佐倉市が初ノミネート、2作品同時選出で地域協働を評価

佐倉市2作同時ノミネート

開催日:11月7日

佐倉市2作同時ノミネート
佐倉市って何でノミネートされたの?
佐倉市は地域と制作の協働が評価され、映画『35年目のラブレター』『遠い山なみの光』の撮影協力(市役所窓口、商店街、印旛沼など)が高く評価されノミネートされました。
一般投票にはどうやって参加するの?
主催の投票ページ(ロケーションジャパン公式)から投票でき、対象は該当2作品。締切は2025年12月12日23:59で、複数回答は無効となるので注意してください。

佐倉市、史上初のノミネート地域入りではないが2作品同時ノミネートの注目

2025年11月7日(金)に発表された「ロケーションジャパン大賞」のノミネートで、千葉県佐倉市がノミネート地域として選定されました。発表文の発表日時は2025年11月13日12時00分付で、市内関係者や地域団体の協力が評価された形となっています。

今回のノミネートは、佐倉市が地域としてノミネートされた点に加え、映画『35年目のラブレター』映画『遠い山なみの光』の両作品に関する取り組みが評価されたことが特徴です。特に『遠い山なみの光』については長崎県・長崎市と共同で選定されています。

【千葉県佐倉市】第16回ロケーションジャパン大賞で初めて佐倉市がノミネート地域に選ばれました。 画像 2

選出の背景と注目点

ロケーションジャパン大賞は、作品と地域の協働、地域の盛り上がり、人を動かした度合いなどを総合して評価する賞です。2025年度は過去最多となる全68作品、87地域がノミネートされる中での選定となりました。

佐倉市のノミネートは単にロケ地として提供しただけでなく、撮影協力のための地域の具体的な取り組み、自治体と地域住民・店舗との連携が審査において評価された点が大きいとされます。

【千葉県佐倉市】第16回ロケーションジャパン大賞で初めて佐倉市がノミネート地域に選ばれました。 画像 3

撮影協力の具体例:市役所・商店街・湖畔での支援

佐倉市内で行われた撮影協力の内容は、役所の窓口をはじめ地域商店街や印旛沼湖畔での実作業支援に至るまで幅広く、各撮影現場での具体的な取り組みが明示されています。

以下はプレスリリースで明らかにされた具体事例です。すべての事例はフィルムコミッションを介した調整や地域の協力のもとで実施されました。

  • 『35年目のラブレター』(公開:2025年3月)
    • 佐倉市役所の窓口での撮影が行われ、窓口のカウンター内で接客する職員役のエキストラには佐倉市職員とその家族が参加した。
    • 中志津中央商店街(通称:アイアイモール)も撮影場所となり、2月の撮影にもかかわらず参加店舗がサンタクロースやベルのイラストなどのクリスマス仕様の飾り付けを行い、撮影協力をした。
    • 商店街での装飾については、撮影協力の案内として店舗にメッセージボードが掲示された(「よもき薬局」メッセージボードの例が示されている)。
  • 『遠い山なみの光』(公開:2025年9月)
    • 印旛沼畔サイクリングロード周辺での撮影に際し、臨時の家屋設営など現地での支援を行った。
    • 撮影の雰囲気を再現するために、橋に砂を撒くなどの現場整備も実施した。
    • 本作については長崎県・長崎市と共同でノミネートされている。

これらの取り組みは、撮影クルーの要求に対応するだけでなく、地域住民や店舗が主体的に参加する形で行われ、地域コミュニティと撮影現場の協働関係が生まれています。

【千葉県佐倉市】第16回ロケーションジャパン大賞で初めて佐倉市がノミネート地域に選ばれました。 画像 4

フィルムコミッションの役割

プレスリリースでは佐倉フィルムコミッションを通じて市と地域の協働が芽生えた点が強調されています。フィルムコミッションは撮影調整、地域と制作側の窓口、撮影時の支援調整などを担う役割として機能しています。

具体的には、自治体窓口の利用調整、商店街や地元住民との事前協議、ロケ現場の整備や安全対策等がフィルムコミッションの支援範囲として挙げられています。佐倉市ホームページやフィルムコミッションの案内ページが参照先として示されています。

【千葉県佐倉市】第16回ロケーションジャパン大賞で初めて佐倉市がノミネート地域に選ばれました。 画像 5

ロケーションジャパン大賞の概要と審査プロセス

ロケーションジャパン大賞は、その年に放送・公開された映画・ドラマ作品の「作品×地域」の取り組みを評価する賞です。地域の盛り上がりをもたらした事例を広く評価するため、複数の指針で選考が行われます。

今回の選考に用いられる主な指針は以下の4点です。これらの指針に基づいて審査が行われ、授賞式で最終結果が発表されます。

  1. 一般投票(支持率)
  2. 撮影サポート度
  3. 行楽度
  4. 地域の変化

2026年2月19日(木曜日)に授賞式が予定されており、そこで最終結果が発表されます。2025年は過去最多のノミネート規模であり、全68作品・87地域がノミネートされています。

ロケーションジャパンの公式サイト(LocationJapan.net)ではノミネート一覧などの情報が公表されています。プレスリリースにはノミネート一覧やロケーションジャパンの解説ページへの参照が示されています。

【千葉県佐倉市】第16回ロケーションジャパン大賞で初めて佐倉市がノミネート地域に選ばれました。 画像 6

一般投票の手続きと注意事項

選考基準の一つである一般投票(支持率)は、審査に直接影響を与える要素として位置づけられています。プレスリリースでは投票期間や方法、注意点が明確に示されています。

投票に関する主な情報は次のとおりです。投票方法に関してはプレスリリース中に「こちらから」との案内があり、主催側の投票ページへのリンクが用意されている旨が記載されています。

投票期間
2025年12月12日(金)23:59まで
対象作品
映画『35年目のラブレター』(千葉県佐倉市)、映画『遠い山なみの光』(千葉県佐倉市・長崎県・長崎市)
投票方法
プレスリリース掲載の案内に従い「こちらから」(主催の投票ページ)
結果発表
2026年2月19日(木)授賞式で発表
注意事項
一人で複数回回答があると無効になる旨の規定がある

プレスリリース内では、佐倉市への投票呼びかけの表現も見られますが、ここでは投票に関する事実情報として、投票期間・方法・注意点を整理して伝えます。

関連情報の案内

プレスリリースでは、該当作品や団体への参照先として以下の資料が挙げられています。

  • 映画『35年目のラブレター』公式サイト(プレスリリースにリンク案内あり)
  • 映画『遠い山なみの光』公式サイト(プレスリリースにリンク案内あり)
  • 佐倉フィルムコミッションに関する案内(佐倉市ホームページ)
  • ロケーションジャパンの公式サイト(LocationJapan.net)

これらの参照先は、撮影協力の詳細やノミネート一覧、投票ページへのアクセスに利用できると案内されています。

要点の整理

ここまでに示した情報を表形式で整理します。プレスリリースの主要事項を一覧化することで、ノミネートの対象、撮影協力の内容、投票に関する情報、授賞式の日程などを確認できます。

項目 内容
発表日(プレスリリース) 2025年11月13日 12:00(発表文の日時)
ロケーションジャパン大賞 ノミネート発表日 2025年11月7日(金)
ノミネート対象(佐倉市) 映画『35年目のラブレター』(千葉県佐倉市)、映画『遠い山なみの光』(千葉県佐倉市・長崎県・長崎市)
『35年目のラブレター』の撮影協力 佐倉市役所窓口での撮影、佐倉市職員とその家族がエキストラ参加、中志津中央商店街(アイアイモール)での撮影協力(2月の撮影でクリスマス装飾を実施)
『遠い山なみの光』の撮影協力 印旛沼畔サイクリングロード周辺での臨時家屋設営や撮影支援、橋に砂を撒く等の現場整備(長崎県・長崎市と共にノミネート)
選考基準の主な指針 一般投票(支持率)、撮影サポート度、行楽度、地域の変化
一般投票期間 〜2025年12月12日(金)23:59まで
投票方法 プレスリリース内の案内に従って主催サイトの投票ページへ(「こちらから」との表記)
結果発表(授賞式) 2026年2月19日(木)
ノミネート数 全68作品、87地域(過去最多)
参考資料 映画公式サイト、佐倉フィルムコミッション(佐倉市ホームページ)、ロケーションジャパン(LocationJapan.net)

以上がプレスリリースの主要事項の整理です。発表内容は地域と作品との協働、撮影時の具体的な支援、一般投票の手続きや授賞式の日程まで網羅されています。紹介された各公式ページは、詳細情報の確認や投票ページへのアクセスに利用できる形で案内されています。