すたぽら5年の集大成ベスト盤が発売　30曲収録

5年の歩みを一枚に──『StarLight PolaRis THE BEST 2021 – 2025』本日発売

2.5次元アイドルグループすたぽらのベストアルバム『StarLight PolaRis THE BEST 2021 – 2025』が、2025年11月12日（水）にリリースされました。発表は株式会社VOISINGによるもので、リリース当日の18時に公式発表が行われています。本作は2021年の始動から2025年までの活動を凝縮した決定版と位置づけられ、活動開始から5年を経た彼らの「成長」と「絆」の記録が収められています。

アルバムにはメンバー自身が厳選した30曲を収録。2枚組CDという構成に加え、収録曲のうち23曲は新たにボーカルを録り直し、ミックスも一新されています。初期に発表された楽曲を「今のすたぽら」の歌唱で改めて提示することで、既存のリスナーはもちろん、新たに関心を持つリスナーにもグループの歴史や多彩な表情を伝える内容となっています。作品紹介の公式ページは次のリンクから確認できます：
https://starlight-polaris-the-best.starpola.com/

発売形態と仕様の詳細

本作は豪華3形態でのリリースです。初回生産限定盤、通常盤、スターライトプライス盤の3種類が用意され、それぞれ仕様と価格が異なります。価格帯を抑えた形、コレクション性の高い形など、ファンや新規リスナーのニーズに応じたラインナップです。

以下の表は各形態の仕様を整理したものです。収録数や付属品の違いを含めて確認してください。

メンバーが語る5年間と楽曲への想い

本リリースに合わせて音楽ライター・杉江優花氏によるオフィシャルインタビューが実施され、5人のメンバーが結成からの歩み、楽曲に込めた想い、今作に対するこだわりを語りました。メンバーはそれぞれ楽曲制作にも深く関わっており、多くの楽曲で自ら作詞・作曲を手掛ける姿勢がこれまでの活動を支えています。

以下にインタビューでの主な発言内容と各メンバーが特に思い入れのある楽曲を整理します。発言は要旨を抜粋して伝えますが、発言者の名前と歌へのこだわり、制作背景などを網羅しています。

くに

活動5年間を振り返り、「嬉しいことも苦しいこともあったが、常にリスナーと一緒に成長してきた」と述べています。過密なスケジュールやネット投稿と並行した活動のなかで、支えてくれるリスナーの存在が大きかったと語りました。

思い入れのある曲は「Ray」。Zeppツアーのファイナルや当時の情景が蘇る楽曲で、歌詞のメッセージ性を重視している点を挙げています。

如月ゆう（きさらぎゆう）

個人活動からの集結、VOISING設立以降の成長を実感しており、「完璧ではないからこそ成長が似合う」と表現。メンバー間で互いに挑戦を促し合う関係性を強調しました。

思い入れのある曲は「StarLight」。1周年時に投稿した曲で、「全て無駄じゃなかったんだ　今に繋がってたんだ」という歌詞に強く共感していると述べています。

こったろ

無名の状態からグループとしての化学反応や相互補完の重要性を語り、5年目を新たなスタートと捉える期待感を示しました。自分たちで作ってきた経験が人を引き寄せたという視点も示しています。

思い入れのある曲は「Lovelight」。MVや歌詞におけるダークな表現、今回のリレコーディングでラップや声の重ねを加えた意図など制作面での工夫を説明しました。

Coe.

やりたいことが制約される悔しさを正直に語りつつ、仲の良さや率直に言い合える関係が成長を支えたと述べています。今回のベスト盤は集大成であり、最近知った人にも過去曲の魅力を伝えたいという意図を明確にしています。

思い入れのある曲は「Star Ride Monster」。全国ツアーのリード曲で、聴く人の背中を押すようなポジティブな力を持つと表現しました。

Relu（れる）

悔しい経験も多かったが、笑いが多い思い出やメンバーの信頼関係を重視する姿勢を示しました。歌い直しについてはメンバー全員が「今ならもっと良く歌える」という意欲に満ちていたことを強調しています。

思い入れのある曲は「SOAR」。歌詞の〈後悔は数えられないくらいあるけれど　思い出してあの時だって　真剣だっただろう？〉という一節に、自分たちの真摯さを込めたと述べています。

選曲とリレコーディングの背景

選曲は100曲以上ある過去楽曲の中からメンバー全員で議論を重ねて決定され、当初は1枚の構想だったところを2枚組に拡張して30曲収録に至った経緯があります。選曲基準にはライブでの反応やリスナーの支持、メンバーそれぞれの想いが反映されました。

また、23曲のボーカル再録とミックス刷新は短期間（1か月半から2か月）というハードスケジュールで進められ、妥協せずに現状の歌唱力や表現力を反映させることを重視した制作でした。

ホールライブの構想と今後の目標

すたぽらは将来的に全国のドームでライブを行うことを目標に掲げており、そのステップとして2026年1月31日（土）に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで昼夜2部公演のワンマンライブ『パシフィコ横浜 -Sirius- / -Orion-』を予定しています。公演は1部が“Sirius”、2部が“Orion”というタイトルで、演出やセットリストの趣向を大きく変える計画です。

メンバーは初のホール規模のライブに向けて新たな演出やパフォーマンスに挑む意欲を示しており、ホールライブを節目にさらに大きなステージへと歩みを進めたいと述べています。目的は単なる規模拡大だけではなく、リスナーとともに一歩ずつ成長することにあります。

• 公演日：2026年1月31日
• 会場：パシフィコ横浜 国立大ホール
• 公演構成：昼夜2部（1部「Sirius」、2部「Orion」）
• 狙い：ホールソールドアウトを目標に次の大きなステージへつなげること

関連情報と会社概要、主要リンク

すたぽらは「君を導くいちばん星に」をキャッチコピーに、カバーやオリジナルの投稿、配信、リアルライブを中心に活動し、YouTubeチャンネル登録者数は約60.5万人に達しています。グループは多彩な個性を持つ5名で構成されています。

所属は株式会社VOISING（本社：東京都港区、代表者：ないこ）。同社は2022年10月に設立され、アイドルサポート事業、ライブ制作事業、グッズ製作、音楽・映像制作などを手掛けています。所属グループにはすたぽら以外にも「いれいす」「クロノヴァ」などがあります。

メンバー（表記：左から / 読み）

前列：Relu（れる）、Coe.（こえ）、如月ゆう（きさらぎゆう）

後列：くに、こったろ

主要リンク

公式アルバム情報：https://starlight-polaris-the-best.starpola.com/

YouTube：https://www.youtube.com/@starpola

Twitter：https://twitter.com/StarPola_info

株式会社VOISING（会社概要）

所在地：東京都港区浜松町2丁目2番地15号 浜松町ダイヤビル2F

代表者：ないこ

設立：2022年10月

事業内容：アイドルサポート事業、ライブ制作事業、グッズ製作事業、音楽制作事業、映像制作事業

作品と関連イベントの要点まとめ

以下の表は、本記事で触れた主要情報を整理したものです。発売形態や収録曲数、リレコーディングの有無、今後の主なスケジュールと会社情報を一覧化しています。

本稿は、株式会社VOISINGの発表資料とオフィシャルインタビューの内容をもとに、すたぽらのベストアルバム発売の背景、メンバーの言葉、今後の公演予定、会社情報までを整理してお伝えしました。