11月26日開幕｜レンタルのニッケンが鉄道技術展で省エネ製品を展示

幕張メッセ出展の全体像：第9回鉄道技術展2025への参加

株式会社レンタルのニッケン（本社：東京都港区、社長：齊藤良幸）は、2025年11月26日（水）から29日（土）まで開催される「第9回鉄道技術展2025　Mass-Trans Innovation Japan2025」に出展します。プレスリリースは2025年11月13日13時00分に公表されており、出展は4日間にわたって行われます。

会場は千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで、使用ホールは4・5・6・7・8ホールにわたります。当社ブースは8ホールの「O-71」と指定されており、主催は産経新聞社です。展示会の公式情報は主催者のウェブサイト（https://www.mtij.jp/）で確認できます。

名　称

第9回鉄道技術展2025　Mass-Trans Innovation Japan2025

会　期

2025年11月26日(水)～29日(土) 10:00 ～ 17:00（最終日は16:00まで）

会　場

幕張メッセ（4・5・6・7・8ホール）

ブース

8ホール「O-71」

主　催

産経新聞社

出展社

株式会社レンタルのニッケン（本社：東京都港区、社長：齊藤良幸）

関連情報

当社ニュースページ: https://www.rental.co.jp/news/

出展の狙いと会期中の構成：ビジネスと人材交流の二本立て

今回の出展テーマは「環境・省エネ・効率化」であり、鉄道インフラ現場の課題解決に貢献する製品・サービスを紹介することを主たる狙いとしています。展示会の性格に合わせて、来場者に技術やサービスの実装面での有用性を伝えるとともに、現場運用に即した提案を行う計画です。

会期構成は26日から28日までをビジネスDAYとし、鉄道関連事業者との商談や情報交換を中心とした運営となります。29日土曜は、平日は来場しづらい関係者のための商談機会を維持しつつ、若手人材との交流を目的とした鉄道業界探求フェアを同時開催しており、業界関係者と次世代人材双方にアプローチする二本立てとなっています。

• 11月26日(水)～11月28日(金)：ビジネスDAY（商談・情報交換）
• 11月29日(土)：商談機会＋鉄道業界探求フェア（若手人材との交流）

この構成により、製品提案だけでなく将来の人材層との接点づくりや、採用・育成に関する情報交換の場としても出展を位置付けています。

出展製品・サービスの詳細：技術と運用改善を示すラインナップ

株式会社レンタルのニッケンは、今回の出展で複数の製品・サービスを紹介します。展示品は自社開発車両、電動化対応の点検機器、現場業務効率化を支援するサービス、そして新たにグループに加わった計測系サービスの製品など多岐に渡ります。

以下に出展予定の主な製品・サービスについて、特徴を整理して紹介します。展示は実機や説明パネル、デモンストレーション等を通じて行う予定です。

鉄道用3t平ボディ標準キャブパワーゲートAT車（完全オートマチック車両）

当社が自社開発した軌陸車では初となる完全オートマチック車両です。名称は「鉄道用3t平ボディ標準キャブパワーゲートAT車」で、軌道作業時の操作性向上と安全性確保を両立させる設計がなされています。

主な特徴としては、オートマチック制御による運転操作の簡略化、現場での積み降ろしを支援するパワーゲート、そして3トン積載の平ボディを標準装備している点が挙げられます。メンテナンス性や現場導入時の運用面にも配慮した仕様とされています。

製品名

鉄道用3t平ボディ標準キャブパワーゲートAT車

特徴

完全オートマチック制御、パワーゲート搭載、3t平ボディ

鉄道用トンネル点検Xリフト 交換式バッテリータイプ（電動パワーユニット搭載）

今回出展する「鉄道用トンネル点検Xリフト交換式バッテリータイプ」は、電動パワーユニットを搭載し、従来機からバッテリー交換式へ仕様を一新したモデルです。これにより現場での稼働時間や運用の柔軟性を高め、トンネル内点検作業の環境負荷低減を図ります。

電動化に伴う騒音・排ガスの低減は、トンネル内および周辺環境への影響を抑えつつ点検作業を行ううえでの重要な要素です。バッテリー交換方式により連続稼働の確保や運用の迅速化にも対応します。

製品名

鉄道用トンネル点検Xリフト 交換式バッテリータイプ

特徴

電動パワーユニット搭載、バッテリー交換式、トンネル内作業に配慮した設計

オンラインレンタル（現場の業務効率化を実現）

導入以来、現場での業務効率化に寄与して好評を得ているのが「オンラインレンタル」です。オンライン上での機材手配や管理を可能にすることで、調達から返却までの導線を短縮し、現場作業の無駄を削減します。

このサービスは、現場状況に応じた機材の迅速な手配、在庫管理の効率化、レンタル品の稼働率向上を目的としており、導入企業からの運用上のフィードバックを反映しつつ改善が続けられています。

トラックステーション3（計測ネットサービス）

グループに新たに加わった計測ネットサービスから出展されるのが「トラックステーション3」です。計測・記録・解析といった測定関連の機能を提供する製品で、現場での計測作業を効率化することが想定されています。

トラックステーション3は、計測データの取得・蓄積・可視化を支援し、作業の安全性向上や工程管理の高度化に貢献します。展示では具体的な運用例やデモデータの提示も予定されています。

会場案内と主催情報の整理、および展示内容の総括

当社ブースは8ホール「O-71」に配置されており、商談エリアと製品展示エリアを併設した構成です。展示では自社開発車両の実機展示のほか、バッテリータイプ機器の概要説明、オンラインレンタルのデモ、トラックステーション3の計測デモなどを予定しています。

主催は産経新聞社で、展示会全体の公式案内は https://www.mtij.jp/ にて公開されています。会期中の来場スケジュールは以下の通りです。なお、最終日29日は16:00までの開催となります。

1. 11月26日(水)〜11月28日(金)：10:00〜17:00（ビジネスDAY）
2. 11月29日(土)：10:00〜16:00（商談機会＋鉄道業界探求フェア）

この出展は、環境負荷低減や省エネ・効率化といった現場ニーズに対して具体的なソリューションを提示することを目的としています。商談や技術説明を通じて、導入検討や現場改善の議論を深める場になることが見込まれます。

本稿では、プレスリリースに基づき出展の日時、会場、ブース位置、主催者情報、出展物の詳細、および会期中の構成を整理して伝えた。出展の中心テーマは「環境・省エネ・効率化」であり、自社開発の完全オートマチック軌陸車や電動バッテリー交換式点検機など、現場の運用改善に直結する製品・サービスを揃えている点が特徴である。29日の鉄道業界探求フェアを含む会期構成により、事業者との商談だけでなく次世代人材との接点づくりも図る意図が明示されている。