイアログを通じて、具体的な協働の接点を見つけること
これらのテーマは、ワークショップ内の体験型プログラムや対話セッションを通じて実際に検討されます。参加後には立場を越えた視点を持てるようになることが想定されています。
プログラム詳細と対象者――参加に際して知っておくべきこと
ワークショップのプログラムは、体験・整理・対話の3つのステップで進行します。参加者は具体的なケースをもとに立場ごとの一日を追体験し、そこから課題を整理、最後に協働の接点を見つけるためのダイアログに参加します。
以下に当日のプログラム概要を示します。各セッションは参加者同士の対話と共同作業を重視した構成です。
| プログラム | 内容 |
|---|---|
| 追体験セッション | 保護者・先生・療育スタッフの1日を追体験し、情報の流れとズレを体感する |
| 価値観整理 | 立場ごとの優先事項や課題を整理するワーク |
| 参加者ダイアログ | 異なる立場が協働できる接点を探る対話セッション |
参加をおすすめする方
ワークショップは、保育・療育・医療・行政・保護者など、子どもを取り巻くさまざまな立場の方に向けて開かれています。日常業務や家庭での情報共有に改善の余地を感じている方が主な対象です。
- 保護者や他機関とのやり取りに工夫が必要だと感じている保育関係者
- 療育関係者
- 診察や相談の情報を園や家庭によりスムーズに伝えたい医療関係者
- 福祉サービスや支援制度の案内・調整を行う中で、関係者間の情報共有に課題を感じている行政担当者
- 日々の育児や療育で、情報の伝え方・受け取り方に悩んでいる保護者
参加は無料で定員は30名です。参加に際する事前申込方法の記載はプレスリリースにありませんが、当日は定員を超えない範囲での運営が予定されています。開始時間などの注意事項は下記の通りです。
開催日時・会場・共催団体の詳細
本イベントは2025年11月22日(土)に実施されます。開場は14:30、開始は15:00、終了は17:00(予定)です。参加費は無料、定員30名となっています。
会場は港区立産業振興センター内9Fフリースペース(札の辻スクエア)で、住所は東京都港区芝5丁目36番4号です。アクセスはJR田町駅三田口(西口)から徒歩4分、都営地下鉄三田駅A1・A2出口から徒歩2分(A1出口は7:00〜21:00の利用可)です。
共催・主催とプロジェクトの役割
本イベントは「With U AI.project」と温 テイ、港区立産業振興センター指定管理者のみなと・キャンパス・リログループとの共催で、事業担当は株式会社キャンパスクリエイトです。共催団体はテクノロジーを活用して障害のある子どもたちの可能性を支援するという共通の目的を持っています。
With U AI.projectのミッションは「テクノロジーで障害を持つ、子どもたちの可能性を最大化する」ことです。最先端のテクノロジーを活用して、障害のある子どもや支援者、保護者に寄り添い、全員がOne Teamになって子どもたちの可能性を引き出すことを目指しています。
会場の設備・注意事項、問合せ先と開催体制の背景
港区立産業振興センターは2022年4月にオープンした施設で、「企業・人・地域の力」を結び付ける未来発展型の産業振興拠点を目指しています。本イベントで使用するホールや研修室、会議室などの貸出も行っており、多様なイベントや活動に対応しています。
施設内の主な設備として、コワーキングスペース、ビジネスサポートファクトリー、貸ホール・会議室等があり、スタートアップやクリエイター向けの機材提供、3Dプリンタなど先端機器の利用支援を行っています。詳細は施設の各ページで案内されています。
- 問合せ先(イベント関連)
- 港区立産業振興センター:minato-sansin-hpinfo@minato-sansin.com
- 共催・事業担当
- With U AI.project、温 テイ、みなと・キャンパス・リログループ(指定管理者)、事業担当:株式会社キャンパスクリエイト
当日は主催者側で写真や動画撮影を行う可能性があり、イベント終了後にメディア等で掲載される場合があります。顔が映らないよう配慮は行われますが、掲載NGの場合は事前に主催者に申し出る必要があります。また、会場は他の施設利用者もいるため、スペース内では静粛にするよう求められています。
港区立産業振興センターの主なサービスと利用例
コワーキングスペースは起業家・フリーランス・テレワーカーの拠点として利用可能で、交流とオープンイノベーションを促進する役割を担います。ビジネスサポートファクトリーではクリエイターやエンジニア向けの機材提供を行い、機器を活用したビジネス支援やコミュニティ形成を目指しています。
貸ホール・会議室は大小さまざまな設備があり、たとえば区内団体がホール大(定員280名、広さ約216m2)を非営利目的で午後(13:00~17:00)に利用する場合の利用料金は8,500円(税込)です。詳細は施設ページで案内されています。
主催者(株式会社キャンパスクリエイト)と関連情報の整理
株式会社キャンパスクリエイトは「お客様の課題解決をオープンイノベーションで実践する広域TLO」をスローガンに、国立大学法人電気通信大学TLOとして経済産業省・文部科学省の承認・認定を受けています。大学の技術シーズと企業のニーズをつなぐ産学官連携のマッチング業務や、企業の新規事業創出を支援するコンサルティング業務を行っています。
会社概要は次の通りです。
- 会社名
- 株式会社キャンパスクリエイト
- 代表者
- 代表取締役 高橋めぐみ
- 本社所在地
- 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学内
- 設立
- 1999年9月
- 事業内容
- 技術移転マネジメント事業、ソリューション事業、産業振興事業 等
同社はKAIKA Awards2020で特選紹介事例を受賞しており、2022年4月1日から港区立産業振興センターの指定管理者構成団体として産業振興に取り組んでいます。受賞に関する情報はPR TIMESの該当ページに掲載されています。
関連リンクとして、イベント文脈や参考情報として示された外部リンクは次のとおりです。
- 港区立産業振興センター(コワーキング等): https://minato-sansin.com/coworking/
- ビジネスサポートファクトリー: https://minato-sansin.com/business-suport-factory/
- 貸ホール・会議室等: https://minato-sansin.com/another/hole/
- 関連参考リンク(外部): https://www.ted.com/tedx/events/64574
- PR TIMES(KAIKA Awards2020関連記事): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000031052.html
開催情報の要点まとめ
以下の表は、ワークショップの開催情報と主要な連絡先・特徴を整理したものです。イベント参加を検討する際の基本情報を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 子どもを真ん中に、つながる支援 ― With U共創ワークショップ |
| 主催/事業担当 | 共催:With U AI.project、温 テイ、みなと・キャンパス・リログループ/事業担当:株式会社キャンパスクリエイト |
| 開催日 | 2025年11月22日(土) |
| 時間 | 開場14:30、開始15:00、終了17:00(予定) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 30名 |
| 会場 | 港区立産業振興センター 9F フリースペース(東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア) |
| アクセス | JR田町駅三田口(西口)徒歩4分、都営地下鉄三田駅A1・A2出口徒歩2分(A1は7:00~21:00利用可) |
| プログラムの主な内容 | 保護者・先生・療育スタッフの1日追体験、立場ごとの価値観・課題整理、参加者ダイアログ |
| 注意事項 | 写真・動画撮影の可能性あり(掲載NGは事前申し出)、会場内は静粛に |
| 問合せ先 | 港区立産業振興センター:minato-sansin-hpinfo@minato-sansin.com |
今回のワークショップは立場を超えた対話を通じて、日常的な情報共有のズレや重複を減らし、支援の接点を具体的に探ることを目的としています。子どもを中心に据えた支援の実践に関心を持つ保育・療育・医療・行政・保護者の各層に向けた場として設計されており、テクノロジーやAIを活用した支援の可能性も議論の一部として取り上げられます。
参考リンク: