11月15日開始|聴覚に頼らないAR体験『Edoの波動』

Edoの波動 段位バトル

開催期間:11月15日〜11月26日

Edoの波動 段位バトル
いつどこで見られるの?
会期は2025年11月15日(土)〜11月26日(水)。会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)で、東京都主催のデジタル体験プログラム「みるTech」内にmeleapのブースとして出展します。
聴覚に頼らないってどういう仕組み?
HADOのAR表示・判定システムと振動デバイスHapbeatを同期。攻撃や被弾、段位昇格などのイベントに応じて触覚フィードバックを出し、音が届かなくても状況を直感的に伝えます。

ARと振動テクノロジーで描く「聴覚に頼らない」スポーツ体験

株式会社meleapは2025年11月14日付のリリースで、東京2025デフリンピック期間中に東京都が主催するデジタル体験プログラム「みるTech(みるテック)」へ出展すると発表しました。リリース時刻は2025年11月14日 09時04分です。本出展でmeleapが提示するのは、AR(拡張現実)と振動テクノロジーを組み合わせ、聴覚に頼らないユニバーサルな体験を実現するという取り組みです。

この発表は、ARスポーツ「HADO(ハドー)」をベースにカスタマイズした特別企画コンテンツを出展するという具体的な内容を伴います。出展コンテンツは「Edoの波動 段位バトル」と名付けられ、振動デバイスを用いることで音に頼らない演出を実現。世代や身体特性を越えて体験できる未来型スポーツを提示します。

AR技術で誰もが楽しめる未来のスポーツを。HADO、東京2025デフリンピック「みるTech」に出展 画像 2

江戸の世界観と対戦システムを融合した『Edoの波動 段位バトル』

「Edoの波動 段位バトル」は、江戸の精神である「粋」「調和」「革新」をテーマにしたオリジナルHADOコンテンツです。本作では、江戸の世界観に未来技術であるHADOが出現したという設定のもと、プレイヤーが師範と対戦し段位を上げていく仕組みを採用しています。

プレイヤーは3人の師範(キャラクター)から対戦相手を選び、HADOの基本要素であるエナジーボールとシールドを駆使して戦います。3人の師範の構成は次のとおりです。

  • 歌舞伎役者
  • 火消し
  • 忍者

対戦を通じて段位が昇格していく仕組みを採用し、勝敗や達成感を段位制度で可視化します。さらに、協力企業である株式会社Hapbeatの振動デバイス「Hapbeat」を導入し、攻撃や被弾といったアクションに対応する「体で感じる衝撃(波動)」を付加しています。

AR技術で誰もが楽しめる未来のスポーツを。HADO、東京2025デフリンピック「みるTech」に出展 画像 3

体験の特徴と技術的要点

本コンテンツの最大の特徴は、聴覚情報に依存しない演出設計です。振動によって衝撃を伝えることで、音声や効果音が届きにくい人にも直感的に状況を伝達できます。この設計は、聴覚に障がいのある方だけでなく、音の環境に左右されやすい場所でも安定して体験を提供することを意図しています。

技術的には、HADOのAR表示・判定システムとHapbeatの振動出力を同期させ、攻撃タイミング・被弾判定・段位昇格などのゲーム内イベントに応じて振動フィードバックを生成します。これにより視覚と触覚の統合的な没入体験が可能になります。

展示の実施概要と来場に関する情報

出展は東京都主催のデジタル体験プログラム「みるTech(みるテック)」内で行われます。会期は2025年11月15日(土)~11月26日(水)です。会場は国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟1F・2F(東京都渋谷区代々木)で、東京都が主催しています。

出展規模はおおむね約2m×2mのスペースを想定しており、展示はHADOのカスタマイズ版「Edoの波動 段位バトル」として行われます。協力企業として株式会社Hapbeatがクレジットされています。

イベント名
みるTech(みるテック)
会期
2025年11月15日(土)~11月26日(水)
会場
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟1F・2F(東京都渋谷区代々木)
主催
東京都
出展内容
カスタマイズHADO「Edoの波動 段位バトル」
協力
株式会社Hapbeat
出展規模
約2m×2m

体験対象と意図

本展示は、東京2025デフリンピックの大会ビジョンである「誰もが個性を活かし力を発揮できる共生社会の実現」に賛同する形で企画されています。AR技術を活用することで、年齢や身体特性、国籍に関わらず身体を動かしつながりを感じられる場を創出することを狙いとしています。

meleapはHADOを通じてこれまでに国や年齢を問わず多様な場での体験提供を行ってきたことを踏まえ、本展示では特に「聴覚に頼らない体験」の実証と普及に重点を置いています。

カスタマイズ提供とmeleapの活動領域

HADOは企業・自治体・教育機関などの目的やテーマに合わせて、世界観やグラフィック、システム仕様を自由にカスタマイズ可能です。今回の「Edoの波動 段位バトル」では、和風エフェクト、CPU制御のキャラクター、振動演出などを組み込んだ完全オリジナルコンテンツを制作しています。

この仕組みは、イベントや観光施設、教育現場、企業研修など多様な場面に応用することが想定されており、オリジナルARコンテンツの開発・提供が可能であることが明記されています。

  • カスタマイズ要素:世界観、グラフィック、キャラクター制御、演出(振動等)
  • 想定用途:イベント、観光施設、教育現場、企業研修 など
  • 協業可能企業例:振動デバイス提供企業(例:Hapbeat)など

関連する過去の取り組みとして、プレスリリースでは以下の事例が列挙されています。

  1. 未来型ARスポーツ「HADO」、大阪・関西万博に登場!(7.15)
  2. 上海・浦東の「ONE PIECE」イベントにARコンテンツが登場!(7.8)
  3. 体育の授業の新しいカリキュラムとして、次世代ARスポーツ「HADO」が公立高校に導入(6.6)

企業情報、関連リンク、カテゴリ・キーワード

株式会社meleapは「誰もが楽しく身体を動かし、心も体も健康になる社会」の実現を掲げ、AR技術を活用したアクティビティ「HADO」を開発・運営しています。HADOは世界39ヵ国以上で展開されており、年齢や運動能力に関わらず楽しめる体験を提供しているとされています。

公式サイトや関連リンクはプレスリリース内に提示されており、詳細情報や素材ダウンロードは以下のURLから参照できます。

ビジネスカテゴリ
スポーツ、福祉・介護・リハビリ
キーワード
  • スポーツ
  • AR
  • ゲーム
  • eスポーツ
  • XR
  • テクノロジー
  • VR
  • eSports
  • パラスポーツ
  • 障がい者スポーツ
  • 位置情報
  • 東京都
  • 渋谷区

プレスリリース素材として、発表内で使用されている画像ファイルのダウンロードが可能であることも言及されています。素材利用に関する案内は公式サイトの関連ページを参照してください。

要点の整理

以下の表は、本記事で伝えた主要情報を分かりやすく整理したものです。展示の基本情報、コンテンツの特長、技術協力先、関連リンクなどを網羅しています。

項目 内容
発表者 株式会社meleap(本社:東京都港区、代表取締役:福田浩士)
プレスリリース日時 2025年11月14日 09時04分
出展イベント みるTech(みるテック)
会期 2025年11月15日(土)~11月26日(水)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟1F・2F(東京都渋谷区代々木)
出展内容 カスタマイズHADO「Edoの波動 段位バトル」
協力 株式会社Hapbeat(振動デバイス提供)
出展規模 約2m×2m
コンテンツ概要 歌舞伎役者・火消し・忍者の3師範と対戦し段位昇格を目指す。振動演出で聴覚に頼らない臨場感を提供。
カスタマイズ性 世界観・グラフィック・キャラクター制御・振動演出などのカスタマイズが可能
関連リンク https://hado-official.com/
https://meleap.com/meleap/public/index.php/jp
ビジネスカテゴリ/キーワード スポーツ、福祉・介護・リハビリ、AR、eスポーツ、パラスポーツ、障がい者スポーツ など

本記事は、株式会社meleapのプレスリリースに基づき、出展内容、技術的な特色、展示概要、企業情報および関連資料へのリンクを具体的に整理して伝えています。展示は聴覚に頼らないAR体験の実証例として注目されるものであり、HADOのカスタマイズ性や振動技術の組み合わせにより、教育・福祉・観光などの多様な用途への応用可能性が示されています。

参考リンク: