12/3発売 HODINKEE vol.11 神宮寺勇太特装版も同日刊行
ベストカレンダー編集部
2025年11月13日 16:46
HODINKEE vol.11発売
開催日:12月3日
HODINKEE Magazine Japan Edition vol.11、12月3日発売 — 神宮寺勇太を表紙に据えた特装版を同時刊行
ハースト婦人画報社は、ライフスタイルメディア『HODINKEE Japan(ホディンキー ジャパン)』によるマガジン『HODINKEE Magazine Japan Edition vol.11』を、2025年12月3日(水)に発売すると発表しました。プレスリリースは2025年11月13日10時00分付で公開されており、発行元は東京都港区に本社を置くハースト婦人画報社です。
今号は通常版に加え、表紙が異なる神宮寺勇太(Number_i)を起用した特装版を同時に刊行します。販売価格は3,300円(税込、表記:本体価格3,000円)で、全国の書店、ネット書店、ELLE SHOP、Amazonストアにて取り扱われます。公式サイトは HODINKEE Japan です。
- 発売日
- 2025年12月3日(水)
- 発行
- ハースト婦人画報社(代表取締役社長:二コラ・フロケ)
- 販売価格
- 3,300円(本体価格:3,000円)
- 販売書店
- 全国の書店、ネット書店、ELLE SHOP、Amazonストア
- カバーモデル
- 通常版:ブレゲ クラシック 7235 / 特装版:神宮寺勇太<Number_i>
特集の核──ジャンピングアワー再評価とブレゲ250年の節目
今号の大きな焦点の一つは、19世紀に端を発する伝統的機構であるジャンピングアワー(ギシェウォッチ)の復権です。ダイヤルの小窓(ギシェ)に現れる数字が毎正時に切り替わるこの表示方式は、近年の時計界で再び注目を集めています。記事は、ジャンピングアワーの歴史的背景や技術的な仕組み、現代におけるデザイン的意味合いを掘り下げています。
特に2025年は、複数ブランドがジャンピングアワーを採用した新作や復刻を発表した年であり、カルティエの「タンク ア ギシェ」復刻が大きなトピックとして取り上げられています。デジタル時代と針式表示の対比、コレクターの志向変化などを論じ、なぜ各社がこの機構を再び製品化しているのかを多角的に検証しています。
ジャンピングアワー特集の焦点
ジャンピングアワーの章では技術解説に加え、現行モデルの傾向と市場での受容を分析しています。デジタル表示と手仕事の融合としての価値、視認性と表現の独自性を比較検討しています。
記事内では今年の代表的な復活事例を挙げ、各メーカーが採ったアプローチの差異、素材やケースデザインに与える影響、そして伝統的機構の現代的解釈を整理しています。
- ジャンピングアワーの歴史的起源と仕組み説明
- 2025年の主な復刻・新作(例:カルティエ「タンク ア ギシェ」)の検証
- ブランド別の技術的・美術的アプローチの比較
ブレゲ250周年──伝統と現代の接点を再構築する
ブレゲ(Breguet)は1775年の創業以来の歴史を数え、2025年に250周年の節目を迎えました。メゾンの新CEOであるグレゴリー・キスリング氏は来日時に「250周年記念モデルは、ブレゲの偉大な遺産と現代、そして未来をつなぐタイムピースになる」とコメントしています。今号はその言葉どおり、記念モデル群を詳細に紹介しています。
250周年に合わせて開発された独自素材の18K「ブレゲゴールド」の導入や、ケースのみならずムーブメントの地板やブリッジにも用いることで生まれた審美性の向上、さらに断続的に発表された一連の記念モデル6作を俯瞰してメゾンの史実と技術革新を紐解いています。
神宮寺勇太(Number_i)特装版:『WHY I COLLECT』としての手記と私物コレクション
特装版の表紙を飾る神宮寺勇太さんは、Number_iのメンバーとしての顔に加え、古着やバイクなど昭和男子的な趣味でも知られるコレクターです。今号の特集では、彼が語る「普遍的なもの」への憧憬と腕時計への眼差しが中心となる全12ページの特集が組まれています。
『WHY I COLLECT』では、歯切れのよいラップや個性あるダンスパフォーマンスで知られる神宮寺さんの多彩な趣味の源泉としての「普遍性」と「自分らしさ」を掘り下げ、熱心に収集するヴィンテージロレックスコレクションの中から初公開となる所有品も紹介しています。個人のコレクションが持つ歴史性や選択眼についても言及された内容です。
特集の見どころ
本章は神宮寺さんの所持品の写真とともに、なぜその時計を選んだのか、どのように保管・整備しているかなどを本人の言葉で構成しています。コレクター視点の実践的な記述が中心です。
また、彼が持つ“普遍的”と評する時計の共通点や、個人的な趣味のクロスオーバー(古着・バイク・音楽と時計)がどのように相互作用するかについても詳述されています。
雑誌のその他のコンテンツとハースト婦人画報社の背景
vol.11にはジャンピングアワーやブレゲ特集のほかにも、多彩な記事が収録されています。以下は本誌に掲載されるすべてのコンテンツ項目です。各項目は誌面で詳細な記事として展開されます。
- THE ZENITH “CALIBRE 135” — 墓場で眠るキャリバーをよみがえらせる秘訣
- 古典と発明の交差点で見る現代ウォッチメイキング
- 心預けるカバンとコートがあれば、冬空の下をどこまでもゆける
- 1枚のカーペットがその後の運命を変えた“欲張りなクルマ”、初代レンジローバーの誕生
- 250年の時をつなぐ、ブレゲ パーペチュアルカレンダーの系譜
- グランドセイコー ファーストにみる日進月歩の進化
- ヴィンテージ パテックの名品から知る、時代を陰で支えたケースメーカーたち
- シャネル、スタイルと技術を重ねて
- 一瞬を追いながら、繰り返し訪れる — 風景の中にある時間を見つめて
- 直径19mmのコンパクトキャリバーが描く次のセルペンティ
また、HODINKEE Japanの由来と歩みについても誌面で触れられています。HODINKEE Japanは米国NYに拠点を持つ時計メディア「HODINKEE」の世界展開第1号として2019年にハースト婦人画報社がローンチし、2020年に雑誌版『HODINKEE Magazine Japan Edition』を創刊しました。腕時計に関する深い洞察とビジュアル、インタラクティブな読者交流を特徴としています。
発行元の株式会社ハースト婦人画報社は、世界40か国で事業を展開するグローバル企業ハーストの一員です。2016年に設立された100%子会社の株式会社ハースト・デジタル・ジャパンを通じてデジタルビジネスを拡大しており、紙媒体のみならずEコマース(ELLE SHOP)やマーケティング支援(HEARST made、HEARST Data Solutions)を含む事業を展開しています。ISO14001を取得しサステナビリティに配慮した経営を行っている点も誌面で触れられます。
記事の要点まとめ
以下の表は本記事(およびプレスリリース)で伝えた主要情報を整理したものです。発行情報、特集の核、特装版の内容、出版社の概要を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 雑誌名 | HODINKEE Magazine Japan Edition vol.11 |
| 発売日 | 2025年12月3日(水) |
| 価格 | 3,300円(本体価格:3,000円) |
| 販売チャネル | 全国の書店、ネット書店、ELLE SHOP、Amazonストア |
| カバーモデル | 通常版:ブレゲ クラシック 7235 / 特装版:神宮寺勇太<Number_i> |
| 主要特集 | ジャンピングアワー(ギシェウォッチ)の再評価、ブレゲ250周年記念モデルの紹介 |
| 神宮寺勇太特集 | 『WHY I COLLECT』全12ページ、ヴィンテージロレックス等の私物初公開 |
| その他の主な記事 | ZENITH CALIBRE 135、現代ウォッチメイキング、初代レンジローバー誕生、グランドセイコー、ヴィンテージパテック、シャネルほか全10項目 |
| 発行元 | 株式会社ハースト婦人画報社(代表取締役社長:二コラ・フロケ) |
| 公式ウェブ | https://www.hodinkee.jp/ |
以上が、本号の主要な情報と誌面の構成に関する整理です。雑誌は時計を軸にしながら、製造技術や歴史、コレクターの視座、ライフスタイル的な読み物までを含む構成となっており、特装版では神宮寺勇太さんによる個人のつながりを軸にしたコレクション論が深掘りされます。詳細は書店や公式ストアでの誌面をご確認ください。
参考リンク: