鈴木英人45周年展、豊橋で過去最大規模の個展開催

鈴木英人45周年展

開催期間:11月1日〜11月30日

鈴木英人45周年展
観覧料や割引ってどうなってるの?
観覧料は一般・大学生1,200円(前売/20名以上1,000円)、小中高生600円(前売/団体400円)。豊橋鉄道の一日乗車券提示で割引が適用。休館は原則月曜(11/25休)。詳細は美術博物館に確認を。
会場でしか買えないグッズや特典はあるの?
会場限定は豊橋デザインのドリップ珈琲(3個)、市電キーホルダー、アクリルスタンド、図録(3,630円)、2026年カレンダーなど。ヤマサちくわでチケット提示の先着2,000人にポストカード配布など数量限定特典あり。

鈴木英人の45周年を飾る、過去最大規模の個展が豊橋に

イラストレーター鈴木英人のデビュー45周年を記念した個展「風と光のアート 鈴木英人の世界展」が、愛知県豊橋市の豊橋市美術博物館で開催されています。会期は2025年11月1日(土)から11月30日(日)までで、展示は原画や版画、関連グッズなど約300点に及びます。

鈴木英人は透明感のある鮮やかな色彩表現と〈風と光〉を感じさせる独特のタッチで知られ、シティポップ周辺のジャケットイラストを数多く手掛けてきました。本展は過去最大規模の個展として、長年の代表作から未公開作までを一堂に展示するものです。

【豊橋市美術博物館】過去最大規模の個展「風と光のアート 鈴木英人の世界展」に地元企業とのコラボグッズが登場 画像 2

展示構成と代表的な出品作品

会場では、音楽ファンに馴染みの深いジャケットイラストを多数展示します。山下達郎のLP「FOR YOU」のジャケットイラストをはじめ、「高気圧ガール」や桑田佳祐の「波乗りジョニー」など、80~90年代のシティポップ世代にとって重要なビジュアルが並びます。

また、ラジオ雑誌『FM STATION』のカバーイラストや、中学校英語教科書『NEW HORIZON』の表紙など、書籍や教科書を彩った仕事も紹介。時系列で1980年から現在までを俯瞰できる構成で、鈴木英人の創作活動の軌跡をたどることができます。

主な展示物
原画、版画、雑誌、LP/CDパッケージ実物、創作道具(取材用カメラ等)、関連グッズ
出品点数
約300点(原画、版画、関連資料、グッズを含む)
【豊橋市美術博物館】過去最大規模の個展「風と光のアート 鈴木英人の世界展」に地元企業とのコラボグッズが登場 画像 3

図録・刊行物とグッズの概要

会場では展覧会図録(176ページ、3,630円)を販売します。展覧会の主要収録作品や制作背景、年表などを網羅した一冊です。さらに2026年の壁掛けカレンダーやポストカード、キーホルダー、クリアファイルといった日常で使えるアイテムもラインナップされています。

図録やカレンダー以外にも、会場限定のアイテムが多数用意されています。コレクターや音楽・デザインに関心のある来場者にも訴求する品揃えです。

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豊橋を題材にした特別制作と会場演出

本展のために特別に制作された豊橋を題材にする新作が2点、初公開されています。どちらも地域に馴染み深い題材を取り上げ、鈴木の色彩感覚で表現した作品です。

これらの新作とあわせて、会場では作品の世界に没入できる演出が行われています。雑誌やレコードの実物資料の展示に加え、作品世界を再現する物理的なフォトスポットも設けられています。

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豊橋を題材にした新作2点の内容

《双炎の碧き城》は手筒花火をテーマにした作品で、豊橋の夏祭りや手筒花火の情景を鮮烈な色調で描写しています。地域の祭礼文化をモチーフにした代表的な一作です。

《終わりなき日々》は豊橋公会堂前を走る路面電車「市電」を描いた作品で、街並みと交通が織りなす日常の情景を独自の視点で捉えています。どちらも本展のために制作された特別作品です。

  • 作品名:《双炎の碧き城》、《終わりなき日々》
  • 主題:手筒花火、豊橋公会堂前の市電
  • 公開形態:本展会期中の特別展示(初公開を含む)
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会場内の展示・演出の詳細

会場では雑誌、CD、LPの実物を並べて、ジャケット制作の背景や作業の痕跡を示す取材道具(カメラなど)も展示されています。制作工程や取材資料を通じて、鈴木の創作過程を具体的に理解できる展示構成です。

また、自動車を描いた作品が多いことに着目し、実際の外車を館内に運び入れたフォトスポットを設置しています。視覚的に作品世界に没入できる空間演出が、本展の見どころのひとつです。

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地元企業とのコラボレーションと会場限定グッズ、来場特典

本展では豊橋ならではのコラボレーション商品や地域企業との連携企画が実施されています。ミュージアムショップでは会場限定パッケージのグッズが並び、地元企業と共同した来場者特典も用意されています。

コラボレーションにより、地域の歴史や観光資源と展覧会を結びつける取り組みが行われています。具体的な店舗名や提供条件、数量限定の特典など、利用時に確認すべき事項が明記されています。

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会場限定・豊橋デザインのグッズ一覧

ミュージアムショップで販売されている主な会場限定グッズは以下のとおりです。鈴木英人の作品を日常に取り入れられる多彩なアイテムが揃っています。

  • 会場限定ドリップ珈琲(3個セット、豊橋を題材にした2作品デザインの特別パッケージ)
  • 市電キーホルダー、アクリルスタンド
  • 展覧会図録(176ページ、3,630円)、2026年壁掛けカレンダー
  • ポストカード、キーホルダー、クリアファイル 等
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ヤマサちくわとの連携内容

豊橋の老舗企業ヤマサちくわとのコラボレーション施策が実施されています。対象は豊橋駅カルミア店、魚町本店、西駅店の3店舗です。

本展のチケットを提示して店舗で商品を購入した先着2,000人に、公会堂とヤマサデザインの市電が描かれたオリジナルポストカードをプレゼントします。さらに、対象商品を購入した場合には鈴木英人のイラストを使用した特製掛紙で包むサービスも行われます。

  1. 対象店舗:豊橋駅カルミア店、魚町本店、西駅店(3店舗)
  2. 条件:本展チケット提示で購入した先着2,000人にポストカード配布
  3. 追加サービス:対象商品購入で特製掛紙による包装
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豊橋鉄道との連携と来場者特典

豊橋鉄道と連携した企画も用意されています。市内線の一日乗車券をチケット購入時に提示すると、観覧料の割引が適用されます。割引に加え、数量限定で《終わりなき日々》デザインのクリアファイルをプレゼントします。

この特典は数量限定のため、早期来場者に対する優遇措置として運用されています。乗車券の提示が必要である点に留意してください。

会期中のイベント・観覧情報と問い合わせ

会期中には作家来場イベントが予定されています。2025年11月16日(日)には鈴木英人のトークショーと図録購入者限定のサイン会が行われます。開催の可否や参加方法には注意事項があるため、来場前に確認が必要です。

観覧料、休館日、会場所在地、問い合わせ先などの実務情報は以下の通りです。事前準備や移動計画に活用できるよう具体的に記載します。

トークショーとサイン会の実施概要

トークショーは2025年11月16日(日)11:00~12:00に美術博物館入口前(豊橋公園内)で行われます。聞き手は竹内宏和(エフエム豊橋パーソナリティ・鈴木英人展実行委員会委員)です。事前申込は不要で、荒天時は中止となります。天候が不順と想定される場合は、前日15日17時に公式HPで開催の有無を告知します。

サイン会は同日13:00~14:00に美術博物館講義室で実施されます。参加は図録購入者限定で事前申込不要、当日整理券が配布されます。図録を購入した上で整理券を受け取る流れとなる点を確認してください。

観覧料・会期・休館日・会場情報

会期:2025年11月1日(土)~11月30日(日)。休館日は月曜日ですが、11月24日は開館し、11月25日が休館となります。会期中の施設運用日程に注意してください。

観覧料:一般・大学生1,200円(前売りまたは20名以上の団体料金は1,000円)、小中高生600円(同400円)。前売り料金や団体割引の適用条件は窓口や公式案内で確認することを推奨します。

会場
豊橋市美術博物館(愛知県豊橋市今橋町3-1)
問い合わせ先
豊橋市美術博物館 電話:0532-51-2882

展覧会の要点まとめ

以下の表は本展の主要情報を整理したものです。開催期間や料金、主な来場特典やグッズ、イベント日程などを一覧化しています。展覧会の全体像を把握する際に参照してください。

項目 内容
展覧会名 風と光のアート 鈴木英人の世界展(デビュー45周年記念)
会期 2025年11月1日(土)~11月30日(日)
会場 豊橋市美術博物館(愛知県豊橋市今橋町3-1)
観覧料 一般・大学生1,200円(前売り・団体1,000円)、小中高生600円(前売り・団体400円)
展示点数 約300点(原画、版画、雑誌、LP/CD、グッズ等)
特別展示 豊橋を題材にした新作《双炎の碧き城》《終わりなき日々》を初公開
会場限定グッズ 会場限定ドリップ珈琲(3個セット)、市電キーホルダー、アクリルスタンド、図録(176頁・3,630円)、2026年カレンダー、ポストカード等
コラボ・特典 ヤマサちくわ(3店舗)でチケット提示の先着2,000人にポストカード、特製掛紙サービス。豊橋鉄道の一日乗車券提示で観覧料割引+《終わりなき日々》デザインのクリアファイル(数量限定)
イベント 2025年11月16日(日)トークショー11:00~12:00(会場:美術博物館入口前)、サイン会13:00~14:00(図録購入者限定・整理券配布)
休館日 原則月曜日(ただし11月24日は開館、11月25日は休館)
問い合わせ 豊橋市美術博物館 電話:0532-51-2882

本展は、鈴木英人の代表作から未公開作、関連資料、会場限定グッズ、そして地域企業との協働企画までを一括して紹介する内容になっています。展示と連携施策の具体的な条件や数量限定の特典については、来場前に公式案内や美術博物館への問い合わせで確認すると確実です。会期中は幅広い世代の来場を想定した展示構成となっており、制作背景や資料にも触れられる構成である点も特徴の一つです。