1/23開業 名古屋・栄に東海初のXR施設誕生

名古屋でXR施設開業

開催日:1月23日

名古屋でXR施設開業
名古屋館って何が体験できるの?
2026年1月23日に名古屋・栄で開業する常設の大型XR施設で、ヘッドマウントディスプレイを装着して自分の足で歩き回りながら没入型コンテンツを体験できる。オープニングはExcurio制作の古代エジプト『Horizon of Khufu』で、最大4名まで同時に楽しめる。
チケットや予約はどうすればいいの?
基本は公式サイトでの事前予約になる見込み。開業日以降に日時指定チケットや枠が公開されるはずなので、利用人数(最大4名)、開始時間、注意事項(年齢制限や持ち物)を公式ページで確認して予約するとよい。

名古屋・栄に誕生する東海エリア初の常設型大型XRエンタテインメント

株式会社CinemaLeapは、株式会社名鉄インプレスと連携して、愛知県名古屋市・栄地区に大型XRエンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY 名古屋」を2026年1月23日(金)に開業すると発表しました。発表日時は2025年11月12日14時30分で、同発表は横浜での第1号館に続く国内2拠点目の展開となります。

本施設は、いわゆるXR(VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)の総称)を用いた大型の常設体験施設で、広い空間を来場者が自ら歩き回りながら没入体験を行う形式を採用します。東海エリアでは初めての常設型大型XR施設として、商業・観光の拠点である栄に位置する点も大きな特徴です。

  • 開業日:2026年1月23日(金)
  • 所在地:愛知県名古屋市中区栄3丁目4-5 スカイル10階
  • 共同事業者:株式会社CinemaLeap、株式会社名鉄インプレス
  • 公式サイト:https://immersivejourney.jp/
名古屋・栄に東海エリア初の大型XRエンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY 名古屋」が2026年1月23日(金)に開業! 画像 2

体験の特徴と横浜第1号館での評価

IMMERSIVE JOURNEYの体験は、ヘッドマウントディスプレイを装着して、来場者自身が足で歩き回りながら空間を探索する自由度の高い没入型コンテンツが中心です。最大4名までのグループで同時に体験することができ、友人や家族と共有する体験設計がなされています。

横浜で2024年12月に開館した第1号館では、来場者から「まるで本当にその場所に行って旅をしているよう」「これまでのVRとは違う没入体験」といった評価を得ており、国内大型常設施設として高い注目を集めています。名古屋館は同施設の第2弾であり、東海エリア初導入という位置づけで、新たな観光資源・文化体験の拠点を目指します。

オープニングコンテンツ『Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)』の体験詳細

IMMERSIVE JOURNEY 名古屋のオープニングコンテンツは、フランスのExcurio(エクスキュリオ)が制作したVR体験『Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)』です。これは「没入型探検」として設計されたコンテンツで、これまで世界18都市で200万人以上が体験しています。

作品は約4,500年前の古代エジプトを舞台にしており、ギザ台地の上空を飛行するシーン、クフ王のピラミッド頂上への登頂と360度パノラマ表示、大ピラミッド内部の通路や埋葬室、王妃の間の発見、ナイル川での葬儀参列といった構成で、時間と場所を超えた旅を演出します。物語性と考証を組み合わせた演出により、高い没入感で歴史の現場を疑似体験できます。

体験の主な見どころ

『Horizon of Khufu』には観察ポイントや体験設計が多数含まれており、来場者は歩行しながら自由に探索できます。下記のような主要シーンが用意されています。

  • ギザ台地の上空飛行による広域の景観把握
  • クフ王のピラミッド頂上への登頂と360度パノラマ
  • 大ピラミッド内部の通路と埋葬室の再現
  • 王妃の間の発見シーン
  • ナイル川でのクフ王葬儀への参列体験

これらのシーンは、教育的価値とエンタテインメント性を両立させる設計で構成されており、歴史・考古学的知見を反映したビジュアルとナラティブで来場者に提示されます。作品詳細は公式ページ(https://immersivejourney.jp/khufu.html)でも案内されています。

運営体制、関係各社と技術的背景

IMMERSIVE JOURNEY 名古屋は、XRを軸にしたクリエイティブカンパニーである株式会社CinemaLeapと、名鉄グループの文化レジャー事業を担う株式会社名鉄インプレスが共同で運営します。CinemaLeapは2019年設立で、ストーリーを軸にしたXR作品の制作実績を持ち、国際映画祭にノミネートされた作品のプロデュース経験があります。

名鉄インプレスは「日本モンキーパーク」「南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国」「野外民族博物館リトルワールド」などを運営する事業者で、地域に根差した文化・レジャーの提供実績があります。両社の連携により、技術・コンテンツ制作力と地域密着の運営ノウハウを掛け合わせた運営体制が構築されています。

Excurioについての説明

Excurioは芸術・歴史・科学を融合した大規模VR体験の制作を行うプロダクションで、これまでに『Horizon of Khufu』『Eternal Notre-Dame』『Life Chronicles』『Tonight with the Impressionists』などを制作しており、世界の複数都市で延べ300万人以上の来場者を集めてきました。

同社は2005年にエマニュエル・ゲリエロとファビアン・バラティがEmissiveとして設立し、2024年に国際展開を反映してExcurioへとリブランドしています。著名な科学者や歴史家と共同で独自の技術プラットフォームを構築し、ストーリーテリングと教育性を統合した作品開発を行っています。

施設利用のポイントとまとめ

IMMERSIVE JOURNEY 名古屋は、広い室内空間を活用した歩行型のXR体験を提供する常設施設です。最大4名のグループでの同時体験が可能であり、友人や家族との共同体験を意図した運営設計がなされています。横浜の第1号館での評価や、Excurio制作の『Horizon of Khufu』の世界的な実績を踏まえ、名古屋でも同様の没入型体験が展開されます。

以下に、本記事で触れた主要事項を表で整理して示します。施設の所在地や開業日、運営事業者、オープニングコンテンツの概要などを一目で確認できます。

項目 内容
施設名 IMMERSIVE JOURNEY 名古屋
開業日 2026年1月23日(金)
所在地 愛知県名古屋市中区栄3丁目4-5 スカイル10階
共同事業者 株式会社CinemaLeap、株式会社名鉄インプレス
オープニングコンテンツ 『Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)』(Excurio制作)
コンテンツの特徴 4500年前の古代エジプトを舞台に、ギザ台地上空飛行、ピラミッド登頂、埋葬室・王妃の間の探索、ナイル川での葬儀参列などを体験
最大同時体験人数 最大4名
公式サイト https://immersivejourney.jp/(作品詳細: https://immersivejourney.jp/khufu.html
発表日 2025年11月12日 14時30分(株式会社CinemaLeapの発表)
関連企業の概要 CinemaLeap:2019年設立、XR作品の制作・国際映画祭ノミネート実績。名鉄インプレス:名鉄グループの文化レジャー事業を担う運営会社。Excurio:2005年設立(Emissiveとして)、2024年にExcurioへリブランド。世界で多数のVR体験を提供

以上の通り、IMMERSIVE JOURNEY 名古屋は、XR技術と物語を組み合わせた没入型エンタテインメントを地域に根づかせる取り組みとして位置づけられます。名古屋・栄という立地において、国内外で評価の高い作品や運営体制を通じて、新たな文化・観光コンテンツが提供されることになります。